さてさて、前回のワカサギ釣行に引き続いて、そのまま泳がせ釣りへリレーしていきます。
ここ芦ノ湖では、釣り上げたワカサギを餌に使う事でめっちゃ面白い釣りが出来るのである。
ワカサギは活きたものでも良いし、別に生きていないものでも使えるから結構お手軽。
ワカサギが釣れていた場所は水深17m前後の泥底。同じような場所でも泳がせ釣りはできるが、より釣果を出したければ岩がゴロゴロしていたり、駆け上がりがきつい場所の方が◎
そこで、船を走らせて泳がせ釣りに向いたポイントを移動することに。
水深と駆け上がりの角度、風向きを計算しつつ船を入れて泳がせ釣りをスタート!
強風の中、幸先良い出だし!
ちょっと風が強いけど、上手く船を入れれば良いスピードで流れていくので何とかなりそうな雰囲気。
風も強いし準備もしないといけないので、バタバタしながら仕掛けを投入。
芦ノ湖はかなり断崖絶壁の駆け上がりの場所も多く、良いポイントになる一方で操船を間違えると根掛かり地獄になるから厄介。
すると、餌を投入して1分も経たないくらいの間に当たり!!
一気にロッドが入ったのでレインボーっぽい感じだが、まずまずの引き。まだもう1本の竿の準備が途中で、操船もしつつの状況だったので忙しいねこりゃ。
予想通り、レインボーをキャッチ。ヒレは回復していて、結構いい感じに引いたね★
同行者の準備も終わり、少し落ち着いて操船しつつ船を流しに入る。狙うのは水深22~24m位のハードボトム。
魚探に反応は出ていないが、過去の実績はあるポイント。
すると、アタリは頻発とまではいかないもののポツポツとトラウトのアタリが出る( ̄ー ̄)
アタリが出てから食い込ませ、合わせを入れるまでがこの釣りの最大の楽しみ。レインボーなどは一気にロッドを引っ手繰るようなアタリが出るんだけど、ヒメマスなどは繊細で合わせのタイミングが難しいのだ。
何度もアタリはあるんだけど、餌を齧られてばかりでちょっと活性が低いのかな?
それでも丁寧に船を流していくとようやくヒット!
あまり引きは強くない感じだけど、スピード感はあまりない感じ。
30cmちょい位のブラウンをキャッチ。見た目は美味しそうに見えないけど、味は濃い目で結構美味しいのだ♪
どうやらこの日はブラウンがポイントに回遊しているらしく、すぐにブラウンが釣れ続く・・・・。
アタリの数はそれなりにあり、
「これなら結構釣れるんじゃないの?」
なんて思っていたら風が弱くなり、晴れ間が出てきたら全くアタリが出なくなってしまった(-_-;)
粘れば多少は釣れそうな気もするが、一旦岸に上がって腹ごしらえをすることに。
読みが的中。フィーバータイムの幕開けだ
ちょっと早めの昼食を済ませ、ポイントを変えて様子を見てみることに。
風の向きや過去の実績からポイントをチョイスし、水深をしっかり選んで流すコースを決めてムーチングゲーム再開!
とりあえず3人の仕掛けを落とし込むが、風がちょっと弱いので操船で誘いを掛けなきゃ渋いかな?
仕掛けのチェックや操船などがちょっと忙しくなりそうだが、少しでも釣れる確率を上げるために丁寧に探っていきます。
すると、釣り開始直後にアタリが出る!!
君はヒメマスかな?秋っぽい色の個体をキャッチ。
ヒメマスは超美味しいので、絶対に持って帰って食べるべし。
すぐにヒメマスが釣れて幸先が良いと思ったら、
ここからフィーバータイムに突入!
3人の竿全部同時にアタリが来たり、仕掛けを回収してくると後ろからトラウトが追尾してくるのが見えたりと超高活性タイム!!!
仕掛けをなじませ、操船で誘いを掛けてあげると誰かの竿にすぐアタリが出て止まらない( ̄ー ̄)
中層にヒメマスか銀鮭、サクラマスと思われる反応も見え、餌のワカサギの反応しているのが魚探に写る展開。
狙ったタイミングで食ってくるので、完全にパターンにハマった感じだ。
このポイントでは銀鮭やブラウンをメインに、怒涛のラッシュが続いて楽しすぎた★
アタリ自体は2~3分に一回くらいは来るんだけど、意外と食いが浅くて餌だけ取られたり。同時にアタリが出てしまって仕掛けが絡んだりと、トラブルもあったけど楽しいひと時を満喫。
中にはイケメンすぎるカッコいいサクラマスも混じったり、芦ノ湖のポテンシャルを体感できたかな?
結局1時間くらいはかなり良いペースでトラウトが釣れ続いた。しかしその後は群れが散ったのか、段々アタリが減ってきたので少し早めに切り上げて撤収することに。
もう十分釣れたし、もうちょっと釣りたいくらいで止めておいた方が良いしね(*^^*)
3人で2桁釣れたし、同行者たちも楽しそうに釣りをしていたんで良かった。始めての芦ノ湖でこれくらい釣れたらつまらない訳が無い!
釣れたのはレインボー、ブラウントラウト、コーホサーモン(銀鮭)、ヒメマス、サクラマスと五目釣り達成!
水温も下がってきてコンディションが良くなったためか、皮目に脂がのっていて身質も良い感じ!
半天然物だけど良い感じに色が出ている個体もいて、餌をしっかり食えているようだ。これなら釣るだけじゃなく、食べる方も楽しめるね♪
この釣りをやると、普段ルアー釣りなどしかやらない人も絶対ハマっちゃうんじゃないかな。
あの独特なアタリと駆け引きは病みつきになるし、スピード感あふれる自然の中で育ったトラウトの引きは格別だからね!
とりあえず今回のまるなかガイド芦ノ湖ツアーは成功したという事にしておこう。
待ってました、芦ノ湖のトラウト記事!
トラウトって海の魚とはまた別のカッコ良さがありますよね。
まるなかさんの記事を読むと、いつも自分が行ってなくても行ったような気分になってしまいます。
大きいものだと何センチくらいのものが釣れるんですか?
次回は超大物も期待してます。
トラウトは他の魚と違う神々しさがありますね!
静岡から芦ノ湖までは2時間もかからないし、こんなに楽しい釣りなのにみんな知らないので勿体ないと思いますね〜。
アベレージは大体40センチ前後ですが、大きいやつは60位でしょうかね。レインボーやサクラマス、銀ジャケはかなりスピーディーに疾走するのでめちゃ引きますね!