さてさて、今回はうなぎ釣りをする際のポイント選びについて!
どんな場所でうなぎを狙えば釣果が出しやすいのか?
その基本となる考え方をここでは順番に紹介していくぞ。うなぎ釣りは小手先のテクニックうんぬんより、最も重要なのが釣り場セレクトと言っても過言ではない!
基本的に待ちのスタイルになることが多いから、魚が居る場所を選べるかどうかが釣果を大きく左右することになる。
この機会にうなぎが釣れやすいポイントを知り、釣果アップを目指していこう。
目次
うなぎ釣りのポイント選びの要点!
まずはどんなところに目を付けて釣り場を選んだらいいのか?
要点を簡単にまとめておこう。
- 川の上流か、下流か:基本的に流れの早い場所は型狙い。流れが緩い河口周辺などは数釣り向き
- 隠れ家の有無:うなぎは石が沈んでいたり、硬い障害物がある場所を好む。障害物が多い場所は良型が釣れやすい
- 水深:うなぎは水深が10cm前後の超浅い所から深いところまで幅広く生息している。日によってよく釣れる水深が変わることも多い
うなぎ釣りをする際、チェックしておきたい事は大体こんなところかな。
河川の上流か、下流域か
うなぎ釣りのポイントを選ぶ際、意外と重要なのが
河川のどのあたりで釣りをするのかという事!
うなぎはヤマメが釣れるような渓流域にも生息しているし、港の中でも釣ることが出来る。
基本的には河川の上流域や流れの強い場所ほど型狙いになり、流れの緩い場所ほど数釣りになる傾向があるぞ。とりあえずサイズ問わずうなぎを釣りたいなら、流れの緩い釣り場の方がおすすめかな。
隠れ家の有無
うなぎは日中の明るい時間帯は寝床に潜んでいることが多い。濁りのある時や夜間になると積極的に活動するようになるんだけど、意外と川底に何も変化のない場所でも釣れたりする。
しかしこういう変化の少ない場所は小型のうなぎが釣れる事が多くなり、大型をキャッチするなら石などの障害物がゴロゴロと沈んでいる場所の方が有望。
川底に沈んだ捨て石や牡蠣殻、コンクリートブロックなどはうなぎの隠れ家になるぞ。水草などが生えている場所でも良いんだけど、どちらかと言えば硬い障害物の方が有望だ。
水深が浅い場所から深い場所まで満遍なく探ろう
うなぎ釣りでは複数の竿を出してアタリを待つことが多い。このような時は、水深が浅い場所~深い場所まで仕掛けを投入する位置を散らして探るようにすると良い。
うなぎは日によって水深が浅い場所に出てきたり、逆に深い場所に固まっていたりすることもある。潮位や日によって傾向がコロコロ変わることも多いぞ。
うなぎがよく釣れる代表的なポイント!
次に、実際にうなぎを釣る際に実績が高い代表的なポイントを順番に紹介していくぞ。
河川の合流点、流れ込み周辺
2つの河川が合流している場所や、小規模な用水路などが流れ込んでいる場所。
このような釣り場はうなぎの魚影も比較的濃いことが多く、実績も比較的高い場所が多い。
うなぎの場合は流れ込んでいる水の量は必ずしも多い必要は無く、ほんの小さな合流点であっても好ポイントになることも良くある。だから一見すると目立たないようなちょっとしたスポットを見逃さないようにしよう。
このようなほんの少しの流れ込みであっても、意外とうなぎは集まってくる。特に目立つ変化の少ない河川では、このような小さなポイントが魚を集めるぞ!
落ち込み・滝つぼ
河川に落ち込みや滝つぼは新鮮な酸素が供給され、うなぎの潜んでいる可能性も高い好スポット!
水が落ち込んでいる真下付近は水深が深くえぐれていたりすることがあり、その深みがうなぎの寝床になっていたりする。落ち込み周辺に岩陰が有ったりするようなら、うなぎの潜む可能性はより高くなるぞ。
テトラ帯や捨て石、ブロックが沈んだ場所
河川内に沈められたテトラポッドや捨て石、コンクリートブロックなどが入っている場所。このような場所は根掛かりのリスクは高くなるが、大型のうなぎが釣れやすいポイントになる。
日中に釣り場の下見を行い、川底の色が黒っぽくなっていたりするような場所は何らかの障害物が沈んでいる可能性が高い。
夜間になると、うなぎは障害物の隙間から出てきて餌を探し始める。だから必ずしも障害物に餌を直撃させる必要は無く、根掛かりが多いのであればその周辺に仕掛けを投げ込むだけでも効果はある。
岸沿い
護岸された釣り場や、草が生い茂った釣り場などでは岸沿いが意外と好ポイントになりうる。
護岸された場所は岸近くに捨て石が入っていることも多いし、足元がえぐられた構造になっている場所も多いぞ!
護岸沿いや岸際に生えているアシなどはうなぎの隠れ家にもなるし、餌となるエビやザリガニ、ハゼ等の住処にもなる。
釣り場に着くと、ついつい仕掛けを沖に投げ込みたくなるかもしれない。
しかし、うなぎは意外と足元付近に潜んでいたりするもの。岸近くのポイントも忘れずチェックするようにしよう。
橋脚周辺
橋脚の周辺は日中でも影が形成され、うなぎの潜む条件が揃っているポイントになる。
橋脚には川の流れが当たるから、その周辺は水深が深くなったり浅くなったりといった変化が形成されやすい。
橋脚を作る際の基礎として捨て石が入っていることも多く、うなぎの隠れ家には最適だ。ただし根掛かりが多発する場合も多く、あまりギリギリに仕掛けを落とすと釣りにならないこともある。
濁りがある時や夜間はうなぎも寝床から出てくるから、橋脚から少し離れた場所でも十分釣れる事も多い。この辺りは根掛かりし難い距離感をしっかり把握して釣りをするように。
また、橋に街灯が設置されているような場所も良くあるが、灯りが当たっている場所でも意外とうなぎは釣れる。
暗い場所でないとうなぎは釣れないという事も良く言われるけど、釣り場によってそのあたりには差があるようだ。
河口
河川が港などに流れ込んでいる際下流部。うなぎは意外と海にも生息していて、これらは海うなぎと呼ばれることもある。
河川の中よりも外道が釣れる確率も高くなるが、その分初心者の方には五目釣りで色んなターゲットを狙いつつうなぎ釣りが楽しめるポイント。
イソメなどを使えばスズキやクロダイ、アナゴなども同時に狙った釣りが楽しめる。
増水が酷くて河川の流れが強く、川の中では釣りが困難な時は河口周辺の港の中などが意外と狙い目。
うなぎ釣りのポイント選びのまとめ!
うなぎ釣りに挑戦するなら、ポイント選びについては大体こんなところに目を付けてみると良いんじゃないかな!
天然うなぎは意外と身近なフィールドに潜んでいるし、タイミングさえしっかり合わせれば誰にでも簡単に釣れる魚でもある。
思わぬ大物が外道で釣れる事もあるし、ワイワイのんびり楽しめるから是非チャレンジしてほしいね!
それでは、今回はこの辺で。
また明日会いましょう!