3月9日更新分 ヒラスズキゲームで凄まじいコンディションの乗っ込みチヌ!

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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回も海が荒れ気味の予報だったので、磯へヒラスズキ狙いですね。

各ポイントで徐々に魚は増えてきているものの、魚影にはかなりムラがあって外すと完全ノーバイトということもまだまだあります。
3月中旬・下旬くらいになってくると、色んなポイントで釣果が安定して出るようになってくると思います。

今回は最近全く様子を見ていなかった磯の調査ですが、果たしてどんな展開になったのか?

かなりの荒れに苦戦

今回は結構険しい道を長く歩くポイントをチョイスしました。
予報では向かい風が8m前後とそこまで強くはありませんが、このポイントはすぐにサラシが出て一気に荒れる傾向があります。

険しい道を40分くらい歩いてポイントに入りましたが、予想通りサラシはかなり濃く、場所によっては釣りが困難な状況です。
波が思いっきり当たるエリアは釣りにならないので、少し波を避けられるスポットを釣り歩くことにします。

かなり沖の方には海鳥が飛んでいるので、ベイトフィッシュはある程度居そうな感じ。

ルアーは何を使おうか迷いましたが、潮なじみの良さと食わせ能力重視でメガバスの空海スリム140Fで。

このミノーは浮力が小さく、水面下をドリフトでネチネチ探ったり、荒れている状況下でも比較的安定性が高いスリム系ミノーですな。

サラシが出ている場所は選びたい放題ですが、全体的に潮の流れが無くてちょっと嫌な感じがします。

釣り開始から1時間ほど歩き回ったもののこれといった反応が無く、ちょっとしたワンド状のポイントに着きました。

ワンド状の一番奥まった場所にサラシが出ていて、少し明確な払い出しが形成されています。
ここは過去の実績もそれなりにあるので、釣れそうな気配が濃厚ですね。

しっかりと立ち位置を決め、今まで以上に慎重にルアーを流し込みます。

流れの筋でミノーを水面直下でドリフトさせ、流れを当てて若干スライドさせながら食わせを狙います・・・。

すると、しばらくドリフトで踏ん張らせたときに「ゴッ」というアタリがあったものの、一瞬重みを感じで軽くなりました。
感触的にヒラスズキっぽかったですが、貴重なチャンスを逃しましたね。

このポイントは複数匹魚が居る可能性が高いので、水を飲んで小休止してから再び狙ってみます。

今度も払い出す流れに空海スリムを絡め、一点に留めてドリフトさせると、今度は「モゾッ」という微妙なアタリ。
すかさず巻き合わせを入れると重量感が乗り、今度はしっかりとフッキングできました。

しかし、ヒラスズキのような鋭い突込みは無く、重たくてノソノソした感じの抵抗。

この引きには覚えがありますね。

引きはあまりないものの、結構重たいのでドラグが少し出ました。

特に焦ることなく、ゆっくりと足元まで寄せ、波のタイミングを見てズリ上げ。

チヌ

凄まじいコンディション、パンパンに肥えた乗っ込みチヌでしたね。
このコンディションのチヌは、これまで釣ったチヌの中でも一番かもしれません。

フィッシュグリップのスケールは3kgほどを指していて、長さの割にかなりの重量感です。
長さは56cm位、決して小さくはないですが、それ以上のボリューム感ですな。

これまで釣り上げたチヌの最大は3.2kgの60cmオーバーですが、コンディションだけなら今回のチヌの方が上です。
ヒラスズキ狙いの外道で釣れたのがちょっと複雑ですが、良い魚に出会えましたね。

弱ってしまう前にリリースし、本命を狙います。

ヒラスズキの魚影はほとんど無く・・・

とりあえずボウズ逃れに成功したものの、その後は魚の反応自体が全くない状態が続き、磯を結構歩きました。

比較的早いペースでランガンし、2時間半ほど、磯を歩きながら釣ってきました。

途中はかなり険しい斜面などもあり、途中で引き返そうか迷ったんですが、今シーズンの状況を見ておきたかったので突き進みました。
しかし、最後のポイントまで一度も魚のチェイスが無く、そもそもヒラスズキが居ない様子・・・。

駐車スペースからかなり遠くに来てしまったことを若干後悔しつつ、ラストのスポットに着きました。
ここはかなり歩くものの、ヒラスズキの実績は結構高いんですよね。

割と高い確率で流れができているんですが、見立ては当たって今回も沖に向かって流れの筋ができています。
かなり荒れ気味ではありますが、釣りはできそうなのでこれは釣れそうです。

最後のスポットに期待を込め、ここまで投げ続けてきた空海スリムをキャスト。

サラシと流れの変化が絡むスポットを丁寧にドリフトさせると、1投目でしっかりとヒット!

しかし、合わせを入れるとかなり軽く、釣れたのは40cmあるなしのヒラセイゴ。
普段あまり小さいヒラスズキが釣れる場所ではないんですが、やはり魚が居ないのかな?

写真は撮らず、そのままリリースしました。

このポイントも何匹か連続で釣れることがかなり多いので、気を取り直して周辺を取りこぼしが無いようにジックリ探ります。

すると、このスポットで数投目、払い出す流れにミノーを乗せてフラフラとスイミングさせた時、黒い魚影がアタック!
しかし、痛恨のミスバイトでフッキングしませんでした。

すぐに投げ直したものの、その後は全くチェイスすらなくダメでしたね・・・。

見た感じチヌの可能性が高かったですが、厳しい状況だったのでキャッチしたかったですね。

結局今回はこんな感じで、かなり長い距離を歩いて頑張ったものの、ヒラセイゴ1匹と乗っ込みチヌ1匹というかなり厳しい釣果になりました。

問題は帰り道で、よく釣れた後ならルンルン気分で帰れるんですが、今回は気が重くて非常に疲れました(笑)
ヒラスズキ狙いは一番磯を歩く釣りなので、体も若干鈍っていて翌日はかなりひどい筋肉痛になりました。

最近は若干歩く距離が短い青物狙いがメインだったので、またヒラスズキゲームをやり込んで体を鍛えないとダメですね。

サラシも悪くなくてベイトの気配もありましたが、早春のヒラスズキゲームは中々シビアで狙って釣るのが難しいです。

これに懲りず、今後もヒラスズキゲームはやっていきます!

使用タックル

空海スリムはかなり細身で絶妙なナチュラルアクションのミノーなんですが、良い具合の比重で潮なじみが良くて使いやすいです。
スリム系ミノーの中では、個人的には一番お気に入りかな。

  • ロッド:ジャンプライズ オールウェイク106モンスターバトルリミテッド
  • リール:ダイワ 24セルテートLT5000D-CXH
  • ライン:シマノ ピットブル8+2号+ シーガー グランドマックス 10号
  • ルアー:メガバス 空海スリム140

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