2020年を振り返る

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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、2020年も本日で終わりですね。

時間が経つのはあっという間で、すぐに1年が終わってしまいますなぁ。

 

今回は年末ということで、2020年をざっくりと振り返っていきたいと思います。

魚屋生活にピリオド

私、2020年12月30日を持って勤務していた魚屋を退職(今後は有休消化期間)しました。

はじめは他の仕事で正社員をしながら、このまるなか大衆鮮魚を立ち上げたのが懐かしい。

 

その後正社員での仕事は辞めて魚屋でフルタイムの非正規で毎日仕事をしつつ、まるなか大衆鮮魚を365日更新してきました。

この3年半+αは長かったようで短かったです。

心地良い環境をあえて捨てる意味

今の魚屋生活は私にとって全く不満は無く、好きな魚に触れつつ常連のお客さん(料理屋さん)や同僚との仕事は自分にとって快適すぎる環境です。

自分は主に近海物を捌く担当だったので、カツオやブリなどをはじめヒラメなど白身魚全般を中心に扱ってきました。

正直言ってストレスも全くと言っていいほどないし、生活に困ることもなければ地元で毎日釣りもできる。

 

しかし、あえて仕事を辞めるのは自分にやりたいことがあるからです。

 

今の快適な心地良い環境にとどまり続けるのも悪くはないですが、自分には

  • もっといろんな世界の釣りをやってみたい
  • 釣りの技術を今以上に向上させたい
  • 自分の特徴を思いっきり活かして生きたい

 

という目標があるんですね。

 

そうなると、今の半分ぬるま湯状態の中に居続けてもこれ以上の進化は難しいというのが私の実感。

あえて今の環境を捨てて新たな挑戦をしていこうと考えています。

一番貴重なのは「時間」である

今まではフルタイム勤務をしつつ仕事後にサクッと釣行し、その後HPの更新・・・・。

この生活を毎日のように繰り返してきました。

「毎日見に来てくれれば当たり前に毎日記事が更新されている状態」を作っています。

 

自分にとってはそれほど「苦」ではないんですが、この生活スタイルでは今以上に「時間」を作るのが理論的に不可能に近い。

 

私としては「時間さえあればもっと色んなことができる」と確信しているだけあって、歯がゆい毎日を過ごしてきましたね。

少しまとまった時間があれば、今まで皆さんに見せてこなかったような釣りをお見せすることができたり、自分自身も新たな技術を習得したりできるわけですから。

 

「自分の時間を確保する」ことも兼ねて仕事を退職したってわけですね。

 

遠征の釣行や一日では釣果を出しにくいターゲットを狙いに行く事が可能になりますし、個人的にはイラストをたくさん使った記事を強化したいんですよね。

最近はユーチューブで釣り関係のコンテンツも増えてきてはいますが、調べ物をする時はやっぱり文字やイラストの方がじっくり読み込めて理解しやすいこともあります。

しかし、自作でイラストを作るのは当然ですが時間が掛かり、今までの生活スタイルでは困難でした。

 

そんなこんなで、これからは「自分で考えて使える自由な時間」というものをしっかり確保した生活を強化していこうと考えていますね!

今後について

魚屋生活を終えた私ですが、今後の活動は何をやっていくのか?

移住計画について

以前にも紹介したように、本来なら2020年の春に仕事を退職し、その後移住する予定でした。

それが例のコロナウィルスによって計画の決行が困難になって退職がズレ込んだというわけです。

 

とりあえず冬季は静岡でやり残したことをやり、少し暖かくなってきたタイミングで移住候補地を回っていきます。

そして実際にその土地の空気に触れて移住先を決定し、新天地をベースにして活動を行います。

 

候補地は何か所か既に絞ってありますが、

  • 近場での季節に応じた釣り物が豊富
  • 釣り場が多く存在している
  • 少し遠征すれば色んな種類の釣りができる
  • 人口が少なく、釣り場が混雑しない
  • 物価がそこそこ安い

 

これらを考慮して選んでします。

 

個人的には魚が沢山釣れる・釣れないよりも「釣り場が沢山あって人が一列に並ばない場所」を優先したいですね。

たとえ魚が沢山釣れても人が多い場所で並んで釣りをするのが無理な性格なので、ゆっくり・まったり遊べる場所を選ぼうと思います。

割と自由に動けるようにします

とりあえずしばらくは静岡でやることをやって移住する計画ですが、その後はどうするのか。

正直向こうで何かしらの職場で働くのか、それともフルタイムのプロの専業釣りブロガーとしてやっていくのかは決めてません。

 

私の場合は仕事するのが好きな人間だし、自由な時間がありすぎても困るタイプなんですよね。

今よりも時間は欲しいですが、毎日朝から晩まで自由だと逆にだらけてしまうのが私のような弱い人間・・・。

 

なので週に何日か魚屋などで働いてみたり、その辺は生活しながら決めていこうと思います。

もしくはYouTubeの方でチャンネルを作ってみたり、無理が無く自分が楽しめる範囲でいろいろ模索してみます。

 

とりあえずの所は、今まで以上には自由に動ける状態を作るというのは間違いないですね!

2020年の釣りの振り返り

最後に、2020年の釣りを振り返っておこうと思います。

思い出に残る魚は・・・・

2020年もなんだかんだで毎日のように釣行をしていました(年末は繁忙期で釣行回数減)。

 

既にこれまで長いこと静岡で釣りをし続けてきた私。

正直言うと、思い出に残る魚というのは近年ほとんどないというのが正直なところですね(笑)

 

魚を釣ってもメジャーで大きさを測ったりしないし、まるなか大衆鮮魚をやっていなければ写真すら取らずに釣りあげたらすぐにリリースするだけですから。

なので特に思い出に残った魚というのは無く、魚が釣れる云々よりも「魚が釣れるまでの過程や釣れる仕組みを知るのが楽しい・嬉しい」といったところでしょうか。

後は釣り場で釣りをするという行為そのものが好きなので、釣れた魚は大きかろうが小さかろうがそれほど嬉しさは変わりません。

 

という感じで「2020年ベストフィッシュ○○選」的なものは特にありません(笑)

 

あえて言うなら、夏場~秋のカンパチ(ショゴ)を狙って釣るのは楽しかったですね。

ジグセレクトやアクションで釣果が何倍も変わるんですよね。

誘いと食わせのタイミングを意識し、狙った瞬間にバイトが出るのは病みつきです。

全体的な釣況は相変わらず不調

2020年シーズンは年明けからずっと水温が高く、本来死滅するはずのメッキが1月になっても釣れ続いたのが懐かしいですね!

メバルは多少釣れましたがここは静岡中部、例年通りしょぼい釣果で1釣行で複数匹釣れれば十分すぎな感じでした。

アジングも冬~春を中心にボチボチやりましたが、こちらも多少は釣れるもののいつもの通り良くはなかったですね。

カマスも釣れ方が読めない状態が続き、ライトソルト系の釣りはかなり厳しく、お手軽に釣果を出せる状況は中々なかったかなと。

 

サーフのヒラメやマゴチは春シーズンを中心にボチボチという感じで、夏~秋中盤はマゴチが釣れました。

そうはいっても以前のようにたくさん釣れる状態にはならず、静岡サーフのパワーが無くなっていく傾向を年々感じてます。

一方でヒラメは夏以降になるとぱったりと居なくなり、最近はメジャーポイントを中心に釣れ始めてはいるものの、やはり遠州などと比較すると魚影の差が大きくなってますね・・・・。

 

以前から爆発力は遠州サーフに分がありましたが、1年を通じて安定して釣れるのは静岡サーフでした。

ここ何年かはどちらかと言うと「安定して大して釣れない静岡サーフ」になってきてますね。

 

Twitterでも呟いたんですが、静岡サーフは土砂の影響で岸近くの地形が平坦に・浅くなってきてから魚が一気に釣れなくなってきている気が。

今後どうなるかはわかりませんが、以前のように安定して魚が釣れる状態に戻る可能性は正直言って低いような感じもしています。

小型青物は好調

一方で小型の青物は比較的イージーに数釣りができ、ワカシやショゴ狙いのショアジギングは良く楽しめたかと思います。

はじめはワカシの接岸に始まりましたが、その後ショゴが増えてきたので私はショゴ狙いのショアジギングをやり込みましたね。

 

8月は1~1時間半程度釣行すれば5~10匹くらいは平均してショゴが釣れる感じで、色んなポイントに通って群れの入り方なども読めたので楽しい癒しになりました。

サイズは平均で30cm中盤~後半くらいと例年よりも若干小さめでしたが、静岡中部での釣りはぜいたく言えない釣況なので魚が回遊してきてくれてよかったですね!

行動範囲が広がる方が増えた

私の出身地である静岡中部ですが、どちらかというと遠征をする方が少ない地域だと思います。

静岡や焼津などに住んでいる方の場合はだいたい三保~焼津あたりがホームになり、どういうわけか皆さん離れた釣り場に出掛けるのを嫌がる傾向がある。

 

しかし今年は秋のサーフヒラメが釣れにくい状態が続き、好調の遠州方面に出掛ける方が非常に増えた印象があります。

遠征に出掛けて色んな釣り場で経験を積むのは良いことで、釣りの引き出しも広がって視野が広くなるのでおすすめですね!

 

釣具屋さんに聞いてみても「ちょっと離れた場所に遠征に出掛ける方は明らかに増えた」と言っていました。

 

釣れない場所で釣りをしても何が正しくて何が間違っているのかが分かりにくいし、魚を釣ったからこそ得られる経験値というのは絶対にありますからね。

実際に私も今年は伊豆方面に何度も行きましたが、やっぱり釣れる釣り場で釣りをすると魚が沢山釣れて良いですね!

 

普段静岡中部でしか釣りをやらないという方は、少し足を伸ばして御前崎・遠州方面や沼津・伊豆方面に行ってみると良いです。

場合によっては静岡中部の数倍~10倍くらい魚が釣れる事も普通にあり、良い経験を積みつつ楽しい思い出ができるかもしれません。

2021年以降の静岡の釣りはどうなるのか?

2020年も相変わらず黒潮の蛇行が続きました。

富士川の汚泥問題や先ほど紹介したサーフの地形変化などの影響かはわかりませんが、静岡中部の魚影が薄くなってきているのは間違いないと感じています。

 

周囲の方に聞いても皆さん同じようなことを言っており、詳しい理由は分からないものの、ここ10年くらいで一気に魚が居なくなってしまっている。

私のメインフィールドは清水~静岡エリアですが、私の釣果は10年前の1/5~1/10くらいになっている実感があります。

特に港の中が影響大ですね。

 

魚が居てもスレてしまって釣れないのではなく、そもそも生命感が無くて魚が接岸してこなくなっている感覚でしょうか。

クロダイやハタなどの一部の魚種は逆に増えてますが、全体としてみれば魚が居なくなりました。

焼津方面に行くと若干マシな印象ですが、それでもやはり以前と比べたら魚は減りましたね。

 

この謎の現象に関しては今後どうなるのかは分からないですが、正直「復活する気がしない」というのが私のイメージ・・・。

黒潮の蛇行が終わっただけで港の中に魚が戻ってくるとは考えにくいような気もするし、自然相手なのでよくわかりませんね。

 

以前のように港の中にイワシが沢山いて、アジやメバル、シーバスなどがそれを捕食しているのが見える状態になったら良いですよね。

2021年も静岡中部は厳しい釣りになる可能性が比較的高いと考えていますが、いつかの復活に期待です。

終わりに

2020年はこんな感じで、マイペースでコツコツと自分がやるべきことを継続した1年になりました。

 

2021年は自分にとって変化の1年になり、これまでの環境から離れて新たなスタートを始めます。

当然不安もありますが楽しみな気持ちが大きく、1度しかない人生なので後悔しないように行動します。

 

今後もまるなか大衆鮮魚は「いつもどおり」やっていきますので、これからもよろしくどうぞ!

2 COMMENTS

須藤嘉一

今年も一年お疲れ様でした
来年も楽しみにしてますので
頑張って下さい
出来れば来年はご一緒出来れば嬉しいけどそうもいかないか?w

良いお年を

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まるなか大衆鮮魚

ありがとうございます!
来年も変わらずやっていくので、時間がある時にでも見に来ていただけたら幸いです。

読者の方との釣行は今のところ考えていませんので、そこはご理解いただけると嬉しいですね(笑)

返信する

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