さて、先日は河川へシーバスゲームへ。最近は何となくパターンもつかめていて、アブレ無しで釣果は出せている状態。
しかし、チアユの接岸が遅れている為なのかサイズがイマイチ伸びない傾向が今年はかなり強いです・・・・。
例年であれば70~80以上のまずまずなサイズのシーバスも混ざってきてもいいはずなんですが、今年は60クラスまでが多くて苦戦中。
そこで、少し風が強い予報だったのですが強風で外海から避難してくる大型のシーバスがいないかどうかチェックを兼ねて強行しました。
ちょうど満潮から下げのタイミングで釣りに行けそうな感じだったので、条件としては揃っている感じ。まとまった雨が降ったわけではないので、濁りが期待できない部分では少し厳しいかもしれないですが、強風と潮周りに期待して頑張ってきました(*^^*)
そんなちょっと釣りづらい条件下でのシーバスゲームとなったのですが、結果やいかに・・・。
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静岡シーバス釣行 強風と下げ潮狙いで良型の釣果!
予報では10m前後の風が吹きそうな感じだったのですが、家を出た時点ではそれほど風はなくてちょっと予想外。
しかし、ポイント付近にやってくるとかなり強く風が吹いていて天気予報通りな感じ。潮周り的には悪くないので釣り人もそれなりにいてもおかしくはないんですが、風がかなり強い為か誰もいない感じ( ̄ー ̄)
これなら今回も好き放題打てそうなので、テンションは上がりますな!
下げの流れが効くタイミング
結構下げ潮が効き始めていて、川の流れが下げ潮によって増幅している。結構いい感じにヨレもできているように見えますが、風が強すぎて良くわからない(笑)
とりあえずポイントにエントリーして、まずはシンキングペンシルのトライデント90Sをいつものように結んで釣りを開始!
風向きと川の流れが逆方向になっているのですが、風に逆らってルアーが流されて行くのでかなり流れが効いている感じ。
何となく良さそうな印象があり、これなら何匹かこのスポットから抜けるかな??
まずは表層付近から順番にレンジを刻んでいくんですが、キャストする方向がズレてしまうと風にラインを持って行かれすぎてしまって何をやっているのかわからない状態になってしまう(-_-;)
これでもしっかり流せば釣れなくはないと思いますが、ノー感じなシーバス釣りはどうも苦手なのでちょっとづつ立ち位置をズラシながら、しっかりルアーをコントロールできる角度を探しながら釣っていきます。
表層を探ってみても全くアタリが無いので、カウントダウンをほんの少しづつ長くしていってレンジを入れていきます。
風が吹いている状況下であれば、シーバスの警戒心も弱くなるので表層付近を適当に流せばポンポンと反応することもあるんですが、そう簡単ではないらしい。
しっかりルアーを沈めてサーチしていきますが、アタリの無い時間が続きます・・・・。
ワームのボトム転がしが強烈に効く
徐々にレンジを下げながら流れのヨレている周辺を打っていきます。しかしまったくアタらないので、一気にボトム周辺まで沈める作戦。
が、ボトムに何かゴミのようなものが沈んでいる為なのか、まさかの一発で根掛かり・・・・(-_-;)
お気に入りのトライデントを無くすわけにはいかないので、ちょっと丁寧に外そうと試みますが外れない。一か八かグイッと強く引っ張ると、運よくスポッと外れてくれました。
どうやらトリプルフックの付いたルアーではボトムを探れそうもない状態。綺麗とは言い難い河川のシーバスゲームでは、沈んでいるゴミが結構障壁となることが多いのだ。時々原付やら自転車やらも沈んでいるし・・・。
ルアーをロストするのはごめんなので、ササっとワームにチェンジ。今回は結構風が強くてキャストが困難な状態。ですので、いつものダイワミドルアッパーよりもよりコンパクトで空気抵抗の少ないマーズR-32をチョイス。カラーはナチュラルシャッドだったっけかな。
もちろんベイトフィッシュパターンにも使えますし、バチパターンにも使えて強すぎず弱すぎずのカラーなので結構お気に入りのアイテム。ジグヘッドは静ヘッドの5g。
風が結構強い状況でしたので、本当は7g位でも良かったんですが持ってくるのを忘れた(笑)
ジグヘッドの重さは結構重要で、重すぎてしまってワームが不自然に流れに逆らってしまっても釣れなくなるし、軽すぎて流されすぎてしまってもボトムを綺麗に通せなくなるので意外にシビア。
このあたりはシンプルなサーフのヒラメ釣りなどと比べると、シーバス釣りの方がちょっと難しいかもしれないですね。
ワームに変えて釣りを開始すると、風が強くてキャストは少し難しいですが流され具合は結構いい感じ♪
何となく釣れそうだと思い始めた矢先、数投目の所でガツンとバイト!!
狙い通りのヨレで食ってきたので気持ちいいバイトでした。風が強くて、ロッドから風切音がピューピュー聞こえる状態(笑)
1匹目の魚なのでバラさないようにやり取りして無事ゲット。
まずまずなアベレージサイズのシーバスでした。結構激しくエラ洗いしたので、サイズの割にエキサイティングでしたね!
とりあえずボウズ逃れには成功したので気楽にはなりましたが、状況的にはもう少し大きいのが欲しい。
そして瞬間接着剤を持って来なかったので、1匹釣ったところでワームがズレてしまった。ワームを使う際は必ず接着剤で固めた方がストレスなく釣りができるし、経済的にも良いのでお忘れなく!
ここで気分転換も兼ね、ワームをR-32からいつものミドルアッパーにチェンジ。ここまではただ巻きメインで探っていましたが、ボトム付近を転がしつつ時々ロッドアクションを入れて誘うパターンに変更。
ミドルアッパーは素材がとても柔らかいので、飛距離の面ではR-32などに負けますが微妙な誘いなどに反応してくれるのでお気に入り。
このあたりは好みや状況によって使い分けですね。どちらもとても良く釣れるワームなので、実力は十分。
まだ下げ潮は効いており、良い状態なのでササっと釣りを再開。
今の1匹で何となく釣れる角度が分かった気がしたので、同じような角度を意識してワームをキャストしていきます。
うまく流れに流されつつもワームを横切らせるようにダウンクロスで巻いてくると、またすぐにバイト!!
バシッとアワセを入れると、ロッドが曲がったまま止まったのでちょっとサイズはマシっぽい。
そのまま一気に突っ込んだので、良い感じにドラグも出る。ラインを来る春のエギングシーズンに合わせて0.6号にしてあるので油断は大敵。
ちょうど18イグジストのドラグを見るのにもちょうど良さそうなので、ドラグを使いつつやり取り。
若干マシな重量感ですが、豪快にエラ洗いを数発決めてくれたのでとても楽しい(*^^*)
ゆっくり寄せてくると、ワームが皮一枚で掛かっているのでかなりヤバめ!
丁寧に魚を浅い場所に誘導して、最後はガシッとオーシャングリップでキャッチ成功です。
あんまりゆっくりやり取りしてたら口切れしてましたね、この掛かり方は(-_-;)
ワームがボトムに時々触れるくらいのギリギリのレンジを引くのが今年のシーバスの肝になっている感じですね。いつもならサスケやシンペンでバシバシ釣れるはずなんですが、一枚レンジを入れてあげないと反応が悪いパターンが多いです。
70には届かないけど、66、67位かな。小型が多い今年にしてはまずまずなサイズ。相変わらずワーム強いなぁ。
傷1つ無くてカッコいい魚体。綺麗なシーバスでした。
とりあえずこれで2匹シーバスが釣れたので、もう帰ってもいい雰囲気に。
とは言いつつ、まだ釣れそうな状況なので少し場所を変えて1粘り。
すると、ボトム周辺をコロコロワームで転がしているとガツンと強烈な引っ手繰り!!
今度は重量感はありませんが、鋭い突っ込みを見せる。
あぁ、これはまたヤツかな?
カッコいい銀ピカのキビレでした(*^^*)
最近急に釣れるようになってきたので、季節は確実に進んでいますね。この感じだと、そのうち乗っ込みの良いサイズのクロダイも釣れてきそうなもんなんですが今年はまだキビレしか釣れないな。
強風吹き荒れる春の河川の釣りでしたが、結構楽しい釣りができたので満足ですね!
そろそろアオリイカが釣れるはずなのでエギングモードにもなりたいし、メバルも釣りたいし、サーフでヒラメも良いし、キスも釣りたい・・・・。何を釣ろうか迷ってしまいますね!
使用タックル
ロッド:ダイコーアルテサーノエヴォルティア93
リール:ダイワ18イグジストLT3000S-CXH
ライン:よつあみスーパージグマンX8 0.6号+シーガーグランドマックスFX3号
ルアー:マーズ R-32、ダイワ ミドルアッパー3.5インチ+オーナー 静ヘッド5g