ライトゲームロッドの硬さ・パワーの選び方の目安

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ライトゲーム ロッド 硬さ

さてさて、今回はルアーでお手軽に色んな魚を狙う「ライトゲーム用ロッドの硬さ・パワー」の選び方について。

どの位の硬さを目安にしてロッド選びをしていけばいいのか?

1本でアジやメバル、セイゴなど・・・・・。

色んなターゲットに対応できるロッドを選ぶ際の役に立ててもらえたら嬉しい。




ロッドの硬さを選ぶ時は最大ウェイトを目安にしよう

ライトゲーム カサゴ 釣果

アジングロッドやメバリングロッドなど、ライトゲームに使うことが出来るロッドは意外と多くのラインナップがあるはず。

この時、ロッドを選ぶ時の分かりやすい目安としては「ロッドの適合ウェイトの上限」を見ておくとわかりやすいと思う。

ライトゲームロッド 硬さの選び方

初めに、私なりの目安を簡単にまとめておこう。

  • 最大ウェイト5g以下:かなりライトなロッドパワー。1g前後のジグヘッドリグなどに
  • 最大ウェイト7g~10g前後:港湾部のオールラウンドロッド
  • 最大ウェイト14g~:磯や外洋のポイントで大型のメバル狙いやチニングなど

私がロッドを購入する時、大体こんな風に自分の中で基準を作って選ぶようにしている。

ウルトラライトパワーのライトゲームロッド(~5g前後まで)

ロッドの最大ウェイトが5g前後までの表記になっているロッドは、ライトゲームロッドの中でも柔らかい分類になる。

パワークラスで言うと、「UL(ウルトラライト)パワー」に値することが多い。

柔らかいライトゲームロッド

このような柔らかいロッドは1g以下~1.5g位までの軽量なジグヘッドリグを使い、開けたオープンエリアで使用するのに適している。

ターゲットとしてはアジを中心に、アベレージサイズが20cm前後位までのメバリングやセイゴ、カマスなどだ。

カサゴやソイなどの根に付いている魚を狙うとなると、ロッドが柔らかすぎるので良型がヒットすると取り込めない可能性がある。

このような柔らかいロッドを使う時は、「大体20~30cm位までの魚を港の中の船溜まり等で狙うもの」と覚えておくと、シンプルで分かりやすい。

オールラウンドに使えるライトゲームロッドの硬さ(~7g、10g程度まで)

港湾部などを中心に、オールラウンドに使えるライトゲームロッドの硬さが「適合ウェイト~7g、10g前後」までのロッドだ。

オールラウンドなライトゲームロッドの硬さ

この位のパワーのロッドを用意しておくと、アジやメバル用のジグヘッドリグを使った釣り~ミノーやシンキングペンシルなどを使った釣りまで、広く対応できる。

1g以下のジグヘッドを使う場合は少しロッドが硬くなるが、ライトゲームで五目釣りをする時は1.5~2g前後のジグヘッドの方が使い易いと感じる。

ロッドのパワーランクで言うと、「大体L(ライト)パワー」クラスのロッドがこの位の硬さに該当することが多いかな。

ライトゲームロッド パワー

これから初めての1本を選び、港の中でお手軽にルアー釣りを楽しむ時はこの位の硬さのロッドがおすすめ!

最近は細くて強度のあるPEラインが主流になってきており、強いラインと合わせれば多少大きい魚が来てもキャッチできる。

パワーのある硬めのロッド(~14g、それ以上)

ロッドの適合ウェイトの上限が14gやそれ以上のパワーを持つライトゲームロッド。

ラインナップとしては少なくなるが、これらは主に「遠投・きつい障害物周り」の釣りを意識したロッドになる。

硬いライトゲームロッド

主にフロートリグなどを使った遠投系のアジングやメバリングの他、外洋に面したテトラ帯や磯での尺メバル狙いなどに使われる。

また、ルアーでクロダイやキビレを狙うチニングなどに使うロッドもこの位の硬さがあると役立つ。

ライトゲームロッド シーバス

他にも、カサゴやソイなどを根ズレがある程度起こる障害物狙いで釣っていく時、ライトなシーバスゲームにも使うことが出来るのがこのクラスの硬さだ。

基本的に外洋に面したポイントでライトゲームを楽しみたいのであれば、ちょっと硬めなロッドを1本用意しておくのがおすすめ。



ロッドの硬さと長さを合わせて選ぼう

ライトゲームロッド 長さと硬さ

ライトゲームロッドは、硬さとともに長さも重要になってくる。

一見すると硬さと長さを組み合わせてロッド選びをするのは難しいように感じるかもしれない。

しかし、メーカーのラインナップは分かりやすく出来ていて、

「基本的には柔らかいロッドほど短く、硬いロッドほど長いものが多い」

なので、港の中の開けた場所で使うなら短くて柔らかめなロッド。

外洋に面したポイントで使うことが多いなら、長くてちょっと硬めのロッド。

という風に選んでおけば、大きく失敗することはそうそうないはず。

とりあえず港の中でオールラウンドに使うロッドを選ぶのであれば、

「6フィート後半~7フィート中盤位で、7g、10g程度までが適合ウェイト」のロッドを選んでおくと良い。

実際に私が使っているロッドはこんな感じで、

ライトゲームロッド 硬さ

7.4フィートのL(適合ウェイト10gまで)パワーのロッドを使い、ライトゲーム五目釣りを楽しんでいる。

なお、ライトゲーム五目釣りに使うロッドの長さについては別に詳しい紹介があるので、そちらを参考にどうぞ。

根魚を狙う時は確実にキャッチできる強さのロッドを!

アジ等を開けた場所で狙うのであれば、魚が大きくてもドラグを使ってやり取りすれば柔らかめのロッドで対処できる場合が多い。

ライトゲーム 根魚

しかし、メバルやカサゴなど、ロックフィッシュを対象にする時のロッドはある程度パワーのあるものを選ぶ事!

ロックフィッシュはヒットすると根に潜ろうとする性質があるため、釣り場によってはロッドにパワーが無いと根に潜られてしまってキャッチできなくなる場合がある。

ライトゲーム五目用のロッドを選ぶ時、ロックフィッシュも狙いたいのであれば根に潜られないようなタックルを揃えるように注意しよう。

ライトゲームロッドの硬さ選びのまとめ!

大体こんな感じで、ライトゲームロッドの硬さ選びについての基礎知識はOKかなと。

ロッドを選ぶ時は「適合ウェイト上限」に注目し、

  • 最大ウェイト5g以下:かなりライトな分類で、開けた場所向き
  • 最大ウェイト7g~10g前後:港湾部の1本におすすめ!
  • 最大ウェイト14g~:障害物絡みの大型のメバル狙いやチニングなど

こんな感じで目安にしてもらえれば分かりやすいと思う。

後は人によって釣りのスタイルが有ったりするので、経験を積む中で自分に合ったロッドを選べるようになっていくはず。

それでは、今回はこの辺で。また明日会いましょう!

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