こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回は地磯へヒラマサ狙いのプラッギングへ。
予報では向かい風5m~6m前後と、ちょうど良い感じに海面がザバザバしそうで良い感じ!
マイクロベイトパターンのヒラマサはある程度荒れていないと食わせられないことが多いので、ちょっと期待を込めて行ってきました。
すぐに青物の反応アリ!
今回は気温も低く、比較的険しいポイントへ行っても汗だくになって体力を消耗するリスクがあまりないので、ちょっと険しめの場所をチョイス。
結構急な山や崖を越えてポイントに入りました。
釣り場に到着すると、予報通り風はちょうど良い感じに吹き付けていて、海面が細かく荒れていますね★
ベイトや海鳥の気配は無いですが、ベタ凪よりは確実に良いはず。
まずは無難なラピード190を入れて様子見。
ダメなら大人しいアクションのものに変えたり、サイズダウンしていきます。
潮は若干左から右に流れているようですが、チョロチョロ流れている程度かな。
潮の掴み方は良い感じで、大人しすぎず、暴れすぎずで引きやすいので釣れそうな気分。
手前30m付近にかけあがりがあるポイントなので、扇状にロングキャストし、かけあがりの向こう側からルアーを引きます。
そしてかけあがりの斜面~手前でヒラマサに追い込ませて食わせるイメージ。
釣り開始15分ほど、キャストしたラピードがかけあがり付近に迫った時、「ボシュッ」と前触れなく吸い込まれました★
一瞬ラインが張る感触がありましたが、食い方が悪かったようで弾かれた・・・・。
針に魚体が触れるような感触は無かったので、追い食いも十分あるはず・・・。
バイトが出た周辺を中心に丁寧に探ったものの、その後は反応なし。
とりあえず魚が居ないわけではないので、釣れる可能性はありそうですね。
ウネリ+爆風
その後、しばらく釣りを続けていると予報には無い強風に・・・。
時々12~13mほどの強い風が吹き付ける展開。
変なウネリも入ってきてしまい、大きめのウネリ+細かい風波のミックスでルアーのコントロールがかなり難しくなりました。
少し内湾寄りのポイントなら良い条件ですが、ここは外洋に面していて結構荒れやすいスポット。
ラピードだと水と喧嘩してしまってアクションさせにくいので、ここはルアーローテーション。
DUELのバレットダイブ140にローテーションします。
バレットダイブに変えたことで潮なじみがマイルドになり、少しルアー操作が安定しました。
相変わらずベイトフィッシュ等は全く見えませんが、ヒラマサは突然の1発があるので集中を切らさないように釣っていきます。
セットの波が来たときはルアーをその場でダイブさせるような感じの超ショートジャークでやり過ごしたり、うまくルアーを操作します。
バレットダイブにチェンジしてしばらくすると、水面をただ巻き気味にスイミングさせた時に「モコッ」と変な波紋が・・・。
波のせいでハッキリ見えませんでしたが、明らかに変な感じだったので、ここでショートピッチの誘いを数回。
その後再びスイミングさせると、「バシュッ」とバイト。
今度はしっかりフッキングに成功。
一気にハイテンションで距離を詰めてフックを貫通させますが、水面でモゾモゾするだけで全然引かない感触。
明らかにヒラマサの引きではないので正体はだいたい分かりましたが、どんどん寄せるとやっぱり
釣れたのはワラサでした。
重さは5.1kg、80そこそこの型です。
写真で見るとスリムに見えますが、実際はまずまず肥えていましたね★
本命のヒラマサではありませんが、無事ボウズ逃れができたので一安心。
更に強まる風。諦めずに探ってラストにヒラマサ!
ワラサが釣れたことで精神的に楽になり、その後も丁寧に探り続けました。
1度バレットダイブにバイトが有ったんですが、ルアーが波で少しブレた時に食ってきてしまってミスバイト・・・。
その後は全く反応が無い時間帯が続きました。
おまけに風が更に強くなってきてしまい、海もサラシが濃くなってきて青物よりもヒラスズキが釣れそうな状況。
バレットダイブ140だと軽すぎて釣りにくくなってしまったので、ここでバレットダイブ170にローテーション。
食っているベイトがマイクロベイトの可能性が高いので140の方が食わせやすいと感じますが、ここまで荒れてくれれば170でも問題ない可能性が高いはず・・・。
ルアーサイズを上げたことで風・波への対応力が高まり、釣りの快適性はUP。
それでも少し雑に操作すると潮を弾いてしまうので、1アクションごとに丁寧に探ります。
先ほどのちょっとしたチャンスタイムから反応が無いこと2時間超。
風も強くて寒いし、そろそろ潮どまりだし撤退かな?
何となく頭に撤収がよぎってきましたが、時間はまだ15分くらいある。
特にチェイスも無いまま時間が過ぎましたが、沖に遠投したバレットダイブを丁寧に操作していると、「バコン」と低くて速いバイトが!
ラインが張ったことを確認して合わせを入れると無事ヒット★
一気に距離を詰めますが、重量感はあまりないものの下に突っ込む疾走感。
これはヒラマサの可能性が大なので、斜面にラインが擦れないように注意しつつ、一気に寄せて引きあげます。
無事危険なポイントをクリアし、上がってきたのは平たい魚影。
本命のヒラマサですが、磯際は結構うねっていてランディングが困難。
ズリ上げは難しいと判断し、タイミングを見て抜き上げました。
大きくはないですが、かなり丁寧に探り続けてキャッチしたので嬉しい1本。
ちょうど潮どまりのタイムアップ直前、諦めずに投げ続けていて良かったです。
その後、時間ギリギリまでキャストしましたが反応は続かず、キリが無くなるのでこれにて撤収しました。
やっぱりヒラマサの引きは楽しいですね。
ブリのグネグネした感じの重たい引きとは全く違うので、これを知ってしまうと中毒になります。
バレットダイブの飛距離と水馴染みの良さ・集魚力のバランスにはかなり助けられてますね。
後方重心のラピードや、かなり控えめなアクションのレガートと使い分けることで、様々な状況への対応力が間違いなくUPします。
使用タックル
- ロッド:シマノ 22コルトスナイパーリミテッドS104XH/PS
- リール:ダイワ 22セルテートSW14000-XH
- ライン:よつあみ エックスブレイド フルドラグX8 6号+サンヨーナイロン ソルトマックスショックリーダー タイプN 130LB
- ルアー:マリア ラピードF190、DUEL ハードコアバレットダイブ140・170