DUEL H.D.カーボンEXを酷使徹底インプレ

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HDカーボンEX インプレ

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回はDUELから発売されているフロロカーボンライン、HDカーボンEXの使用感・特徴を詳しくインプレしていきます。

DUELのフロロカーボンラインといえばピンクフロロがかなり人気ですが、そこに新しく追加されたHDカーボンEXシリーズ。

実際に使い比べてみると使用感には違いがあり、素材はどちらもフロロカーボンですが、コンセプトが違うことが分かります。

これまで私が使ってきたのは0.6号・3号・8号・10号ですね。

0.6号はアジング、3号は堤防周りのミドルゲーム五目、8号&10号は磯からのヒラスズキや大型ロックフィッシュ狙いなどに使用。

HDカーボンEX アジング 釣果

2026年3月はアジングチャレンジということで、月間1330匹のアジをキャッチしました。

その中でHDカーボンEXはエステルラインに合わせるリーダーとして、非常に活躍してくれたラインです。

忖度なしにインプレしていくので、ライン選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。

管理人の経験・実績

私の経験・実績としては

  • 釣りのために仕事を辞め、現在は魚釣りで生計を立てています
  • 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
  • 渓流釣りやタナゴ釣り~ヒラマサ釣りまで、ジャンル問わず様々な釣りができます
  • メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
  • メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用

こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。

※現在の主な活動はYoutubeになっているので、普段の釣行や道具の紹介・釣り方の解説などはYoutubeチャンネルをご覧ください。

H.DカーボンEXを「サクッと」インプレ!

HDカーボンEX

まずはHDカーボンEXの使用感について、簡単にまとめておきます。

  • コスパ:安くはないがそこまで高級でもない
  • 色:クリア
  • しなやかさ:少し硬めだが、嫌な感じがないので使いにくさは気にならない
  • 強度:比較的優秀
  • 結束性:張りはあるが、しっかりと締め込むことができてかなり強い
  • 耐摩耗性・耐久性:優秀
  • 伸び:比較的伸びにくい

ざっくりインプレするとこんな感じですね。

扱いやすさ重視のしなやか系フロロカーボンラインとは違い、少し硬めなラインです。

しかし、これまでのDUELのフロロカーボンラインに見られた微妙な粗さ・安っぽさが全く目立たなくなっていて、非常にキメが細かくなっています。

HDカーボンEX キジハタ アコウ

高負荷のやり取りでランカーサイズの魚も何匹も釣り上げていますが、かなり信頼して使うことができていますね!

コスパ

私の場合はソルト用のリーダーとして使っているんですが、コスパを考慮して餌釣り用のハリスを使っています。

号数にもよりますが、ネットで購入すると50m巻きでだいたい1000円台中盤2000円前後といったところ。

価格帯としては、これまでのDUELのフロロカーボンラインよりは少し高めですが、サンラインなどのハイエンドなフロロカーボンハリスと比べればやや安め、全体としてみれば中級~やや高級なグレードといったところでしょうか。

ちなみに、他のラインにも当てはまりますが、リーダー用のものを買うと30m巻きなどで容量が少なくて割高になるので要注意。

買うなら餌釣り用のハリスモデル。
もしくはバス釣りなどの道糸用のものがおすすめですね。

カラー

HDカーボンEX カラー

カラーについては一般的なクリアですが、フロロカーボンラインなので微妙に白っぽくなっています。

それでもフロロカーボンラインとしては比較的透明感は高く、ラインの微妙な色を気にする方にも比較的使いやすいと思います。

私の場合はラインの色・透明感については特に重要視していないので、どうでも良いといえばどうでも良いですが、特に餌釣りなど、食わせ重視の釣り物には透明感が高いラインの方が信じて使いやすいという方も多いでしょう。

ラインの硬さ

HDカーボンEXですが、最近のフロロカーボンラインの中ではやや硬めでしっかりとしたフロロカーボン感があります。

扱いやすさを重視したフロロカーボンラインと比べると、少しパリッ・シャキッとした仕上がりです。

こうやって聞くと硬くて扱いにくいラインに思えるかもしれないんですが、実際に使ってみるとまた少し違った特徴があるんですね。

確かにライン自体はそこそこ硬めなんですが、特に安いフロロカーボンラインに見られがちな、ラインがギシギシするような感触や表面の粗さが気にならず、ライン自体がツルっとしていてかなり高級感がありますね。

これは今までのDUEL製のフロロカーボンラインとは少し違ったところで、こういうキメ細かい質感は他社の高級フロロに見られたもの。

硬さ自体はあるのでメインラインとして使うには少し注意が必要ですが、ハリス・リーダーとして使うのであれば、特に硬くて使いにくいということは無く、非常に気に入って使っています。

DUELのラインとしては高級なアイテムですが、質感自体は間違いなく進化していますよ!

強度

ライン自体の強度ですが、これに関してはやはりシーガーのグランドマックスシリーズには少し及ばない印象があります。

グランドマックス以外のフロロカーボンラインと比べると、実釣時における弱さなどは全く感じませんし、単にグランドマックスシリーズが強すぎるだけです。

HDカーボンEX

これは3.15kg・60cmクラスの巨大な乗っ込みチヌですが、エステルライン0.25号+HDカーボンEX0.6号でキャッチしています。

アジ狙いだったので小さなジグヘッドは少し飲まれていましたが、きっちりとやり取りをしてキャッチできるくらいの強さはあります。

実際に負荷を掛けてわざとラインが切れるまで引っ張ったりして粘り強さなどもチェックしてみましたが、HDカーボンEXシリーズは負荷に応じてジワジワっと伸びていくような感触。

パツンと簡単に切れてしまうのではなく、切れる直前まで絶妙な伸縮性があり、衝撃をうまく吸収しながら耐えてくれるイメージです。

中々文字や言葉で表現するのが難しいんですが、一般的な中級グレードまでのフロロカーボンラインと比較すると、ワンランク上の強さがあると思います。

結束性・結びやすさ

HDカーボンEX 結束 結びやすさ

HDカーボンEXは少し硬めのフロロカーボンラインなので、結束性・結びにくさが目立つように思えるかもしれません。

ところが、表面自体はキメが細かくてギシギシする感触が目立たないので、実際にノットを組んでみると思った以上に結びが決まりやすいですね。

PEラインと摩擦系のノットを組む時は少し注意が必要ですが、針やルアーとの結束はスムーズで、締め込んだ後に糸がつぶれたりしにくい印象。

また、先ほど紹介したように、負荷を掛け込んでいった時の粘り強さにも優れていて、結び目も負荷に応じてジワジワーっと締め込みが効くような感触、結束強度も安定しています。

私の場合は8号や10号といった少し太めの号数もよく使いますが、ハーフヒッチによる編み込みは使わず、シンプルなダブルクリンチノットでしっかり強度は出せています。

HDカーボンEX ヒラスズキ 釣果

ランカーサイズを筆頭に、大型のヒラスズキも沢山キャッチしていますが、ズリ上げ・抜き上げをしてもラインブレイクはありません。

唯一ブレイクされたのは、ハタ系ロックフィッシュを狙っていた時におそらくクエと思われる巨大魚がヒット。
完全に太刀打ちできない大きさの魚にやられたのみ。

HDカーボンEX ロックフィッシュ 釣果

ランカーサイズのロックフィッシュも余裕を持ってやり取りできますね。

耐摩耗性

HDカーボンEXは少し硬め、ハードタイプのフロロカーボンラインで表面硬度が高く、更にきめが細かくてツルツルっとした質感によって根ズレに対する強さも結構安定していると感じます。

ザラザラしているものに擦れた場合はサンヨーナイロンをはじめとした耐摩耗系のナイロンラインの方が傷をかわしやすい印象がありますが、カキガラやフジツボなど、鋭利でラインがスパッと切れてしまう・食い込みやすいものに対しては特に強いですね。

HDカーボンEX アカハタ 釣果

PE2.5号+HDカーボンEX8号で楽々2kg・50cmオーバーの巨大なアカハタをキャッチ。

険しい磯で50cmオーバーの大型根魚を狙う時にも使っていますが、ラインに傷が入っても深いダメージになることが少なく、表面的な傷に収まってくれることが多いと感じます。

シンプルな直線強度ではなく、拙速強度や根ズレへの強さを考慮した実釣時における強さは十分なものがあり、しっかりと信頼して負荷を掛けたやり取りができていますね!

伸び・感度

ラインの伸びに関してですが、硬めのフロロカーボンラインということで、しなやか系のフロロよりも伸びにくい印象があります。

特にロックフィッシュ狙いで岩や海藻周りを攻めたり、バス釣りでウィードに絡めた狙い方をする際、この伸びにくさっていうのは実釣時の快適性に大きく影響しやすいと思います。

ルアーが障害物に軽くスタックした時、伸びにくいラインの方が最小限の動作で外しやすかったり、キレのある動きを与えやすいんですね。

一方、伸びにくいラインは瞬間的な衝撃に弱くなるリスクがあるんですが、HDカーボンEXの場合は結束強度や根ズレへの強さが安定していますし、負荷を掛けた時の粘り感もバランスよく備わっているので、瞬間的な脆さのようなものは全く気にせずに使えています。

HDカーボンEX 釣果

日本記録級の巨大なアカハタなど、ランカーサイズのロックフィッシュもHDカーボンEXを使った強引なやり取りでキャッチしています。

また、伸びが少ないことで感度も必要十分。
エステルラインには及びませんが、手元に伝わる情報量もしっかり確保できますね。

競合ラインとの違い

グランドマックスシリーズ

シーガーのグランドマックスシリーズは私自身20年以上使い続けている、非常にお気に入りなフロロカーボンライン。

グランドマックスFXはしなやか系のラインになるのでそもそも使用感が違いますが、赤のグランドマックスとHDカーボンEXはどちらも比較的硬めな特性を持っています。

違いとしては、直線強度の面ではグランドマックスシリーズがやはり有利な印象ですね。

一方、HDカーボンEXの方が表面のツルツルした質感・キメの細かさがあり、傷の入りにくさにおいては若干優れているようにも思えます。

透明感に関してもHDカーボンEXの方がやや優勢かな?

とはいえ、どちらも非常に信頼出来て強いラインであることは間違いないので、最終的には好みにはなってくると思います。

とにかく直線強度を重視したいなら、グランドマックスかなって感じ。

ピンクフロロシリーズ

魚に見えないフロロ インプレ

ピンクフロロシリーズも結構愛用しているラインで、私の場合はピンクの色で魚の食いが良くなることは特に期待していないので、コスパの良さが気に入っています。

特に船ハリスシリーズは大容量で安いので、コスパの面ではピンクフロロが圧倒的に有利です。

あとは若干ライン自体もしなやかに思えますが、表面のギシギシするような質感や傷が入った時の粘りなど、ライン自体の仕上がりはHDカーボンEXの方が上回っているように感じます。

堤防周りなど、お手軽な開けた場所で使うならピンクフロロでも十分ですが、障害物周りで大物を狙ったり、コスパより性能・強さを求めるならHDカーボンEXがおすすめ。

まとめ!

HDカーボンEX ロックフィッシュ 釣果

今回はDUELから発売されたHDカーボンEXのインプレをしました。

ここ最近メインで使っていたフロロカーボンラインの1つで、これまでのDUEL製のフロロラインよりも全体的に性能がアップ!
より信頼して・過酷な状況でも使いやすくなっていますね。

価格としてもそこまで高級ではなく、それでいてコスパ系のラインよりも細かい部分の質感は明らかに優れています。

アジングやトラウトなど、ライトな釣り物から磯での大物狙いまで。
色んな釣りに使える汎用性もあります。

ランカーサイズの魚も多数キャッチしているラインですので、興味がある方はぜひお試しあれ。