シマノ 18ワールドシャウラ17114R-2 実釣インプレッション!

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こんにちは、まるなかです。先日より待ちに待ったバス釣り復活!

バスネタもこれからどんどんブチ込んでいきますからね( ̄ー ̄)

まずは基本的なものを中心にしつつ、バス関係の方も集まってきたらどんどんマニアックなものもお伝え出来たら良いかなぁと思っています♪

さぁ、今回は2018年注目の新製品である

シマノ18ワールドシャウラ。この中ではロングレングスで遠投性やパワーフィッシングに向いているおかっぱりのバスフィッシングやシーバスフィッシングに適したモデルである

17114R-2。

このロッドを使って実際にルアーをキャストし、バスを実際に掛けてみたインプレッションをさせていただこうかなと♪

私の主な用途としては琵琶湖のウェーディングやおかっぱりゲームを中心に、デイゲームでのシーバスフィッシングなんかにも今後活躍していただこうかなと思っています。

ちなみにこのロッドを使用する以前は、ワールシャウラの17113R-2ですね。ちょうど生まれ変わる前の番手を使い、琵琶湖の釣りに没頭していたのでその違いなんかも比較しやすかったですね(*^^*)

前置きはこれくらいにしておいて、早速本題へと話を進めていきましょう!

なお、セットで使用しているアンタレスDCMDについては「シマノアンタレスDCMD実釣インプレッション」をご覧ください。

琵琶湖でオカッパリやウェーディングを楽しむのであれば、オールラウンドに使えるおすすめタックルのセッティングになりますよ(*^^*)



シマノ 18ワールドシャウラ スペック・外観インプレッション

デザイン

全体的にはバット周辺をスーパーレッドで固められた今回のワールドシャウラ。はじめに見た時は結構派手なデザインだなぁと感じましたね。

実際のフィールドに立ってみると、若干目立つ感はあるものの黒を交えたグラーデーションカラーになっているのでそこまでガンガンに目立つという感じではない。それでも釣り人とすれ違う時などは

「あいつ、ワールドシャウラ使ってるな」

っていうのは一目で分かると思う(笑)

これを良いと感じるのかは人それぞれですが、発売されて間もない間は意識される事でしょう。

グリップ回り

今回の18ワールドシャウラシリーズの目玉でもあるグリップの新機構。トリガー脱着可能なデザインになっています。

これにより以前のストレートグリップからセパレートグリップに変更になっていますね。

私は琵琶湖での使用を主に想定して17114R-2を購入し、リールはシマノ18アンタレスDC MDを装着して使用しています。

私の場合はいちいちリールを交換して使うような使い方はしない事が殆ど。

そういった事を考慮すると、

今回のようなトリガー脱着機能は全く不要に感じている。

デザイン的にもシンプルで飽きの来ないオーソドックスなコルクのストレートグリップが良かったかなぁ。

で、このパレートグリップになったことによりちょっと良くないことが。

金属製のバンドを使用した時計をしている場合、このセパレート部や樹脂製のパーツの部分に時計のバンドが接触することが有るんですね(-_-;)

ちょっとサイズが大きめのバンドになっていて若干手首からズレるような形になった場合にこのセパレート部分にバンドがヒットしてカシャカシャと触れてしまう。

今の所傷は無いが、ずっと使い続けていると細かい傷が発生するような気がして不安である・・・・。

ですので今後はこの部分に付属しているロッドベルトでも巻いて、セパレート部を保護して使おうと決めました。

セパレートグリップに変更になったわけで、見た目的には個人的にはちょっとマイナスな感じ。しかし実際にキャストしてみたり、ヘビキャロなんかをキャストしてワームを引っ張ってくる時にはリアグリップは結構握りやすいので、実用性としては悪くない感じかな。

そしてグリップの形状ですが、これは以前のワールドシャウラと同じような

余計な凸凹が無く、自由な形で握り込めるデザイン。

このワールドシャウラを使う理由の1つとして、グリップの握りやすさというものが実はポイントが結構高かったり。個人的には綺麗なグリップの仕方をして釣りをするばかりではなく、状況によっては鷲掴みに近い形でリールをホールドしてグリグリリールを巻いてやり取りしたりすることもある。

このシンプルなグリップ形状は握り込みも容易で疲れにくく、指が痛くなったりしないのでとても使いやすい。(トリガー脱着機能は不要だけど)

私が使用しているアンタレスDC MDなど、中型サイズのリールを装着するのであれば正直言ってトリガーの交換は不要じゃないかと。ロッドの長さ的にバス釣りなどで使用されることが殆どだと思うし。このパワーのロッドでもう少し短いものであれば、小舟に乗った海外遠征での釣りなどにも使われると思うけど。

そしてこの脱着式のリールシートのフィット感についてですが

っかり下部のスクリュー部を締め込めば緩んでくる気配もないし、ガタも無いので他の通常ののロッドと比較しても変な感じはしないのでご安心を。

そしてリールシートの下側のグリップは艶消しのマット塗装がされた仕上げになっているんですが

表面が若干柔らかいゴムのような感じの塗装になっており、思った以上に滑り難くて感触としては良い感じかな♪

乾燥した状態ではコルクグリップよりは若干滑りやすいと思いますが、汚れが付きにくいし実用性という面では十分。

ブランクスカラー・ガイド

ワールドシャウラと言えば、レインボーに輝くチタンコート!

という感じもありましたが、今回の18ワールドシャウラシリーズはちょっと塗装方法が変更になっているようだ。

バットセクションは例のレインボー塗装がされておらず、バットのスーパーレッドが鮮やかに輝く仕様になっている。

レインボー塗装がなされているのは、私が購入した17114R-2ではティップセクションからになっている。

分かり難くて申し訳ないが、こんな感じでロッドのつなぎ目から向こう側がレインボーになっている。

ですのでブランクスカラー自体はあまり派手という感じではなくて、意外と落ち着いた外観になっていると感じました。

ガイドセッティングはワールドシャウラらしい、ある程度径のある糸抜けを重視したデザイン。個人的に小さいガイドを沢山使用しているロッドはバス釣りにはあまり使わないので好みのセッティングかな。

なおガイドはリバースタイプのものが使用されており、一見するとガイドが逆に取り付けられているような違和感が初めはあった。スレッドカラーも変更になっており、以前のような鮮やかなレッドやブルーのメタリックスレッドではなくてスコーピオンカラーのような深みのあるレッド系のものになっている。落ち着いた色で仕上がっており、個人的にはコチラも良いなぁという印象。

見た目的なインプレッションは大体こんな感じかな。

ここからは実際にフィールドでこのロッドを使ったインプレッションをさせていただこうかなと。



シマノ 18ワールドシャウラ 実釣インプレッション

ロッドの重さ・重量感

ロッドを購入するにあたって、ロッドの重量を重視する方は多いんじゃないかと思う。

このワールドシャウラ17114R-2ですが、モデルチェンジ前の17113R-2と比較するとパワーランクも1番上がっており、カタログ上のスペックにおいても

145g→160gへと、15gの重量増加がみられている。

実際にワールドシャウラ17113R-2を使い続けていた私が17114R-2を持ったときの印象としては

あれ?これ重くなっているの?

というような感じで、実際に釣りに使っていても重量増加を意識するようなことは今の所無い。重量バランスが良く仕上がっている為なのか、この8フィートに迫るレングスを持ちつつかなり強いロッドに仕上がっている割にはむしろ軽いロッドに感じる。

というような印象。

長時間ヘビキャロの釣りを行っている時のような、ロッドを縦に構えるような動作を続けていても特に疲れやすさは無く、重量の面では十分満足していますね♪

重たいロッドだと肩こりを起こしたりして厄介なんですよね(-_-;)

ブランクスの張り・感触

以前の17113R-2と比較すると、

細くてピンとした張りが強化されているブランクス。

というのが第一印象かな。17113R-2も良いロッドで、琵琶湖のウェーディングゲームを中心に大活躍してくれましたね。

しかし、エビ藻が伸びてきているようなポイントで使用した場合に

ティップが若干柔らかくてウィードが切れない。

というようなことが少し気になったかな。ウィードを切ろうとしてロッドを軽く煽った際、ティップが入りすぎてしまってウィードのカットオフが出来ないんです。春の時期のまだウィードが細くて柔らかいような時は快適に使えましたが。

その点今回のワールドシャウラ17114R-2になり

ワンランクブランクスの張りが強化された印象が有って、ウィードを切ったりルアーの初速の変化が重要になってくるバイブレーションの遠投の釣りなんかは格段に行いやすくなったと思う。

それでいて必要なティップのしなやかさや遊びはそのされていて、ガチガチの棒のような曲がらないロッドではない。

ボトムの石やウィードの新芽を発見した際、ラインにテンションを掛ければティップが若干入ってくれる。ですので不必要にルアーを跳ねさせることも無くて、ウィードやストラクチャー周りでの微妙なルアーの操作も普通にできる。

これは琵琶湖のウェーディングやおかっぱりをメインにしている方にとっては嬉しい進化だと思いますね!

それでいてキャストしたり魚がヒットすれば違和感なくスムーズに曲がり込む。それでいてバットはめちゃ強い、ワールドシャウラ特有のあの曲がり方はしっかり受け継がれていますね(*^^*)

適合ルアーウエイト

今回の4パワーへのランクアップにより、適合ルアーウエイトもかなり幅が広くなりました。

10g~35gというウエイト表記→15~80gという適合ルアーウエイトへと大幅に変更になっています。

全体的に張りが出ていて多少のパワーアップは感じますが、だからと言って大幅に味付けが変わったかというとそうでもない。

おそらく新製法によってロッドの強度などが大幅に上がり、以前よりもロッドを曲げ込んでも反発力が死なないようになったんじゃないかと。

ですので、私のように以前17113R-2を使っていた方で

「ロッドの適合ウエイトが大幅に変わっているから、ガチガチのロッドになったんじゃないか?」

と考えていらっしゃる方はご安心を。実際に使ってみるとワンランク張りが出た感覚はありますが、一気にガチンコロッドになったというようなことはありませんね。

そして実際にこの17114R-2にルアーを結んで投げてみると、

使いやすいのは表記通りに1/2oz位の重量が有るものからという感じかな。投げようと思えば3/8oz、10g前後のものも使えますがティップが軽く入るだけになると思うので快適性は劣る感じ。

そして20gを越えて30g前後の重量になってくるとロッドもしっかり曲がり込んできて、ロッドの反発力を使ってルアーを遠くにはじき出すのが気持ちよくなってくる。

このあたりの反発力は旧モデルの17113Rよりもあきらかに上がっていて、いままでは若干のロッドの戻りが遅くなってくるような30g前後の重さのルアーでも余裕でロッドが戻ってくれる。

ですので思いっきり振りぬいてキャストしてもロッドがちょっと弱いような感じも無くて良い感じ。

琵琶湖でヘビキャロの釣りやバイブレーション、スコーンリグなどの重量のある程度あるものを使った釣りをするのであれば、かなり気持ちよく釣りができるといった印象ですね(*^^*)

私の場合、下がデスアダー6インチの1.8~3.5gのライトテキサスになってくることが多いんですが、大体シンカーを合わせて1/2oz程度の重量だと思います。

この位の重さがあると、ロッドをある程度曲げてキャストすることができるようになってくるかな。それ以下になると、リールの性能でキャスト自体は全然できますがロッドの反発はあまり使えなくなってくる。ロッドの反発ではなくて、ロッドを振りぬくスピードでキャストするような感覚になってくると感じた。

そして更に重い重量級のルアーを扱う場合ですが、

ちょうどロッドのつなぎ目の若干ティップ側から一気にパワーが上がってくるので、その部分が最後まで残って追従してくれる感じかな。それでいて曲げ込んだ時に変な違和感などは無く、ロッドを曲げ込んでいくとバット~ベリーにかけてどんどんパワーが溢れてくるのがワールドシャウラ。ここも以前の17113R-2よりもパワーアップしているという感じがあった。

スパイラルXコアなどの製法の進化で

より曲がり込んでもロッドが潰れにくく、最後まで反発力が出て良く曲がる。なのに折れないそんな味付けになっているのだろう。MAX80gの表記はダテじゃないですね。

魚を掛けた際のロッドパワー

ワールドシャウラのロッドのパワーについては今更語ることも無いような感じもしますが(笑)

以前の17113R-2でさえ、5kgのロクマルとやり取りしても一切リールを巻く手を止めずに引き寄せるだけのバットの強さは備えていましたからね。

今回のモデルチェンジした18ワールドシャウラを使い、50アップのバスも含めてやりとりすることができました。

印象としては、相変わらず強いブランクスは進化しており

ちょうどつなぎ目部分、バットガイド周辺からモリモリとパワーが溢れてくるような感じ。

40センチ台のミドル級のサイズでもロッドは曲がってくれるのでやり取り自体は楽しめますが、バットまで曲げ込むには超高速でリールを巻いてやり取りしていかないと無理かな(笑)

50アップのバスをヒットさせドラグフルロック状態でポンピングせず、固定砲台の様にロッドを固定してひたすらリールを巻いてくる。

そうすると若干バットに入るかな?というような感じの強さでしたね。それでいてベンディングカーブに違和感はないし、実際にロッドを曲げてみても変な角が立つような感覚は無くて自然に使える。

ですのでこのロッドの真価が現れるのは、3kg~のある程度重量のあるバスとウィードエリアなんかでやり取りする時じゃないかな。ワールドシャウラをしっかり曲げ込んでやり取りを堪能するのであれば、どうしてもある程度大きさのある魚とのやりとりは必要。

こういってしまうとガチガチの棒のようなロッドに聞こえるかもしれませんが、そうではないのでご注意。

ワールドシャウラ自体はしっかり曲がる癖のないレギュラーテーパーに設計されており、強いのはあくまでもバット周辺。ベリーからティップにかけてはスムーズに癖が無く曲がり込んでくれますからね!

私自身、ガチガチの曲がらないようなロッドは好きではないのでそういったものは使いませんからね(-_-;)

あくまで最後のバットが非常に強くて残り続ける。曲がるけど強いロッドって感じです。

ワールドシャウラを使ってみるとわかりますが、

「もっと思いっきり曲げてくれていいんだぜ?」

とロッドが言っているような気分になってくるんですよね。ですのでロッドが折れるとかそういった無駄なことを心配せずに、魚がヒットした時はその大小問わずに信じて曲げ込める。ワールドシャウラ17114R-2はそんな仕上がりになっていますし

モデルチェンジ前の17113R-2と比べてよりその部分も強く、進化したような感覚です。

感度

ピンとした張りが有って強い竿という印象のワールドシャウラ17114R-2。

どちらかというと大場所のパワーゲームなどに多用されるような番手にはなりますが、

ワームの釣りなんかをしていると特に感度は重要だったり。

バスのアタリを感知することはもちろんですが、ボトムのマテリアルやウィードの種類の判断なども釣果を上げていくには必須。

今回このワールドシャウラ17114R-2を導入してみた印象としては、良い感じの張りとティップの入り具合で

感度の面ではむしろ17113R-2よりも良いんじゃないか?

というのがファーストインプレッション。

砂底の中のハードボトムを見つけたり、エビ藻の新芽を見つけたり、アフタースポーンのバスのモゾモゾとするだけのようなわかり難い居食いを判断したり・・・。

そういったちょっとした変化も見逃さず、手元に違和感として伝えてくれるだけの感度はしっかり持ち合わせていますね!

私は水深20mに迫るような深場をおかっぱりからの釣りで攻めたりするので、微妙なアタリをラインに掛かってくる水圧の変化などで判断したりする釣りもやるんですね。そうなってくるとパワー以外にも繊細な感度も必要不可欠。モデルチェンジ以前のワールドシャウラでも必要な感度は備えていたので、今回の18ワールドシャウラではこの辺りは全く不満は感じていないです(*^^*)

時期的にまだシャローエリアの釣りがメインになりますが、夏場以降はこういった深場の釣りもやるので今から楽しみです♪

シマノ 18ワールドシャウラインプレまとめ!

今回のモデルチェンジしたワールドシャウラを実際に使ってみた感想としてはそんな感じかな。

少しバス釣りとは離れていた私ですが、今後はこのロッドをメインに琵琶湖を中心としたバスフィッシングを楽しんでいきたいかなと。

安くはない買い物ですが、使い勝手の良さの適応範囲の広さについては予想以上で

今は春の時期ですが今後ウィードが成長してくるフィールドでも、50アップ~ロクマル達とガチンコ勝負ができるロッドだなぁと思いました。

それでいて癖のないしっかり曲がるレギュラーテーパーでキャストしていて気持ちが良く、ストレス無く釣りが楽しめるというのも大きな魅力かな。

バス釣り復帰のアイテムとしては、非常に良い買い物をしたと思います(*^^*)

この17114RとアンタレスDC MDの組み合わせは琵琶湖のおかっぱりやウェーディングゲームでは非常に汎用性が高く、使いやすいタックルになると思うね!

★まるなか大衆鮮魚ではバス釣りに関するコンテンツも今後どんどん充実させていきます。すべて実釣に基づいたコンテンツになりますので、タックル選びや釣り方、釣行記などもぜひご覧ください。何か役立つ情報が見つかるかも。詳しくは「ブラックバス」のページまで。

では、今回はこの辺で。

ではまた明日会いましょう!

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