サーフヒラメ・マゴチ釣り 静岡サーフはテトラ際の攻防が鍵!

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今日は明け方に静岡サーフへヒラメ、マゴチを狙いに行ってきました。

静岡サーフは以前紹介した通り、テトラポッドが等間隔で入っているのが特徴です。

私はテトラポッドの上に乗るのがどうも怖いので普段は砂浜からの釣りになるのですが、テトラ際の攻防というのが非常に重要になってきます。。

せっかく魚を掛けてもテトラポッドの方向へ魚が走ってしまうと糸が切れてしまったり・・・・。

実際にかなり悔しい経験も多くしてきているのですが、今日もかなりきわどい攻防になりました(笑)

きわどいところを狙わなければ良いのですが、ついつい広い範囲を探ろうとしてしまうんですよね。

なお、静岡サーフの紹介は「静岡サーフヒラメ釣りの基礎基本!」に詳しいものがあります。よろしければ参考にどうぞ(*^^*)




テトラを意識した道具を選んでキャッチ率アップ

私が普段使用しているロッドを紹介したいと思います。

今は残念ながら無くなってしまったダイコーのアルテサーノです。長さは10.7フィート、42gまで表記のロッドを使っています。

技術の進歩で長いロッドが使いやすく進化

私がサーフの釣りを始めたころ、ロッドの長さは9.6フィート前後が基準となっており、長くても10フィートほどまでのロッドを使う方が大半でした。

しかし、最近はロッドの製造技術の進化や軽量な素材の開発などによって使いやすくて軽いロッドがどんどん登場してきています。

静岡のサーフで使用する場合、このようなテトラポッドが絡んでくる地形を考慮すると10.6フィート、10フィート半程は長さがあると、魚とのやり取りが行いやすいように感じます。

また、ロッドの長さが長くなることによって、少しのロッドアクションでしっかりとルアーを動かすことができるようになるので、大げさにロッドアクションを加える必要もなくなります。

ある程度無理の効くロッドを使う

また、重要なのが程ほどの軽さはもちろん重要ですが、軽さ以上に重要なのがロッドに無理をさせても十分耐えてくれる強度があることです。

私の使っているロッドは一般的なシーバスロッドよりも強度を持たせて設計されているということで、最大重量の42gを投げても全く余裕で50gのジグでも全く問題なく使えます。

もちろん、魚とのやり取りに不安を感じることもなく、ワラサなどの青物であればドラグを出さなくても十分に止めることはできます。

そうはいっても、体にダメージが来るのでそうはしませんが(笑)

これは、大型のヒラメなどが掛かった時に役立つこと以外に、潮がテトラ方向へ流れている状況下での魚とのやり取りや、大型のエイが掛かってしまったときなどにも役立ちます。

ここ何年かの静岡のサーフは夏以降の高水温の時期にはエイが大量発生しているので、ばかになりません。

ですので、ロッドを選ぶ際は10.6フィートほどの長さがあり、やたら軽く金属的なハリのあるロッドを選ぶよりも、ある程度のしなやかさなどがありながらもしっかりと胴の部分が最後に耐えてくれるようなロッドを選ぶのが理想ですね!

小型の魚がヒットした場合でも、魚の側面などにフッキングしていてなおかつ潮の流れが速い時などは人間の予想以上に抵抗が掛かりますからね。




好天、好条件の朝マズメ!

今日は天気も良く、非常にすがすがしい朝でした。

まずはいつものように40gのガン吉をキャストして潮の状態をチェックします。

あまり潮は効いていないようですが多少の流れは感じます。少しでも潮が動いていれば十分可能性はあるので期待は持てます。また、先日と同様イワシの姿も確認できたので期待がUPします!

今日はあまり時間がないので粘ることはできそうにありません。

潮下に投げてルアー潮に引っ張ってもらうようにキャストコースを計算して探っていきます。潮上に投げてしまうと、ラインが自分の方向にどんどん流されてきてしまい、糸ふけが発生しやすいので注意が必要です。

潮上に投げるときはフリーフォールさせるのではなく、常に少し高めのテンションを保ちながらルアーを落とし込んだり、ロッドでアクションを付けるのではなくリールのハンドルの巻き具合でアクションを付けるなどの工夫をするだけでも釣果は確実に上がってくると思います。

少し広範囲にキャストを繰り返していると、1か所だけルアーがフォールする時間が長くなっている場所を見つけました。

こういった場所は若干のくぼみがある地形で、非常に実績が高いんです。少し重点的に気になるポイントに向かってキャストを繰り返しましたが反応がありません。

こういった場所は少し休ませると魚が入ってくることがあるので、あえてしつこく狙うことはしません。

しばらくして徐々に明るさが増してくると、潮の流れが少し早くなりました。

こういった状況変化と、マズメという時間のパワーが組み合わさると、釣れる確率がさらに高まります。

先程目星をつけていた場所に、よりピンポイントで狙いやすいギャロップフォールを結んでキャストすること数投。

狙っていたように気持ちの良いガツンと言うアタリ!

アワセを入れると無事掛かりましたが、首振りはあまり感じないのでマゴチではなさそうです。

かなり斜め方向にキャストしていたので、強引に巻いてこないと糸がテトラポッドにスレて切れてしまいそうです。

こういった場面ではポンピングなどはせず、ドラグはロックしてロッドを寝かしてひたすらハンドルを巻くのみです(笑)

テトラの危険地帯を抜けたら、バラさないように糸のテンションに注意しながら打ち寄せる波に合わせてズリ上げ。

アベレージサイズのヒラメが釣れました!

ちなみに、この夏の時期のヒラメは美味しくないという先入観を持っている方も見かけます。私は仕事の特性上、各地のヒラメを一年中見てきたのですが

残念ながら、静岡ヒラメは一年中脂はあまりありません。中には個体差で脂が若干乗っているものも見かけます、青森や北海道などのヒラメと比べてしまうとその差が歴然なんですね。

実際に脂が乗っているヒラメは太平洋側ですと千葉より北側になり、こういった地域のヒラメは冬になると縁側にかなりの脂が乗ってきますね!

おそらく、普段静岡で釣りをされている方が食べてみたら驚くと思います!

ですが、ヒラメは脂が乗っていなくても、白身で上品な身質なのでマズいということはありませんね。確かに、ヒラメだけで食べるとあっさりしすぎて飽きてしまいますが(笑)

以上、魚の豆知識でした。

今回は早めに用があったので一匹釣れてすぐに撤収しました。

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