こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回は焼津の釣り場解説をやっていきましょう。
今日紹介するのは、焼津の東側を流れる瀬戸川河口周辺ですね。
小規模な河川が多い焼津界隈では、瀬戸川は流量が多くてポイントとしてもメジャーです。
汽水域を好む魚を中心に釣ることができます。
今回の解説を参考に、今後釣行する際の参考にしてもらえたら嬉しく思います。
※釣り場は場合によって立ち入り禁止などになっていることがあります。その際は現地の表示に従って行動してください。
紹介する内容は主に取材当時のものになります。
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瀬戸川河口で釣れる魚・おすすめターゲット
- ハゼ
- キス
- クロダイ
- キビレ
- シーバス
- ウグイ
- ヒラメ
- マゴチ
- ウナギ
- テナガエビ
主にこのような魚種が狙えます。
ハゼ
瀬戸川は秋を中心にハゼ釣りが盛んな釣り場です。
だいたい8月くらいから徐々にシーズンに入り、11月くらいまでがおすすめ。
下流域全体に生息していて、イソメを使ったちょい投げ釣りやウキ釣りなどでお手軽に遊べます。
瀬戸川は大型狙いよりも数釣り向きな印象がありますね。
クロダイ・キビレ
瀬戸川は全体的に水深が浅く、クロダイやキビレの魚影が比較的濃くなっています。
落とし込み釣りやルアーを使ったチニングで狙うのがおすすめです。
落とし込み釣りは夏場を中心に水温が高い時期におすすめで、チニングの場合は一年中釣果が期待できます。
シーバス
瀬戸川は以前からシーバス釣りでも人気があるポイントですね。
近年は徐々に釣れなくなってきている印象ですが、雨が降った後の濁りが入ったときなどがチャンスタイムです。
水深が浅いのでシャロー系のルアーを中心に使います。
クロダイやキビレ・シーバスを狙っていると、状況によってはヒラメやマゴチが外道で釣れることもあります。
禁漁期間
瀬戸川には禁漁期間が設定されているので注意が必要です。
- 魚種:前魚種
- 期間:10月11日~11月15日まで
上記においては、瀬戸川・朝比奈川の合流点~河口までの間で釣りをすることはできません(2021年時点)。
瀬戸川のポイント
- 瀬戸川緑地
- JR橋脚周辺
- 流れ込み
- 河口堤防・テトラ
今回はこちらのポイントを紹介していきます。
瀬戸川緑地
瀬戸川緑地は河原に駐車スペースがあり、釣りや川遊び・散歩を楽しむ方が多いです。
水深は全体的に浅く、主にハゼ釣りやシーバス狙いの方に人気がありますね。
日によってはフグが非常に多いことがあり、仕掛けを取られやすいことがあるので注意した方が良いです。
底質は小さい石がたくさん入っていて、オモリを引くとコツコツとした感触があります。
広範囲をテンポよく釣り歩き、効率よくポイントを探っていくのがおすすめです。
JR橋脚周辺
少し下流側へ進むと、JR・県道の橋脚が架かっています。
橋脚の周辺は捨て石やコンクリートブロックが入っていて、かなり根掛かりしやすくなっているので注意した方が良いです。
橋脚の上流側の眺めです。
小さな水路の流れ込みがあります。
この日はかなり潮位が高い時間なので見えませんが、潮が引くと上流側の岸沿いには岩が入っているのが目視できるようになります。
瀬戸川河口周辺はこのような斜面になっている場所が多く、潮位が高い時間は岸壁が水中に沈みます。
釣行するタイミングによってはウェーダーを履いた方が良いですね。
また、斜面は苔が生えていて非常に滑りやすくなっているので、フェルトスパイクソールなどの滑りにくいものがおすすめです。
JR橋脚の下流側からの眺めです。
向こうに見えるのが県道の橋脚ですね。
釣り場としてはやや単調で、水中のちょっとした変化などを探しながらランガンすると良いでしょう。
県道の橋脚から河口側の眺めです。
瀬戸川河口には頭上に電線が通っている場所が何か所かあるので、仕掛けを引っ掛けないように注意した方が良いです。
ルアーやテンビンがたくさん引っ掛かっています。
なお、対岸側にも降りて釣りをすることが可能です。
水深・地形
まずはJR橋脚の上流側の水路合流点から魚探掛けを行いました。
かなり複雑な地形をしていて、オモリを引くとゴツゴツしていてかなり根掛かりやすくなっています。
深く掘れた場所で水深は3m前後になっていますが、浅い場所は1.5mほどと変化しています。
ちょい投げ釣りなど、底を探る釣りには向いていないので注意しましょう
次はJRの橋脚の30mほど下流の地点から魚探掛けを行いました。
流心付近は水深が少し浅く、2m弱ほどになっています。
岸近くに寄ると徐々に深く落ちていき、深い場所で3mほど。
潮位がかなり高い時間帯に測定したので、干潮時には1m~2m前後の場所が多くなります。
底質は石混じりの砂泥底の場所が多いですが、所々で軽く根掛かることがあります。
最後は県道の橋脚より50mほど下流へ向かった場所から魚探掛けを行いました。
この付近も沖合の方が水深が若干浅くなっていて、岸から30mほどの地点で水深は2m前後。
少し岸際によるとなだらかな落ち込みがあり、深い場所で2.7m~2.9mほどになっています。
コツコツした石混じりの砂泥底の場所がメインで、若干ベイトフィッシュの反応が出ていました。
流れ込み
県道の橋脚から下流側へ進んでいくと、小さな水路の流れ込みがあります。
水路の水量はそれほどありません。
この日はボラが集まっていました。
水深・地形
水路合流点の下流側から沖に向かって魚探掛けを行いました。
岸から35mほどの地点で水深は約2.7m~2.8mほどになっています。
底質は砂泥底+石混じりの場所が多く、所々に細かい起伏があります。
足元付近まで水深はあまり変わらず、岸壁沿いで浅くなっています。
底付近にボラの幼魚と思われる反応が若干出ていました。
河口堤防・テトラ帯
瀬戸川河口の際下流部は堤防+テトラ帯になっています。
テトラは丸形で、それほど険しくはありません。
装備をしっかりすれば釣りは可能です。
テトラによっては苔が生えていたりするので、安全確認には細心の注意を払うこと。
北東側は浜当目海岸に続いています。
対岸側にもテトラ帯が広がっていますが、向こうは立ち入り禁止なので釣りはできません。
この辺りはフカセ釣りや投げ釣り、ルアー釣りの方をよく見かけますね。
この日はメジナかクロダイ狙いらしきフカセ釣りの方が居ました。
水深・地形
河口の堤防の先端から魚探掛けを行いました。
沖合は3.5mほどの深さになっていて、フラットな地形です。
この日は風で波が立っていたので海底がギザギザになっていますが、砂泥底のになっています。
岸沿いには沈みテトラが入っているので、水深が浅くなっています。
この辺りまで下ってくると、ちょい投げ釣りでハゼ以外にキスも狙えます。
駐車場
瀬戸川河口周辺で利用できる整備された駐車場としては、瀬戸川緑地と浜当目海岸の2か所になります。
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