こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はアオリイカエギング釣行へ。
非常に気温が高くて日中は修行になってしまうので、朝マズメの短時間釣行ですね。
6月に入ると春のアオリイカシーズンは終了モードになり、そのまま2週間~3週間ほど経過したでしょうか。
6月下旬位から、チヌやロックフィッシュを狙っていると、アオリイカの姿が増えてきました。
超早生まれの個体なのかは分かりませんが、200g前後~1kg弱ほどのアオリイカがルアーにチェイスしてきたり、群れで浮いてたり・・・。
5月頃に新子サイズのアオリイカをかなり見かけたので、それらが大きくなったのか?
そんな光景をよく見かけるので、今回はエギングタックルを持って磯~ゴロタ場周辺を調査。
夏エギング釣行はどんな展開に?
潮通しが良い深場に隣接したポイント狙い
最近は気温がぐんぐん上がり、シャローエリアは海水温上昇のためか、水質が悪い場所も増えてきています。
チヌはやる気なくプカプカと水面直下に浮いてボーっとしている個体が目立つように・・・・。
こういう個体をルアーで釣るのは不可能に近いことも多いので、下手に狙わないようにしています。
水質が悪い場所を避け、高水温に強そうな潮通しが良い深場に隣接したかけあがりのポイントへ。
まずは地磯のポイントを見てみますが、先日ハタ・クエ狙いの時にアオリイカを何杯か目撃しています。
斜面を降りてポイントに到着すると、手前のシャローエリアにマダイを発見。
結構日焼けしていて茶色っぽくなっていますが、尻尾の感じがチヌではなく、マダイ。
サイズは3kgくらいかな?
エギングタックルを持ってきましたが、一応ロックフィッシュ用のワームも用意していたので、ササっと準備してマダイにアプローチ。
シャローエリアで餌を探しているようで、ゆっくりとこちらに向かって泳いできます。
ロックフィッシュ用のワームをキャストし、根掛からないようにボトムにコツコツ当てながらスローに巻くと、猛烈に反応!
ワームに突進してきて何度か甘噛みしましたが、しっかり食い込まず・・・。
そのままワームが足元まで寄ってきてしまい、人の気配を察知して逃げて行ってしまいました。
まぁ、マダイは今回の本命ではないので深追いはせず、エギングを始めます。
潮はあまり動いていない様子で、ちょっと活性が低そうかなぁ。
あまり派手に動くエギだとプレッシャーを与えそうなので、ちょっと控えめな動きのエメラルダスステイをチョイス。
ダート幅が控えめで、海中での「ドシッ」とした姿勢の安定感が特徴的なエギですな。
沖のしゃめんの向こう側にキャストし、中層から探っていきます。
最近の傾向では、アオリイカが結構浮かんでいる様子をよく目にするので、ボトム狙いはあまりやらなくていいかなと。
着底まではカウント50~60ほど掛かる深場ですが、狙うのはカウント10~35くらいまでですね。
沖は表層を中心に狙い、かけあがりの斜面で一気にフォールさせてボトムにエギを置いて食わせるイメージで・・・・。
少しずつ歩いて探っていきますが、沖の方でエギを7回ほど連続ジャークで急浮上させ、見える深さまでエギを持ち上げた時、後方にアオリイカが急接近するのを確認★
やる気満々でかなり興奮している様子ですが、意外と警戒してエギを抱かない・・・・。
そのまま何度か誘いとフォールを組み合わせ、斜面に来たところでロングフォール。
すると、イカがエギに向かって「スススー」っと接近。
しばらくボトムステイさせて待っていると、ラインがピンと張りました。
すかさず合わせを入れると、良いジェット噴射★
狙い通りのパターンで乗ってきたので最高ですね!
身切れしないようにゆっくりとやり取りし、岩の上にズリ上げて無事キャッチ。
結構良いサイズのアオリイカでしたね。
その後再びランガンで斜面の周辺を探りましたが、200gの小型のイカがチェイスしてきただけ。
あまり粘っても効率が悪いので、少し移動することに。
ゴロタ場で群れを発見!
次は若干潮通しは悪くなるものの、海藻が生えているゴロタ場を狙ってみます。
さっきの場所よりも遠浅で、水が澄んでいるので魚影の有無が結構見えてしまいます。
イカの気配がなさそうな場所はスルーし、かけあがり+海藻が絡むスポットを打ちます。
浮いている見えチヌが何匹か居ますね。
気分転換もかねてエギをEZ-Qキャスト食わせにチェンジ。
かけあがりの向こう側にキャストし、カウント10ほど沈めて浅いレンジをサーチ。
すると、1投目でいきなり触りが★
フッキングしませんでしたが、アオリイカの気配は濃厚です。
目を凝らしてよく見てみると、かなり遠くに6~7ほどアオリイカが見えます。
再びアタリがあった場所へキャストし、スローダウンして探ると、今度はラインがしっかり引っ張られました。
合わせを入れると、先ほどのイカよりは軽いですが、そこまで小さくはなさそう。
サイズダウンしましたが、追加に成功です。
その後、少し歩いて大きな岩が沈んでいる場所の脇を探るとイカが乗りましたが、痛恨のバラシ・・・。
とりあえず2杯お土産もできたし、満足です。
チヌ狙いは外道に苦戦
夏イカが釣れることは十分わかったので、帰り道は少しチニング。
最近様子を見ていなかったエリアを周っていくと、浮いたチヌばかり・・・。
時々ボトムで下を向いているチヌも居ますが、水深が浅い場所はフグが盛りだくさん。
ワームを投げると数秒でフグにやられる始末で、これでは釣りになりません。
フグを避けるため、急深なポイントを中心に狙いますが、潮が動いていないこともあってか、中々チヌは釣れず。
時々ワームの後方にチヌがついてくることもあるんですが、一定の距離を保っている状態で、食わせるまでいきません。
急深な斜面+カキガラ付きの岩がゴロゴロ入っているエリアに目星をつけ、活性が高そうなチヌを狙い撃ちすることに。
少し歩いてチヌを探すと、真っ黒な個体が居ました★
沖にワームを落とし、デッドスローのズル引きでチヌに悟られないようにワームを近づけます。
ロングステイでチヌの警戒心を解き、2回ほどワームをシェイクすると、チヌが気付いて猛アタック!
しっかり本食いさせるまで合わせは入れずに我慢し、タイミングを計ってしっかりフッキング。
カンヌキにフックがしっかり掛かっているようなので、安心してやり取りできました。
ナイスコンディションなクロダイでした。
1kg中盤くらいかな?
その後、2回ほどチヌにワームを食わせたんですが、活性が上がりきらないようですっぽ抜け。
日が高くなって超暑くなってきたので、無理せずに撤収しました。
この感じだと、これからアオリイカエギングがまた楽しめそうですね!
この時期にそこそこなサイズが釣れるんだから、10月位になったらキロオーバーのイカも普通に釣れるのか?
この地のアオリイカの行動パターンはまだよくわかっていませんが、地元静岡よりも、長い時期アオリイカが釣れることは間違いなさそうです。
アオリイカは身は刺身に、ゲソなどは煮付けにして食べるのが好きなので、非常に良い食材にもなるので釣れてくれると助かります★
使用タックル
- ロッド:ダイワ エメラルダス ストイスト88LM-S
- リール:ダイワ 19セルテートLT3000-CXH
- ライン:メジャークラフト 弾丸ブレイドX X8 0.8号、サンライン ブラックストリームプラズマ3号
- エギ:DUEL EZ-Qキャスト喰わせ3.5号、ダイワ エメラルダス ステイ3.5号