さて、今回も最近ちょっと真面目に通っているシーバス釣りへ出かけてきました。
少し風が強く吹くかと思っていたのですが、釣り場に到着すると思ったよりも風が弱い感じ。
風自体はある程度吹いている方がシーバスのプレッシャーが低くなりやすく、浅いレンジで反応が出やすい傾向があるのでちょっと苦戦が予想されました(-_-;)
実際釣りをしてみた所、予想通りバイトが無く苦戦。
そんな中、ベイトの種類を見極めることに成功して狙い方を少し変えた所反応出まくり♪
サイズは60クラス止まりでしたが楽しい春のシーバスゲームが楽しめました。
それでは今回の釣行を振り返っていきましょう(*^^*)
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シーバス釣行 春パターンはベイトの種類がカギ!
シーバスの反応無し、苦戦の釣り
今回は少し遅い時間にポイントにエントリー。
ライトソルトゲームを楽しむ方が何名か付近にいましたが、シーバス狙いの方はいない感じ。
まずはいつも通りアイマサスケ95Fから入っていって潮の流れ具合やヨレの発生場所などを見極めていきます。
ダイワ 18イグジストLT3000S-CXHを使い始めてみて、本来はエギング用に購入したのでXHギアに初めは違和感がありましたが、毎回使っていると慣れてくるようで、だいぶ自分の釣りになじんできました(*^^*)
シーバス釣りのようにリールを巻き込んでルアーを操作する釣りの場合、ほんの少しギア比が変わったり、ハンドルの長さが変わっただけでもはじめは結構違和感になって釣りに集中できなくなったりすることがありますからね。
流れの具合をルアーの引き抵抗で判断する時なんかも、巻き心地が変わると判断が難しくなったり・・・・・。
だいぶリールの感触がなじんできたので、微妙な流れの変化などもわかりやすくなってきて良い感じ。
潮位も悪くないコンディションですが、ヨレや潮の流れがちょっとノロいかな。
それでも丁寧に探っていけばアタリくらいは出そうな感じ。
サスケのリトリーブ速度を調整してウォブリングしないギリギリの速度で探っていきます。
サスケシリーズを使う際、スローに巻くとロールが入り始めます。それより若干速度を上げるとウォブルがだんだん入って来るようになる。今まで使ってきた感じでは最も釣れるのが
ウォブルさせない速度で巻くこと。
これが結構キモになることが多いような気がするので、サスケを使っていてイマイチシーバスが釣れないという方は巻き速度に注意して見ると良いかもしれませんよ(*^^*)
結構スレた港湾部や河川のフィールドで80~90以上の良型シーバスも結構仕留めていますからね!
ひたすらコースを少しずつずらしながら丁寧に探っていくのですが反応は無い。
春のシーバスはベイトフィッシュが小型になることが多いので、他の時期のシーバス釣りと比べるとミノープラグでは反応が得られないことも多いのでこのあたりは想定の範囲内。
次に、これまた定番のトライデント90Sにチェンジし、しっかりカウントダウンを入れて水深1m前後のレンジをスローにサーチ。
レンジさえ合っていれば、バチパターンやチアユパターンではシンキングペンシルは万能なのでこれで食ってくることも多いので期待♪
サスケで流した場所を波動の弱いシンペンで再び流していくんですが予想に反して無反応(笑)
潮位的にも悪くないはずですので反応があってもいいはずなんだがそううまくはいかないのが魚釣りですね・・・。
そこで、困った時のワームに交換して更にレンジを下げ、なおかつナチュラルに探ることに。
ベイトの種類とレンジが重要!
ワームは手持ちに有った残り少ないダイワミドルアッパー3.5インチ。前回いい仕事をしてくれたので家のワームストッカーを探して2本ほど在庫を発見!
カラーは前回の釣行で使用した緑っぽい銀粉キビナゴと、今回発掘されたタフコンやマイクロベイトに強そうな銀粉アミの2色になった。
これに静ヘッド5gをセットし、接着剤で補強して残り少ない在庫をロストしないように注意して探っていく。
シンペンを使ってミドルレンジを通しても反応が無かったので、ここは一気にボトム狙い。
しっかりカウントダウンを入れ、ボトムに時々コツコツ当たるくらいのレンジを意識し、丁寧にストレートリトリーブ。
何となくこれで釣れるんじゃないかな~と思いつつ巻いてくると、そう思った矢先にモゾモゾっとバイト!!
メバルやアジをただ巻きで釣っている時のようなアタリ方だったのですぐには合わせず、少しリールを巻いて重みが乗ってきたところでバシッとアワセ!
無事ガッツリフッキングしたようで元気なシーバスの突っ込み♪
最近のアベレージサイズらしく大きくはなさそうですが、元気に走り回るのでこれはこれで十分楽しめます(*^^*)
ゆっくり引きを楽しんでキャッチ成功!
45位のかわいいサイズでしたが、すっぽりワームを飲んでいました。
バス持ちした所、大量のベイトを吐き出したんですが、何種類かの餌を捕食しているのを確認。
そして一番多かったのが意外なもの。
シラスよりも細長く、顔が丸っこくて小さなアナゴのような感じ。
これはいわゆるシロウオってやつですな。
シラウオとは違い、ハゼ系の魚で早春になると河川に入り込んできて産卵する魚です。
結構大量に吐き出したのですが確認できたベイトは、他に少量のバチと1匹のボラッ子でしたね。
まさか、ボトムに付いているシロウオをメインで食っているのか??これが原因でライズなどが全く見られないのであれば、攻略するにはボトムをうまく転がすことか?
シンペンでもレンジが合えば食って来そうなものですが、水深が若干深くていくら丁寧に巻いてもボトムすれすれを引くのは困難でした。
となると、このワームのパターンでいけるんじゃね?
という感じでパターンを推測してすぐに釣りを再開すると・・・・
サイズは40~50クラスの小型が中心ですが、キャストするたびにアタリが出る状態に。
さっきまでの無反応が嘘のようですが、こういうのがシーバス釣りですからね!
アタリの出方はかなり小さくて、ガツンと勢い良く食ってくるようなバイトは全く出ません。シーバスに限らず、遊泳力の低いベイトフィッシュを食う際は吸い込むように捕食することが多いですし、ただ巻きで探るとなおさらルアーの後方からゆっくり吸い込んでバイトしてくることが多いですからね。
ですのでアタリが出ても早合わせすると針先が口の中に入っていないようですっぽ抜けが増えましたね(-_-;)
しっかり慌てず、2~3回食いなおしてからアワセを入れていくと
丸呑みされてフッキングします。シングルフックのジグヘッドなので、少し飲まれてもペンチがあれば問題なく簡単にフックオフできますからね!
途中からカラーをキビナゴからアミに交換してみましたが、レンジと波動が合っていればバイト数には変化がなく問題なく食ってくる感じ。
銀粉アミの方がカラー的には弱い感じで、小型のベイトを捕食している時には人間的には釣れそうな感じのカラーかな。
サイズは一番大きいもので60クラスでしたが、どの個体も餌を食っていて元気よく引くので楽しい春のシーバス釣りになりました。
途中からは釣ってはリリースという作業の釣りになってしまったので途中で切り上げましたが、10匹くらいはシーバスをキャッチできました。
シロウオパターン時のワームのパワー、おそるべしですね。
シーバス狙いの際はレンジの差が本当に重要なので、ルアーを選んだりする際は重要視しましょうね。ほんの5cm、10cmの差でも結果が大きく変わってくることは良くありますから。
静岡の海にもシロウオがいるのは知っていて、メバルやアジを春先に釣る時は時々吐き出すこともありました。しかし、シーバスがこれをメインで捕食しているというのは少し予想外だったので、今回は釣れた魚の数以上に収穫がありましたね(*^^*)
バチ抜けはまだ本格化しておらず、これから4月~5月位がメインになってくる感じでしょうか。そろそろ本来であればチアユがまとまって入って来るはずなんですが、チアユが来ると80以上の良型シーバスも釣れてくるのでもっと春のシーバス釣りが楽しめるはずです。
今年は海水温が低かったことや、昨年秋に大型の台風が直撃したことで鮎の産卵数が減っていてチアユの接岸に影響が出ているのかもしれませんが、どうなんでしょうかね。
春のシーバスパターンはバチやチアユ狙いの比較的表層~中層のパターンがメジャーですが、表層にシーバスの反応が出ない時はボトム周辺のシロウオパターンも少し頭に入れておいた方が良いのかもしれませんね!
それでは今回はこのへんで!
ロッド:ダイコーアルテサーノエヴォルティア93
リール:ダイワ18イグジストLT3000S-CXH
ライン:よつあみスーパージグマンX8 0.8号+シーガーグランドマックスFX5号
ルアー:ダイワミドルアッパー3.5インチ+カルティバ静ヘッド5g
シーバスってそんなに釣れるもんなんですね。
ボクはフラット狙いで何年もワームでボトムを通していますが、
ただの1回もシーバスが喰ってきたことはありません w
ベイトとレンジが合ってないと全然ダメなんですね。
まるなかさんのブログで勉強して挑戦してみようと思っている
今日この頃です。
シーバスは居る場所といない場所がハッキリしているので、フラット狙いとは若干ポイントがズレてくる傾向がありますね!
毎年この時期は数釣りが楽しみやすい傾向にはありますが、ボトムパターンがここまで効果的だというのは予想外だったので正直まぐれ的なものもありますね(笑)
ヒラメと違ってシーバスはルアーの波動やレンジ、カラーで反応がかなり大きく変わるのでちょっとした釣り方の差が出やすい釣りになりますね。
焼津も河川がいくつか流れ込んでいて、シーバスも釣れるので色々試してみてください(*^^*)
[…] まるなか大衆鮮魚より。 […]