魚の氷焼け現象と対策法を考えよう!

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さてさて、今回は釣り上げたりした魚を持ち帰る際に時々起こる

魚の氷焼けについて少し紹介してみようかなと。

スーパーや魚屋さんで売っている魚を見る時にも、

「脂が乗っているのか?単に氷焼けしているだけなのか?」見分けが出来るようになると、ちょっとした買い物の時などに役立つはず!

せっかく釣った魚を良い状態で食べるために、この機会に魚の氷焼けについて少し見ていこう。

魚の氷焼けの現象と対策の基本!

 

まずは氷焼けが起こる原因と対策方法を簡単にまとめておく。せっかく手に入れた新鮮な魚を美味しく食べるなら、出来るだけ良い状態で家まで持ち帰りたいよね。

魚の氷焼け現象と対策の基本
  • 氷焼けが起こると:魚の目や身が白っぽく濁ったり、身が少し水っぽい感じになる
  • 氷焼けが起こる原因:活けの状態の魚に直接氷が触れたりすることで、冷えすぎたのが原因
  • 対策方法:氷が直接触れないように注意して持ち帰る

魚の氷焼けについて、超簡単に紹介するとこんな感じになる。ここから先はもう少し詳しく見ていく事にしよう。



氷焼けが起こった魚はこうなる

これは良くスーパーとかでも見かけるサバ。脂はあまり乗っていない個体になるんだけど、色はちょっと青みが掛かった青魚らしい色をしている。

じゃあこのサバはどうかな?

身の色としては全体的に白っぽくなっており、脂が乗っているサバのようにも見える。

しかしこの2匹のサバは脂の乗り具合としては大差なくて、2枚目の写真のサバがいわゆる氷焼け状態の個体になるぞ。

2匹を並べてみるとこんな感じになる。

実際に見てもらえば遥かにわかりやすいはずなんだけど、写真だとイマイチ違いが分かり難いかもしれない。

上のサバが氷焼けしている個体、下が通常の個体。上のサバの方がパッと見は美味しそうに見えるかもしれないんだけどね。

ちなみに脂がそれなりに乗っているサバがコレ。背中辺りを見てみると、牛肉などでいう「サシ」のような白い細かい筋のようなものが無数に入っているのが分かるかな?

脂を見る時は、身質をちゃんと見ないと氷焼けに騙されることもある。

氷焼けしている魚は身が白っぽいだけでこのような「サシ」が入っていないのである。

氷焼けを起こした魚は身がグズグズになりやすい

多少の氷焼けだったら色が妙に白っぽいだけの事もあるんだけど、氷焼けを起こして水気を吸ってしまった魚は身質も劣化しやすくなる。

具体的に言えば身が水っぽくて崩れやすくなり、捌いていくとグズグズになったりしやすくなるぞ(-_-;)

せっかく釣り上げた魚を家に持ち帰って美味しく食べるのであれば、氷焼けしないように対策をした方が良いんじゃないかな!

魚が氷焼けを起こさないように対策をする

魚が氷焼けを起こす原因としては、氷が直接触れたり低温に冷やしすぎた事に因る。

クーラーボックスに魚と氷、または保冷材などを入れる際は魚と分離するのが非常に重要になる。

例えば保冷材を入れて持ち帰るのであれば、保冷材を新聞紙で包んだりして直接魚が保冷材に触れないようにする。

こういうちょっとした工夫をするだけでも、持ち帰った魚の身の透明感は結構違ってくるもの。

他にもスノコを敷いて氷と魚が触れないように工夫したり、厚手のビニール袋を使ったりすると氷焼けを効果的に防ぐ事が出来る。

氷焼けするような時は冷やしすぎ!

遊漁船で釣りをしたりすると、船長がどんどん氷をクーラーに入れてキンキンに冷やそうと努力してくれる船宿もある。

しかし活けの状態の魚はそこまで冷やす必要はなく、冷やしすぎることによって死後硬直が促進されてしまったりする。

だから魚を持ち帰る時はやたら冷やせばいいというものでもなくて、カツオなどを海水氷で締める場合を除けば適度に冷えていれば十分!

釣ったばかりの魚は氷温まで冷やさなくても、そう簡単に傷んだり腐敗したりすることはないぞ。

魚は冷やしまくれば良いって訳ではなく、適度に冷やすことでよりおいしく食べることが出来る。

氷焼けを防ぐには直接氷が魚体に触れないよう、間に何かを挟んで持ち帰る事!

これを意識して釣りに出かけると良いね♪

それでは、今回はこの辺で。

また明日会いましょう!

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