
さてさて、今回は釣り初心者の方にもおすすめなちょい投げ釣りに適した時期・シーズンについて!
季節によって釣りやすい魚も変わってくるから、この機会に基本的な流れを紹介していこうかなと。
比較的少ない道具で釣りが出来て、軽くて使いやすい竿やリールでお手軽に楽しめるちょい投げゲーム。
ちょい投げの舞台は身近な港の中や波の穏やかな防波堤など、釣りの楽しさを知るにももってこいな釣りだね!
この機会にちょい投げ釣りに適した時期・シーズンの基本的な流れを知っておこう。
ちょい投げ釣りに適した時期・シーズンと季節毎の特徴
まずはちょい投げ釣りの1年の大雑把な流れを紹介しておこう。
魚は1年中同じポイントにいるわけではないから、釣りやすい時期がある程度決まっているからね。
- 春:水温の上昇とともに魚の動きが活発になってくる。狙い目はシロギスなど
- 夏:初夏は産卵を控えたキス釣りが面白く、夏が本格化してくるとハゼ釣りがスタート
- 秋:ハゼ釣りの本格シーズン到来。釣り初心者でもお手軽に数釣りが楽しめる。カワハギ釣りも楽しい
- 冬:水温が下がってくると、ちょい投げ釣りは少し釣り難いシーズン
1年の流れとしては大体こんな感じになるかな。
おすすめは春本番~秋!
ちょい投げ釣りは軽い仕掛けを使い、港の中や川の河口周辺などで釣りをするのに向いている釣りになるぞ。
だから魚が岸近くに寄ってくる時期に釣りをするのがおすすめ!
地域によって差はあるけど、キスやハゼ等釣って楽しくて食べて美味しいターゲットを狙うなら
春~秋の水温が高い時期がちょい投げ釣りに適している。
大体春のゴールデンウィーク頃からシロギスが浅い所に本格的に集まりはじめ、夏休み位になるとマハゼ釣りが開幕してくる。
その後10月位まではハゼ釣りを中心に、ちょい投げ釣りが面白い!
その後秋が深まってきて水温が下がってくると、魚は深い場所に移動したりするから釣果は伸びにくくなる。
春のちょい投げ釣りはキス狙いが面白い!
水の中の春は陸上よりも少し遅れてやってくることが多い。
春のちょい投げ釣りで狙っておきたいおすすめターゲットはキス!
キスは初夏を中心に卵を産む魚。5月位になって海水温が段々高くなってくると、港の中などちょい投げ釣りで狙いやすい場所に集まってくるようになる。
春は秋などに比べて産卵を控えた大きいキスが岸近くで釣りやすいから、春のちょい投げ釣りはシロギス狙いがイチオシ!
キスは天ぷらにすれば間違いない味だけど、大きいものは塩焼きにしたり刺身にして食べることもできる。お手軽に釣れて、食べてもめちゃウマいおすすめターゲットだ。
砂浜からでもキスは狙えるけど、仕掛けを遠くに投げないと釣れにくい事もある。ちょい投げ釣りで狙うなら、足元から水深があって魚が近くに寄りやすい港の中など堤防からが良い。
- おすすめターゲット:シロギス(大体5月位からが狙いやすくなる)
- 釣れる場所・ポイント:港の中や防波堤、砂浜など。初心者の方は堤防釣りがおすすめ
夏のちょい投げ釣りはキスとハゼ狙いで!
季節が進んで6月、7月となってくると水の中も夏らしくなってくる。
大体7月いっぱいくらいまではキス釣りが楽しい時期になるんだけど、8月位になるとキスは深い所に移動する群れが出てきたりする。
そうなるとシロギスの釣果が出にくくなったりすることもあるんだけど、8月頃になるとハゼ釣りが開幕!
キスと並んでちょい投げ釣りでは人気のあるハゼ。キスよりも大きさは少し小さめだけど、お手軽に釣れるのはどちらかと言えばハゼ。
食べてももちろん美味しく、キスよりも味が濃くてこれまた美味しい魚だね♪
ハゼ釣りを楽しむなら、港の中でも釣れないことはないけど
最も釣りやすいのが河川の下流~河口周辺!
港の中に流れ込んでいる川の下流域や、河口周辺の堤防からちょい投げ釣りをやってみよう!
そうすればお手軽にハゼのアタリを楽しむことが出来るはず。
河口周辺はいろんな魚が集まってくるから、ハゼの他にもセイゴ(小型のスズキ)、小型~中型のクロダイやキビレなんかも外道で釣れて面白い。
7月位まではキスを狙い、8月以降になってきたら川の下流域などでハゼ釣りをするのがおすすめ!
- おすすめターゲット:シロギス、マハゼ
- 釣れる場所・ポイント:キスは港の中や防波堤、砂浜など。ハゼ釣りは河川の下流域や河口周辺を狙う
秋のちょい投げ釣りはハゼとカワハギ!
夏が過ぎ、徐々に日が短くなってくるとハゼ釣りの本格シーズンが到来する。
基本的に1年で寿命を終えるマハゼは、夏のシーズン序盤は小型が多い。季節が進んで秋になってくるとハゼはどんどん大きくなり、釣り味も良くなってくるし食べ応えも出てくるぞ♪
9月~10月位はハゼの魚影も比較的濃くて釣りやすいから、ちょい投げ釣りで狙うハゼ釣りが最も楽しい時期!
初心者の方でも魚がいるポイントで仕掛けを投げれば、比較的簡単に魚の引きが味わえるはず。夏のハゼ釣りと同じく、基本的には河川の下流域~河口をメインに狙えばOK。
その後季節が進んで10月中旬・11月となると、ハゼは海へと下っていく個体が増えてくる。そうなると河川の中でもより河口に近い場所や、河口周辺の港の中や湾内が狙い目のポイントへと変わっていくぞ。
そして、秋のちょい投げ釣りでハゼと並んで狙って楽しいのがカワハギ!
ハゼやキスよりも若干難易度が高くなりやすいけど、ベラなどの外道を含めればいろんな魚が釣れるカワハギのちょい投げ釣り。
カワハギは秋~冬にかけてキモが大きくなり、食べてもかなり美味しい(私はキモ食べれないけど・・・)
カワハギを狙うなら、港の中や砂浜の中でも石がゴロゴロっとしているような場所がおすすめ!
カワハギは細かい砂底の場所より、石や根が点在している場所に多く住んでいるからね。
海底に沈めた仕掛けを引いた時、ゴロゴロっという仕掛けを引きずる感触が伝わってくる場所の方がカワハギに出会える確立は高くなるかな!
引きが強くて楽しいカワハギ釣りだけど、カワハギはキスやハゼに比べると年によって沢山釣れる時とあまり釣れない時がある。
だから場合によっては中々狙って釣れない事もあるのが難しい所。餌を取るのが上手な魚だから、釣り自体の難易度も少し上がりやすい傾向はある。
- おすすめターゲット:ハゼ・カワハギ
- 釣れる場所・ポイント:ハゼは河川の下流域や河口周辺だが、季節が進むと海に下る。カワハギは石や根のある場所を狙う
冬のちょい投げ釣りは難易度高め
水温が低い冬の時期は、ちょい投げ釣りの難易度はかなり高くなる。
ちょい投げ釣りにこだわらないのであれば、冬はカサゴやソイなどの根魚を狙ってみるのもいいかもしれない。
冬場にちょい投げ釣りを楽しむのであれば、少しでも水深が深い場所や温排水が流れ込む場所などを狙うと良い。
水温が安定しやすい場所はキスなどが残っている場合があり、沢山釣るのは難しくてもポツポツと釣果が出ることはあるぞ。
冬場に河口周辺に夜釣りでちょい投げ釣りをすると、海に落ちていった型の良い落ちハゼが釣れたりすることもある。
冬のちょい投げ釣りは釣れないことはないけど、難易度は高め。
- おすすめターゲット:越冬キスや落ちハゼなど(難易度は高め)
- 釣れる場所・ポイント:少しでも水温が安定しやすい水深が深い場所や、温排水の周辺など
まとめ
ちょい投げ釣りの1年の流れは大体こんな感じかな!
ちょい投げ釣りで魚が釣りやすい時期は、基本的には春~秋の海水温が高い時期になる。今回紹介したキスはハゼ以外にもいろんな魚がゲストで釣れたりするのもこの釣りの魅力。
ちょい投げはお手軽に遊べる釣りなんだけど、釣り初心者の方からベテランまで楽しめて奥が深い。沢山釣ろうと思ったら仕掛けを工夫したり、誘い方を色々試したり・・・・・。
私自身今まで川釣りや海釣りまで、岸釣りを船釣りも色々やって来たけど身近でお手軽なちょい投げ釣りはいつになっても面白い♪
ちょい投げ釣りで楽しく魚を釣って、美味しく食べよう!
それでは、今回はこの辺で。また明日会いましょう!