さてさて、今回は私が使用しているランディングシャフトの中の1本
シマノ ボーダレスランディングシャフトのインプレッションをしていこうかなと!
ランディングシャフトって意外と盲点な所があり、リールやロッドは良いものを使っているのにランディングシャフトはなぜか安物を使っている人がめちゃ多い。
でもね、ランディングシャフトとクーラーボックスは値段と性能が比例する代表的な釣り具なんだよね。
だから良いランディングシャフトを使ってみると、価格が安いものとの違いはすぐに分かるはず。
釣り具屋さんで手に取って実際に伸ばしてみてもその違いはある程度分かるけど、
実際に先端にタモやギャフを取り付け、風や波のある場所で使ってみるとその使い心地って天と地ほど差がある。
今回紹介するボーダレスランディングシャフトはランディングシャフトとしてはまぁまぁ良いものになるから、値段もそれなりにしてくる。
買おうかどうか迷っている方へ、少しでも参考になれば良いと思う。
シマノ ボーダレスランディングシャフトをサクッとインプレ!
私が今手持ちで使っているランディングシャフトは
- 昌栄ブラックシープ
- ダイコー ランディングシャフト
- シマノ ボーダレスランディングシャフト
の3つ。
釣り場の足場の高さによって使い分けているんだけど、ボーダレスランディングシャフトは
とにかく軽く、伸縮が超スムーズ
というのが大きな武器だと感じている。ボーダレスランディングシャフトは安くはないものだけど、使い勝手は非常に良い。ステップアップしたアイテムが欲しい方には十分おすすめできるぞ!
- 重量:中~上級アイテムの中でもかなり軽いシャフト!
- 反発力:強度重視のアイテムに比べるとほんの少し弱いが、気になるほどではない
- 操作性:伸縮はとにかくスムーズ。スルスルっと抵抗なく伸ばせる
- 携帯性:ちょうど良い長さで、ベルトを付ければ背中に背負いつつランガン出来る
◎総評:軽量で伸縮スムーズ。港湾~多少波気がある場所でも使用できて使い勝手は良好!
とにかく軽い!ボーダレスランディングシャフト
このボーダレスランディングシャフト、数あるアイテムの中でもかなり軽量なアイテムになる。
私が使用している450の長さのもので322gの重量。
人気があって使っている方をよく見かけるダイワのランディングポールⅡの場合、少し短い4mの長さで重さが506gあるのよ(以前私も持っていた)。
ランディングシャフトを実際に伸ばして使ってみると分かるんだけど、伸ばした時の重さの違いはモロに操作性の違いに現れるからね。
この200g近い重さの差は使ってみると全く別物だから、一度使うと病みつきになるね。
テトラ帯でのヒラメ釣りやシーバス釣りなんかの場合、片手で10フィートほどのロッドを持ちつつランディングしないといけない。
外洋に面したフィールドだと波気もあるし、風も吹いていたりしてランディングシャフトの軽さが確実なランディングにかなり影響するんだよね。
アマゾンのレビューやらでは、エントリーモデルのランディングシャフトを使いやすいとおすすめしていることも良くある。
しかしそういう人は良いランディングシャフトを使ったことが無いパターンが殆どなので、あまり参考にしない方が良いと思うぞ(笑)
波が無い穏やかな港の中だけで使ったりするなら使えないことも無いけど、使い比べて見ればその差は非常に大きいと実感できるはず。
ブラックシープやダイコーランディングシャフトなど、それなりの小継ぎランディングシャフトの中でもかなり軽さが際立っているね!
反発力
ランディングシャフトの性能を大きく左右するのが、重さと反発力。
軽いほど使いやすいものになるけど、反発力が弱いとシャフトがしなってしまって使い難い。
だから軽さと反発力の両方を備えたものを購入するのがベストだ。
私はこのボーダレスランディングシャフト450を、比較的足場が低い外洋に面したテトラ帯で使っている。
2kgクラスのヒラメをはじめ、アオリイカなどもキャッチしたが波気が多少あっても問題なく使用できている。
しかしボーダレスランディングシャフトは小継ぎ玉ノ柄なので、磯釣り用の仕舞寸法が長いものよりは反発力は落ちるね。
反発力が落ちると言っても、10000円台のアイテムなどよりは遥かに反発力は上なので不安に思う必要はないかな。
超スムーズな伸縮
際立つ軽さとともにかなり好印象なのが、伸ばした時のスムーズさ。
いざランディング体制に入った時、途中で玉ノ柄が伸びなくなったりするとめっちゃストレスが溜まるんだよね、これが。
ボーダレスランディングシャフトのスムーズさはかなりのもので、今まで使ってきたアイテムの中でも1番滑らかに伸びる気がする。
ほんの少し傾けただけでもスルスルっと伸びていってくれるので、楽に捕獲体制に入れるのはありがたい。
良いランディングシャフトは1度伸ばせば違いが分かるはず。スルスル~っと抵抗なく伸びるぞ!
背中に背負うのにちょうどいい!
ボーダレスラインディングシャフトはいわゆる小継ぎ玉ノ柄。
310までのショートレングスのものは強度重視の仕舞寸法110cm前後になるけど、450と550は67.5cmと72.5cmになっている。
釣り場に置いて使ったり、背中に背負って釣りをするなら80cm位までのシャフトが使いやすい。
逆に超小継ぎと呼ばれるものは反発力が落ちたり、重くなるので波気がある釣り場や大型魚のランディングにはあまり向いていない。
450と550は短すぎず長すぎずの仕舞寸法になっており、フレックスアームなどのジョイントを付けて背負えば港湾部の釣りやテトラ帯の釣りでもストレスフリー。
※ベルトが付属で付いていないので、自分で用意する手間はあるけど。
軽くて良い小継ぎランディングシャフトが欲しい方に!
今回紹介したボーダレスランディングシャフトだけど、とにかく軽くて操作性の良さが目立つアイテムだね。
私はテトラ帯で釣りをすることが多くて、使い難いアイテムを使うと1人でランディングするのが苦痛で仕方なかったり・・・。
今までそれなりに良いものを使ったことが無いという方にも、1度使ってみればいいランディングシャフトの良さが分かるはず。
快適な釣りをする為にも、ランディンググッズは良いものを買ってみても損はないと思うぞ。
それでは、今回はこの辺で。また明日会いましょう!