ポストスポーンのバス釣り 攻略の為の基礎知識と釣り方!

さて、今回はバス釣り講座です。

ここではポストスポーンのバスの行動パターンの基本と考え方、そして攻略のための知識を少し紹介していこうかなと思います(*^^*)

バスにとって一大イベントであるスポーニング、つまり産卵ですが、ポストスポーンと呼ばれる時期は

バスが産卵直後の状態や、雄のバスであればネストを守った後の状態を指すのが一般的。

つまりスポーニングを終えてからのアフタースポーンとの間、バスが産卵から体力を回復した状態になる前のバスの事を言うのだ。

この時期のバス釣りは結構難しくなることが有るので、プリスポーンやアフタースポーンのバスと比べるとちょっと釣りづらい事もある。

今回はそのあたりの釣り方等も交えながら話をしていきますので、よろしければ参考にしてみてくださいな!



ポストスポーンとは?

ポストスポーンの基礎知識

まず、ブラックバスの産卵絡みのパターンをステージ毎に分類してまとめてみると、こんな感じだ。

スポーニング絡みのバスの状態
  1. プリスポーン:産卵前の段階。体力をつけるために餌を食うとともにシャローへ上がってくる→詳しくは「プリスポーンのバス釣り」を参照
  2. ポストスポーン:産卵直後の状態のバス。体力を回復しきれていない為、低活性になりやすい。
  3. アフタースポーン:産卵から体力を回復した状態。様々なルアーに反応するようになる。→詳しくは「アフタースポーンのバス釣り」を参照

ざっと簡単に説明するとこんな感じに分類できる。

ポストスポーンのバスは、産卵から体力を回復しきれていない状態の為、積極的に餌を捕食したりルアーを追わないことも多いのだ。

状態としては、このような感じのちょっとやつれたバスが見られたり、ヒレがネストを作る際のハタきで欠けていたりすることが有る。

アフタースポーンの状態になってくると、餌を積極的に追いかけるようになってくる。ですからバスのコンディションは良くなってくるし、引きも強くなる傾向があるね!

ポストスポーンの時期

これはフィールドの水温などによっても変わってきますが、

目安としては大体4月中旬~5月の中・下旬位までがポストスポーンのバスは多い傾向があるかな。

スポーニングに早く突入した個体の場合、4月下旬くらいには既に回復してアフターになっている個体も存在する。フィールド内でもプリ、ポスト、アフターのバスが混在することはよくある事です。

このあたりはルアーへの反応の出方や、釣れてくるバスのコンディションなんかをチェックしてみて判断すると良い。

先程紹介した、ポストスポーンの状態のバスが釣れた日の1週間後に釣り上げたのがこの個体。まだ半分抱卵している半プリと呼ばれるバスになります。このように、個体によってスポーニングに入るタイミングなどはバスの大きさや体力などによって前後するのが通常。

うまく状況を把握して狙って行くと、釣果アップにも繋がりますね(*^^*)

ポストスポーンのバスの行動パターン

続いて、このポストの状態にあるバスはどのような行動を見せるのか。少し詳しく紹介していきましょう!

基本はスポーニングエリア~1段下がった場所を狙う

バスのスポーニングは基本的にシャローと呼ばれる水深の浅い場所で行われる。これは知っている方も多いだろうし、ネストを見たこともある方も多いよね。

水深でいえば、大体2m位までの場所でスポーニングが行われることが多いかな。クリアな水質だったり、人的なプレッシャーが掛かっている場所ではもう少し落ちた場所で産卵することも多いけど。

で、スポーニングを終えたバスは、基本的にこのスポーニングエリアから1段水深が深い場所をタイミングによって行ったり来たりしていることが多い。

つまり、バスはまだスポーニングエリア付近にいるってこと。

ですからこの時期に産卵を終えた状態の大型のバスを狙うのであれば、

スポーニングエリアとされるシャローフラットやワンドなどを中心に、そこから1段落ちた駆け上がりなどがポイントになるってわけね。

そして体力を回復させた状態になると、バスによっては岸際のカバーの中に入ってきたり、水深の深い沖合に落ちていって夏のパターンなどに入っていく。

琵琶湖なんかではポストスポーンが終わると、ボディーウォーター絡みの釣りが段々面白くなっていきますね!

私の場合、ポストスポーンの時期に狙う水深は

大体1m位のシャローから深くても2m半~3m位まで。それ以上の深い場所は、アフタースポーン以降の水温が上がってきてバスが深い場所に落ちた時に狙うようにしている。

リザーバーや急深なクリアレイクで釣りをするのであれば、もう少し深いレンジまで視野に入れた方が良いかな!



釣り方・ルアーセレクト

ルアーの種類やらは人によって好みが有るので、

「これが正解で一番釣れる!」

といったものは正直言って存在しない。しかしポストスポーンのバスの特性は大体どのフィールドでも同じだから、考え方は通用する。

基本はローインパクトのルアー

ポストスポーンのバスはスポーニングを終えた直後の状態。産卵やネストを守ることで体力を消耗しているし、ネスト打ちを食らったバスなどもいるはず。

そうなると、この時期のバスは強烈なアピールをするようなルアーは嫌がることが有る。

バイブレーションのリフトフォールや波動が強いクランクベイトなど、状況によってはバスに余計なプレッシャーを与えてしまうので私はあまり使わない。

基本的には弱い波動のワーム系や、存在感が欲しいのであればS字形のビッグベイトなど。ナチュラルに誘えて無駄にプレッシャーを掛けないルアーセレクトが良いね!

朝・夕マズメ、夜間はシャロー

プリスポーンのバスの場合、日中でもシャローに残る個体も目立つ。しかしポストスポーンのバスは餌を食う時間以外は少し水深の深い場所へ落ちる傾向がある。

ですので、朝マズメや夕マズメ、夜間であれば水深2m以内のシャローエリアなどが良いポイントになる。いくら活性の落ちたポストの状態のバスであれ、餌は必ず食うタイミングが有りますからね!

ただし、ルアーのアクションは基本的にナチュラルに・無駄に動かしすぎないのが基本!

日中は駆け上がりの向こう側を狙う

そして日が昇ってきた時、バスは1段深い場所へ落ちる傾向が有るのがポストスポーンの特徴。しかし、そこまで一気に沖合に落ちるということは無い事が多い。

例えばワンドで釣りをしているのであれば、朝夕などはワンドの奥を中心にバスを探し、日中はワンドの入り口付近などの水深が変化しやすい場所を少し遠投気味に狙ったり。

そうすると、朝夕を中心にシャローに上がっていたバスが1段落ちた場合でも、それを追い掛けて釣ることができますよね!

ちょっとしたことですが、知っているかどうかで釣果に影響することもある。これを頭に入れておくと、ポイントセレクトなどで役立つ。

バスの目の前にルアーを通す

朝マズメや夕マズメ、夜間であればポストスポーンの状態のバスもある程度ルアーを追うことはある。

しかし、日中は基本的にルアーを積極的に追うようなことは少ない。

ですので、コツとしてはルアーをバスに見つけさせて追わせて釣っていくのではなく、バスの前にルアーをしっかり通して口を使わせる。

これが結構重要。ですから後で紹介するようなスティックベイトのノーシンカーリグや、ライトテキサスなどでスローな釣りを基本に組み立てると良い。

プリスポーンの状態ではルアーを積極的に追っていたバスとは、少し釣れ方が変わってくるのだ!

ポストスポーンに効くルアー

スティックベイトのノーシンカー、ライトテキサス

スティックベイトは余計な波動を出さず、ナーバスな状態のバスにも良く効く。

スティックベイトはこの時期は最も多用するルアーの1つかな!

私の場合はデスアダーやドライブスティック、センコーを使うことが多い。あまり小さいワームを使ってしまうと、産卵とは関係のない小バスが多くなってしまうので私の場合は5インチ以下は使わないかな。

5インチのワームでも30cm位のバスは釣れてしまうので、大型を狙うのであれば6インチクラス以上のワームがおすすめ!

最もよく使うのはデスアダーの5インチと6インチ。

  • 5インチクラスのワーム:30センチ台からの数釣り
  • 6インチクラスのワーム:最低でも40cm以上のバスが欲しい時

といったように使い分けをするのが基本セレクト。これは、野池でも琵琶湖でも同じ。

岸際やストラクチャー際、アシやウィードのポケットを狙う時はノーシンカーリグで。沖に遠投してボトムをズル引きしたり、ウィードに少し絡めてバスを誘う時は1.8g~3.5g。重くても5g位までのライトテキサスで使うことが多いですね!

朝夕マズメのシャローに入ってきたポストスポーンのバスは、ある程度サイズの有るワームの方が大型の個体を狙って釣ることができますよ!

ヘビキャロ

琵琶湖や野池で遠投し、広範囲を探りたい時はヘビキャロはかなり強力な武器になります。シンカーが着底したら沖でノーシンカー状態が作れるヘビキャロ。スローなポストスポーンの状態のバスにも非常に良く効きます。

基本的には日中の1段深い場所へ落ちたバスに効果的かな!

ワームは3インチ~5インチ程のものが使いやすく、ボートからの釣りであれば通常のバレットシンカーを使ったキャロでも良い。オカッパリであれば、より遠投の効く3ツ又式のヘビキャロの方が圧倒的に使いやすい。

ワームはよりスローに、ナチュラルに誘えるシザーコームが個人的には好み。スローな状態のバスを相手にする場合、ワームの自発的なアクションはかなり効果的だからね!

少しパーツが多く付いているワームを使用することで、ステイ中でもワームが微妙に動いてくれてナチュラルにアピールしてくれる。

プロップベイト

ステルスペッパーなどのシンキングスイッシャー。無駄なアクションや音を出さず、この時期のポストスポーンのバスには良く効くルアーの1つですね!

ウィードポケット等、ある程度バスの付き場が分かっているような時にデッドスローで引いてくる。すると、バスがフラフラっと浮上してきて吸い込むようなバイトが取れる。

個人的に好きなのはTHタックルのホバリンブライスシリーズ。あまり店頭では見かけないかもしれませんが、超デッドスローで巻いてもしっかりペラが回転してくれる。

スローな状態のバスにはかなり使いやすいルアーですね!

S字形ビッグベイト

いまさらいうことは無いまでもないですが、やっぱりジョイクロ。フローティングモデルにシンカーを貼り、沈下速度を調節して使う方が良いかな!

基本的には若干ラインをたるませてスローに巻くだけ。あとはバスの追尾が有ったらロッドアクションを入れて食わせたり、ロングステイしてみたり・・・・。

ポストスポーンのメスの大型バス狙いで使ってみると、反応が結構見れて面白い。しかし、ルアーにチェイスしてきてから食わせるのが意外と難しい所があるかな。

ビッグベイトでバスが出てくるような場所の傾向を見つけ、ワームでそういった場所を狙って行くようにすると効率的に釣りが出来たりしますよ!

ポストスポーンの釣り方まとめ!

今回は産卵直後の状態、ポストスポーンのバスを釣るための考え方や釣り方を少し紹介してきました。この時期はプリの状態のバスを釣るのに比べると、サイズもバラバラになりやすいし数もまとまりにくい。

ですのであまり好きじゃない方も多いかもしれませんが、その分攻略のテクニックが必要になるので釣果に差が出てくることも多い。ですのでこの時期に大型のバスが釣れるようになると、バス釣りがもっと面白くなってくるんじゃないかな。

ポストが終わればアフタースポーンになり、様々なルアーで攻略が出来るようになる。それまではちょっと難しい釣りを楽しんでみるのも、レベルアップには良いものです♪

ポストスポーンのバスを攻略する際のチェックポイントを最後にまとめておくと

  • 時期の目安:4月中旬~5月中・下旬くらい
  • スポーニングエリア、またはその1段落ちた場所にバスは居る
  • マズメや夜間はシャローに上がってくる、日中は水深が落ちる
  • 基本はスローに、強すぎない釣りを

こんな点に気を付けてみてくださいな!

★まるなか大衆鮮魚ではバス釣りに関するコンテンツも今後どんどん充実させていきます。すべて実釣に基づいたコンテンツになりますので、タックル選びや釣り方、釣行記なども時間が有る時などにご覧ください。何か役立つ情報が見つかるかも。詳しくは「ブラックバス」のページまで。

それでは、今回はこの辺で。

また明日会いましょう!

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