
さーて、今回は誰でも簡単に挑戦できて食べて美味しいターゲット
ハゼ釣りを紹介!
比較的身近なフィールドに生息していることが多いハゼだが、時期や場所選びを間違えなければ高い確率で釣果を手にすることができ、釣り初心者の方にもおすすめできる釣りになるぞ。
それでいて沢山釣ろうと思ったら奥が深く、餌の付け方や誘い方などで釣れる魚の数は大きく変わってくる難しさも持っている。わたくしまるなか、普段はジャンルを問わずに川釣りから船釣りまでやるけど、いつになってもハゼ釣りは飽きない面白さがある♪
決して大きくて引きが強い魚ではないんだけど、大きい魚に引けを取らない面白さがハゼ釣りには詰まっているのだ!
そんあ魅力たっぷりで私も大好きなハゼ釣りの世界。ここでは道具の選び方~実釣までの基本的なことを中心に紹介していく。
より詳しい情報は個別にコンテンツを用意してあるから、より詳しく知りたいときは少し参考にしてみてくれ!
それじゃあハゼ釣り講座をスタートしよう。
ハゼ釣りに適した時期、時間帯など
さて、まずはハゼ釣りにチャレンジするのはどの季節が良いのか?
ということについてだ。
ハゼは1年中どこでも釣れるというわけではなくて、釣りやすい時期がある程度決まっているのだ。基本的には1年で生涯を終える魚になるから、釣り難い時期に釣行してしまうと全く釣れないこともある(-_-;)
まず重要なのが、釣り場にハゼが多くやってくるシーズンをしっかりと把握すること!
釣りやすいのは夏~秋
ハゼは基本的に夏になると海から河川へと上ってくる。そして夏~秋に掛けて餌をたくさん食べ、どんどん成長していくことになる。そして秋が深まってくると、ハゼは冬を越して産卵をするために海の少し深い場所へと移動していく。
これがハゼの1年のサイクルの基本になる。
だからハゼを釣るのであれば、身近なフィールドにやって来る夏~秋がおすすめ!
具体的には8月くらいになるとハゼのサイズがだんだん大きくなってきて釣りやすくなってくるぞ。そして10月いっぱいくらいまではハゼの数も比較的多いことが多くて釣りやすい。
中でもベストシーズンは、9月~10月位の初秋~秋本番位まで。
秋の時期が数・型共にバランス良く揃いやすいからね。
とりあえずハゼ釣りに挑戦するのであれば、この位の時期を目安に釣行してみよう。そうすれば比較的イージーに釣果を出しやすいはずだ。
ハゼ釣りに適した時間帯セレクト
ハゼ釣りに適した時期が分かったところで、次に大切なのが釣りに出かける時間。
狙おうと思えば1日中ハゼは釣れるが、時間帯によって釣り方のコツや難易度はちょっと変わって来るぞ。
初心者の方でも誰にでも安定して釣りやすいのは、日が上っている日中の時間帯。夜釣りでもハゼは釣れるが、日中の方が餌を求めて積極的に活動するから釣果は伸ばしやすい。
早起きする必要は必ずしもないので、まずは日が上っている時間帯に釣りに出かけてみよう。
夜釣りでハゼを狙う場合は、日中よりもハゼの動きが鈍くなる。必要以上に誘いを掛けず、ゆっくりと探るのがポイントになってくるぞ!
潮周りを選ぼう
ハゼが釣りやすい時期と時間帯はわかった。そして意外と重要なのが潮周り!
ハゼ釣りを楽しむ場所は、潮の満ち引きの影響を受ける場所である事が多い。潮の満ち引きによって潮位が変わったり、釣り場の水の流れ具合が変わったりするのだ。
この影響はハゼの釣れっぷりにも大きな影響を与えることが多いから、出来れば釣行する前に当日の潮周り(潮位変化の大きさや満潮・干潮の時間帯)を把握した方が良い。釣行する時間を潮周りに合わせて選ぶことで、間違いなくハゼの釣果は変わって来るぞ!
ハゼを釣るのであれば、基本的には潮位が高くなる満潮周りを狙って釣行するのがおすすめ!
ハゼは上がってくる潮位に合わせ、釣り場の岸近くの浅い場所へとどんどん集まってきやすいからだ。逆に潮位が低くなる干潮のタイミングになると、ハゼは沖合いの深い場所へと移動してしまったりして釣り難くなる時がある。
より潮位が上がったり下がったりしやすい大潮の満潮周りは、釣り場の足元付近のごく近い場所で大型のハゼが釣れたりするから見逃せない。
ハゼ釣りに適したシーズンや時間帯の選び方は大体こんな感じ。ちょっと長くなってしまったので、チェックポイントをまとめておく。
- ハゼを釣るなら夏~秋がおすすめ。中でもベストシーズンは9月~10月位!
- 日中の時間帯の方が釣りやすい。夜釣りでも釣ることは可能だが、ハゼの動きは鈍い
- 釣行するなら満潮周り。ハゼが岸近い浅い場所へと集まってくる
ポイント・場所選び
さーて、釣りに出かけるタイミングについては基本が理解できたところで、次に大切なのが
釣り場セレクト!
どんなポイントへ出かければハゼ釣りが楽しめるのか?
これを知らないと、いくら正しい時期に正しい仕掛けを使って釣りをしてもハゼは釣れないぞ。
しっかりとハゼが潜みやすい条件の場所を見つけるのは重要だね!
ハゼは汽水域が大好き!
汽水域というのは、海の水と川の水が混ざり合う場所の事だ。
汽水域は海水と淡水が混ざり合うことで、海水よりも塩分濃度が薄く、川の水よりもちょっとしょっぱい・・・。
そのような場所には多くのハゼが潜んでいることが多く、釣り場を選ぶ際には塩分濃度が低い場所を選ぶと良いぞ。
川の下流~河口周辺
とりあえずハゼが釣りたいのであれば、大きな失敗が少なく安定して釣れるのが河川の河口~下流域!
このような場所はハゼの好む低い塩分濃度の場所が作られていて、時期になると多くのハゼが集まってきやすい。特におすすめなのは、流れが早い場所よりもゆったりとした流れのポイント。
ハゼは多少流れが有っても釣れないことは無いけど、基本的には泳ぐのはあまり得意ではない。流れが緩やかなポイントの方が仕掛けも流されにくいし、釣りやすいぞ。
河口周辺の港
河川が流れ込んでいる周辺の港の中や入り江状の釣り場。
このような場所は海であってもハゼが潜んでいることは結構多く、実績もある。
ただし、ハゼだけを釣るのは難しいことがあり、キスやセイゴなどの外道が混じって釣れる事が多いかな。外洋に面して流れ込んでいる川より、港などに流れ込んでいる川の周辺の方がよく釣れる印象アリ。
ハゼ釣りに必要な道具
続いて、ハゼ釣りに必要な道具を紹介していく。まずは必要となるアイテムをまとめておこう。
- 竿:のべ竿、リール付きの竿のどちらでも可
- 仕掛け:ウキ釣り仕掛け、胴付き仕掛け(ミャク釣り仕掛け)、天秤仕掛けの3種類が一般的
- 予備の仕掛け:ハゼ釣りでは歯の鋭いフグに仕掛けを切られたり、根掛かりで仕掛けをロストしたりする。予備の仕掛けは用意し、針は数セット位あった方が良い
- 針外し:細長くて小型の物。ハゼは針を飲み込むことも多く、無いと針を外すのが困難になることがある。必ず用意した方が良い
- ハサミ:傷んだ仕掛けをカットしたりするのに使う。
- 水くみバケツ、クーラーボックス:釣り上げたハゼを活かしておくのに使う。暑い時期はすぐにクーラーボックスへ入れた方が傷みにくい
- 電池式ブクブク:活かしたハゼから持って帰る個体を選別したりするなら、ブクブクはあった方が良い。気温が高い時は特に必須!
ハゼ釣りに向かう際、用意するアイテムはこんな感じかな。忘れ物をすると、釣り場で余計な手間が掛かったりするから気を付けよう。
特に、予備の針や仕掛けはちょっと多い位に用意した方が絶対に良い。
ハゼの釣り場となる河川の下流部などは、石や水草が生えていたり、場合によっては大雨で流されてきた流木やビニール袋などが沈んでいたりする。そうなると予想外に仕掛けを失うこともあるからね(-_-;)
釣り竿
釣り竿は当然のことながら超必須のアイテム。
ハゼはリールの付いていないシンプルなのべ竿で狙うこともできるし、リール付きの竿を使って仕掛けを少し離れた場所に投げて探るのも効果的だ。
- のべ竿:初心者でも使いやすい。ウキ釣りやミャク釣りに向いている
- リール竿:沖にハゼが散ってしまった時でも釣果につなげやすい。胴付き仕掛けや天秤仕掛けと相性が良い
のべ竿を選ぶときは、大体3m~5mくらいの長さのものを選ぶのが基本。仕掛けの長さは竿の全長と同じくらいにするのが一般的で、完成品の市販仕掛けを使うのであれば
仕掛けの全長をしっかり見て買う様に!
長めの仕掛けを買っても仕掛けを切ればまだ何とかなるけど、短すぎる仕掛けを買ってしまうと釣りが困難になるぞ(-_-;)
ハゼ釣りに使う仕掛け
ハゼ釣りで使う仕掛けは基本的に先程例に挙げた3種類がベースになる。
ウキ釣り仕掛け、胴付き仕掛け(ミャク釣り仕掛け)、天秤仕掛けだ。
それぞれには違った特徴があり、自分の技量やハゼの状態に合わせて仕掛けの種類をチョイスしていくとハゼが沢山釣れるようになる。
まずは市販の仕掛けを使ってみて、ハゼ釣りにハマってきたら自分で仕掛けを作るのも面白い。自作の仕掛けの方がより数釣りに適した、釣果アップが望めるものも自由に作ることができるぞ!
- ウキ釣り仕掛け:のべ竿と相性が良く、初心者向きなシンプルな仕掛け
- 胴付き・ミャク釣り仕掛け:餌を積極的に動かすことができ、数釣りに向いた仕掛け
- 天秤仕掛け:リール竿向きで、沖に遠投して探るのに適している。自然な動きでハゼを誘う
予備の仕掛けは必須!
ハゼ釣りに出掛ける際、予備の仕掛けは必ず多めに持って行くことをおすすめする。釣り初心者の方は、ついつい最低限の仕掛けしか用意しないことが多くなりがち。
しかし、ハゼ釣りは意外と仕掛けを消耗することが多いから気を付けよう!
天秤やウキは1~2個程予備があれば十分な事も多いが、針は必ず多めのストックを持つ事!
ハゼ釣りは意外と根掛かりが発生することが多いし、フグの群れなどに遭遇してしまうとあっという間に針が無くなってしまう。
市販の仕掛けの場合、針が無くなったり仕掛け丸ごとを交換するものも多いが、
仕掛けを自作すれば針だけを交換し、無駄なく釣りを再開することのできるものも作れるぞ。
私の場合は糸を結んだ針だけを沢山用意しておき、予想外に針が無くなった時でも対応できるようにしてハゼ釣りを楽しんでいる(上の画像のような感じ)。
針外し、ハサミ
ハゼ釣りに慣れてくると、餌を飲まれる前に合わせを入れることができるようになり、口の奥深くに針が掛かってしまうという事は殆どなくなる。
ただしフグなどが釣れた場合は歯が鋭くて手で針を外すのは危険な場合があるし、ギンダベラなどが釣れるとぬるぬるしていて手で触りたくない。
だから針外しは必須で、持って行かないと針が外せないという場面にも遭遇することがあるから気を付けよう!
針外しには棒状のもの等もあるけど、おすすめはフォーセップタイプ。
ハゼ等に使うのであれば、サイズは5インチくらいがおすすめ。他にも小型魚を釣る際には色んな釣りに使えて非常に使い勝手がいい。
誤って自分の服を釣ってしまった時などにも、素手では力が入らなくて針を外すのは難しい。使いやすい針外しがあると、必ず役立つ場面が来る。
また、仕掛けや餌をカットしたりするのに使うハサミも忘れずに!
100均等で売っているものでも使えなくはないが、細い釣り糸を綺麗に切ったりするなら釣り用のものの方が無難。ハゼを持ち帰る際、血抜きをしたりする時にも使える
活かし・持ち帰りグッズ
釣ったハゼを活かして置いたり、鮮度がいい状態で持ち帰るにはバケツやクーラーボックスが必須。
クーラーボックスのサイズは、大体6L~大きくても16L位までが使いやすいかな。
活きたまま持って帰るのであれば、スーパーなどにある発砲スチロールでも可能。ただし穴が開いていないものを選ぶことと、蓋をガムテープなどで頑丈に固定すること!
そうしないと輸送中の衝撃で水漏れするからね(-_-;)
バケツを買うなら、ヒモが付いている釣具店で売られているものが使いやすい。オモリが入っているので、水中に投げ込むと勝手に傾き、簡単に水が汲めるようになっているものが多いからね!
加えて、秋口などの気温がまだ高い時や、ハゼを沢山活かしておくなら電池式のブクブクが必須。
ハゼは酸欠に強いように見えるが、密度を高くして活かしておくと意外と簡単に弱ってしまう。特に暑い時期は弱るのが速いので、ブクブクをセットして酸欠状態にならないように気を付けよう。
こまめに水を替えてあげるのも重要なポイント!
餌の種類と付け方
ハゼ釣りに使う餌は何種類かあるけど、最もおすすめなのはイソメ!
釣具屋さんであれば比較的どこにでも売っていることが多く、ハゼの食いも良いから使いやすい。
赤イソメ(石ゴカイ)か青イソメ
ミミズのように細長いイソメだけど、種類がいくつかある。この中でハゼ釣りで一般的に使われるのが
赤イソメ(石ゴカイ)、または青イソメになる。どちらも比較的安価で買いやすく、オールラウンドに使えるハゼ釣りではおすすめの餌!
ただし、青イソメはサイズにバラツキが大きく、大きいものだとハゼ釣りでは使い難くなることがある。だから購入する際は細めを選んでおくのがベターかな。
どちらかと言えば、よりサイズが小さくて食い込みの良い赤イソメを使う方が個人的にはおすすめ。
他にもボイルホタテやワームなどを使って釣りをすることもあるけど、まずはイソメを使ってハゼ釣りに挑戦すれば十分だね!
イソメの付け方、使い方
ハゼを釣るのであれば、赤イソメなら半分~丸ごと1匹付けにすることが多い。一方で青イソメの場合はちょっとサイズが大きいことがあるので、3等分などに少し小さくカットして使うようにしよう。
基本的には3cm~5cm程の大きさに切って使うが、針の長さよりも少し長めに切って使うのがコツ。
イソメが自由に動く部分がある方が水中で元気に動いてアピールするし、ハゼの食いも良いからね。
逆に食いが良くて入れ食いになるのであれば、餌の消耗を抑えるために少し小さめに付けて釣りをするのも良い。釣れない時は少し大きめに餌を付け、ハゼに餌の存在をアピールするように心掛けよう!
ハゼの食いが悪くなったり、アタリが出なくなった時は餌を新しいものに交換するように。慣れてくると古い餌をわざと使って釣果を伸ばす釣り方もあるけど、まずは新鮮な餌を使う事を意識すると良いぞ。
ハゼの釣り方
さて、ここからが実践だ!
実際の釣り場に立ったらどんな風にハゼを釣っていくのが良いのか?
基本的な流れとしては、こんな感じになるぞ。
- 棚を取る:餌が底付近にあるように深さを調節する
- 仕掛けを投入する
- 誘いを掛ける:ハゼは動くものに良く反応する!
- 合わせ:餌を食ったハゼに針を掛ける
基本的なハゼ釣りの手順はこんな感じになるぞ。難しい事はあまりないから、シンプルに考えれば大丈夫!
棚を取る
ハゼは基本的に底に張り付くようにして餌が来るのを待っている。天秤仕掛けや胴付き仕掛けの場合、仕掛けを落とせば自然と底の方へと餌が沈んで行く。
しかしウキ釣り仕掛けで狙う際はウキ下の長さ、棚の調整が超重要!
ハゼを狙うのであれば、餌が底に着いた状態。または底から5cm位までの高さにあることが望ましい。
余りにも浅い場所に餌があると、ハゼは餌に食いついて来ない。ハゼは海底付近に落ちてくる餌に反応する習性があるからね。
ウキ釣りでハゼを釣るのは、水深が浅い場所で釣りをすることが多い。可能であれば、仕掛けを目視して餌が川底まで届いているのを確認して釣りをするのがおすすめ。
ウキ釣りをする際に棚が間違ってしまうとハゼは全く釣れなくなるから気を付けよう。
誘いを掛ける
ハゼは大人しいイメージがあるかもしれないが、結構獰猛で動いている餌に強烈な反応をする。
状況次第ではルアーで釣ることもできるし、餌を見つけると素早く動いて餌を捕食する。
ウキ釣りの際は、流れがある場所ならば勝手にウキが流れることで誘いになることがある。
しかし流れの緩い場所で釣りをしたり、胴付き仕掛けや天秤仕掛けで釣りをするなら餌を放置していてもハゼは釣れにくい。
ある程度こちらから仕掛けを動かし、水中にある餌をハゼにしっかり見せてあげる。これによって釣果は倍増するから覚えておこう。
ウキ釣りの誘い
流れが緩い場所など、餌が流れない時は誘いを掛けるとハゼが食いついてくることがある。
ウキ釣りの場合は竿を横~下方向に向け、20~30cm位チョンチョンと手首を使って仕掛けを揺らしながら誘いを掛けると良い。
誘いを掛けた瞬間にアタリが出ることもあるし、誘ってからしばらく待つとアタリが出るパターンもあるから気を抜かない事!
ズル引き
天秤仕掛けなどを使うのであれば、投入した仕掛けをズルズルと引くのがオーソドックスな誘い。
引っ張る速さは、人間が歩く速度の半分くらいを意識すると良い。餌が動くことと、天秤が底で砂煙を上げることで周囲にいるハゼを集めることが出来る。
そして1~2m位誘いを掛けたら、5~10秒くらい待ってみる。この待っている間にアタリが出ることも多いから気を抜かないように!
後は「誘い」と「待つ」を繰り返し、ハゼのアタリが出やすい誘いのスピードなどを見つけるようにしてみよう!
底叩き
ミャク釣りや胴付き仕掛けを使うのであれば、トントンと底を小突くようにしてハゼに誘いを掛けてみる。
手首を使い2~5回くらい細かく底を叩くようにして仕掛けを動かす。動かす幅はかなり小さくても良く、5~10cm位動けば十分ハゼは釣れる。
ズル引きの場合と同様、誘いを掛けた後は待つことも忘れずに!
オモリが下に付いた胴付き仕掛けを使うのであれば、どんどん誘いを掛けてハゼ釣ろう。ウキ釣りや天秤仕掛けよりも、より細かく繊細に誘いを掛けることが出来るのが大きなメリットだからね!
合わせ
ハゼが餌に食いつくと、ウキがググググっと勢いよく水中に引き込まれたり、竿先にブルブルッという感触が伝わってくる。
場数を踏むと、ハゼが餌を食った瞬間に合わせを入れ、どんどん手返し良く釣っていくことが可能にはなるが初めからそれをやるのは無理。
まずはしっかりウキが沈みこんだり、竿にブルブル~っという感触が伝わってきたら速やかに手首を返して合わせを入れる。
リールが付いている竿であれば、竿を立てるのと同時にリールのハンドルをグルグルっと巻いてあげた方がしっかり合わせが効く。
アタリが有っても何もしないと、ハゼに餌を取られてしまって針に掛からなくなるから気を付けるように!
また、合わせを入れても掛かりが悪いのであれば、合わせのタイミングを早くしたり・遅くしたり。餌や針の大きさを小さめにするのも効果的だね!
ハゼに餌を飲み込まれず、口の先に針が掛けられるようになったらベスト!
針を外すのも簡単になるから無駄な時間ロスがなくなり、沢山ハゼが釣れるようになるぞ。
ハゼ釣りに使う仕掛けは細くて繊細。大げさに大きくアワセを入れる必要は無く、小さく鋭くアワセるのが基本。
釣果アップのコツなど
最後に、ハゼを釣る際に釣果アップのためのアドバイスを。
釣れない時はポイント移動!
ハゼは釣れる場所に行けば、釣りを始めて1投目からアタリが出ることは良くある。だから20分・30分と釣りをしてもアタリすら無いのであれば、同じ場所で粘らずにどんどん釣りをする場所を変えていこう!
その方がハゼの釣果に繋がることが多く、無駄に時間を過ごさなくて済むぞ。
よく釣れた潮位などは覚えておく
ハゼは潮位の変化などにより、釣れる水深や釣り場がコロコロ変わることが多い。また、活性の高さも潮位変化と連動していることが良くある。
ハゼがよく釣れたり、逆に釣れなかったりした時はその時の潮位や潮周りを覚えておくといい。こういった情報は次回の釣行などに非常に役に立つし、どんどん効率の良い釣りができるようになってくるぞ。
釣りに行くときは「今日は釣れた。良かったな!」で終わるのではなく、
どうして釣れたのか?
といった事なども少し考えると、釣りが上達していくはず。逆に釣れなかった時もその理由を考え、次に活かすことだってできる。
仕掛けは放置するな。動かせ!
ハゼ釣りをしていると、多くの釣り人は
仕掛けを放置しすぎ!
ハゼを沢山釣りたければ、仕掛けを投げ込んで置き竿にするのはNGだ。竿は手に持ち、どんどん誘いを掛けて釣りをするようにしよう。2本3本と竿を出して置き竿にするくらいなら、1本の竿に絞って手持ちで釣った方が釣果は伸びるぞ。
ハゼはジッとしているように見えて、水中では意外と餌を求めて活発に動く。餌を見つけるとかなりの早さで餌に襲い掛かることもあるから、ハゼ釣りはジッと待つというイメージは捨てた方が良い。
針先の鋭さに注意する
ハゼ釣りは底近くを探るのが基本だから、川底の砂や石などに当たっている状態になることが多い。また、ハゼの口は以外と硬くて何匹も釣っていると針先が摩耗してくる。
ハゼの掛かりが悪くなったり、イソメが刺しにくくなった時は針先の鋭さが落ちてきている合図!
ちょっとでも針先が鈍いと思ったら、どんどん新しい針に交換するように。こういった事をケチるとハゼは釣れなくなるからね!
泥抜きは基本的に不要
ハゼは少し汚れた釣り場に生息していることも多いが、
うなぎやハゼは水質によって身が臭くなったりすることは無い。
スズキやクロダイなどは釣り場によっては臭くて食べられない個体もいるけど、ハゼはそのような心配は不要!
だから釣り上げたハゼは内臓さえ綺麗に取り出してしまえば、少し濁った場所の魚であっても普通に美味しい。
気になるのであれば、1晩程水道水で飼い、胃の中を綺麗にしてあげればOK。
ハゼは釣るだけでなく、テンプラや唐揚げ、刺身でも美味い。キスなどよりも味が濃くてうま味が凝縮されている。小型のハゼは、2度揚げすると骨ごと食べることが出来る。
ハゼの釣り方まとめ・関連記事!
ハゼ釣りに関する基本的な知識や、全体的な釣りの流れはこんな感じ!
仕掛け毎の特徴や釣りの手順などは、それぞれより詳しく紹介したコンテンツを用意してあるのでそちらをちょっと覗いてみてね。
ハゼ釣りは誰にでも遊べるお手軽な釣りの代表格だけど、他の釣りに通じるテクニックなどが詰まった奥が深くて飽きることのない釣り。
ハゼ釣りから他の釣りへとチャレンジしていき、魚釣りをもっと好きになってもらえたら嬉しく思う。
ハゼ釣りの時期やポイント選び、釣り方・・・・。
全てがうまく合うと、ハゼは沢山釣れて100匹以上釣る事だって十分できる。夏~秋の時期は、ハゼ釣りにチャレンジしてみてはいかがかな?
まるなか大衆鮮魚では、他にもハゼ釣りに関するレベルアップのためのコンテンツが盛りだくさん!時間がある時にでもちょっとチェックしていただくと、効率よく知識面でのレベルアップが図れるはずだぞ。
全て私の実釣経験に基づいたものだから、良かったら参考にしてみてね!
では、今回はこの辺で。
また明日会いましょう!
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