サーフヒラメ・マゴチ釣り 潮を知ることで釣果は伸びる!

記事内に広告を含みます

今日はハゼを釣りに行く前、朝の静岡サーフへいつものようにヒラメ・マゴチ狙いで釣りに行ってきました。

実は朝起きた時、弱い雨が降っていたので不貞腐れて2度寝したのですが30分後くらいに目が覚めた時には雨が止んでいたので急遽出撃となりました。

若干普段よりも釣り場に着くのが到着したのですが、予想以上に釣り人の方の姿が多く、歩き回って空いているスペースを探すことに。

声を掛ければ入れるのでしょうが、近い距離で並んで釣りをするのはどうも好きになれないので・・・。

普段よりも釣り開始の時間が遅くなってしまったのですが、釣果は?

サーフヒラメ関係の釣り方や釣行期はコチラにて随時更新しています!

https://fish-beginner.com/category/lure-fishing/flat-fish/

なお、静岡サーフの紹介は「静岡サーフヒラメ釣りの基礎基本!」に詳しいものがあります。よろしければ参考にどうぞ(*^^*)




一見すると潮が動いているが、実は・・・

少し駐車場から歩いた場所に空いているスペースを発見したので、まずは海の状況を観察してみます。

パッと見た感じでは潮は動いていて悪くはなさそうです。右から左に向かって潮が動いている様子でしたが、いつものように40gのガン吉を結んでキャスト。

すると、ラインの引っ張られ方がおかしい・・・。

強烈な2枚潮が出現・・・。

表面上の目に言える潮の流れと、糸やジグに掛かってくる水の抵抗が違います。こういった時は2枚潮の可能性が高く、状況によってはかなり厳しくなる時もあります。

基本的に、底潮が通っていればヒラメやマゴチは比較的簡単に口を使います。しかし、2枚潮の場合はそうでないことも多いんです。典型的なのが、表層の潮だけが動いていて底潮が通っていないパターンですね。

この場合は見た目としては潮が動いていて悪くないような感じがするのですが、肝心な魚のいる層の潮の状態が悪いので低活性になります。

今朝の海もそのような雰囲気のする状況です。

また、2枚潮になると潮の流れが変化している層で糸ふけが発生してしまいます。

こうなってしまうと、糸ふけが影響してルアーに対して釣り人の意図しているアクションが伝わっていなかったり、ヒラメやマゴチ狙いでは非常に重要となる棚を正確に攻めることが難しくなります。

ですので、2枚潮の存在は非常に厄介なのですが、これに気づいていない人も多いのが事実です。

潮抜けの良いルアーを使い、出来るだけ糸を巻いてアクションを付ける

これは船のジギングでは広く使われるテクニックですが、同じくサーフをはじめとしたショアからの釣りでも十分活用することができます。

要するに、素直に沈んで素直にアクションし、引き抵抗の少ないルアーを使うことで潮の影響を出来るだけ減らそうということですね。

私のよく使うメタルジグで言うなら、若干リア重心で沈むスピードの速いジグを使うことになります。

逆に、こういった場面でセンターバランスでフォールスピードが遅く、また良く水を掴んで大きく動くタイプのものを使ってしまうと2枚潮の影響を大きく受けることになるので注意が必要なんです。

個人的に、こういった場面では若干リア重心のガン吉が使いやすいと感じています。

逆に、潮が素直でルアーのコントロールがしやすい状況であるならセンターバランスのジャクソンギャロップフォールをよく使います。

そして、潮抜けが良いルアーを使うことだけではなくアクションにも気を付けなければなりません。

こういった場面でロッドのテンションを緩めたフォールをさせてしまったり、ジグを大きくシャクってしまうとこれまた糸ふけの原因になります。

そうなると、こういった場面ではリールのハンドルの巻き方に緩急をつけてルアーに食わせのタイミングを与えたりすることが大切です。そうすることで糸ふけを極限まで減らし、ルアーのコントロールを失いにくくなります。

場所選択が失敗だったか、反応がない・・・

今日入った場所は若干普段よりも水深が浅い場所だったんですね。

ここ何日か私が釣っていたパターンは、比較的水深のある場所でのくぼみを狙ったり沖にフルキャストしていくパターンでした。

ですので、水深のある場所に魚が集まっているような雰囲気はしていたのですが、案の定投げても投げても反応がありません。時間もちょうど朝のゴールデンタイムだというのに反応のない時間だけが過ぎていきます・・・。

そこで、このまま狙い続けていても無駄だと見切りを付けて水深のある場所に移動することに。




釣り人が去った後の一瞬のチャンスをものにする!

移動先に選んだのはこちらも最近通っていなかった場所。先ほどの場所よりも水深があるので、まだ期待できそうだと判断しました。

移動することで一番良い時間を逃してしまいましたが、釣り人の数はすでに減っていて体さんモードが漂っていました・・・・。

まずは様子を見てみますが、相変わらず釣れなさそうな潮の流れ。

かなり暑くなってきて集中力も持ちそうもないので一旦休憩することに。

30分ほど座り込んで様子を見ていると、潮の様子が変わった気配がしたので釣りを開始します。

しかし、ここで替えのアシストフックのケースを忘れたことに気づきました(笑)若干リアフックが甘くなっているのに気づいていたので、仕方なくトリプルフックを装着して釣り開始。

すると、予想通り2枚潮が無くなっています。

こうなれば、誘いのアクションの幅も広がり・・・・

良いサイズのマゴチをゲット!!

狙い通り、ボウズ逃れ成功です。

潮の状態も良いので、ルアーをギャロップフォールに変えてよりスローに探っていくと、

ショウサイフグを追加。

今日はかなり厳しく、疲れたのでこれにて終了です。

やはり、サーフの釣りは潮の状態を読むことが一番重要ですね。今回の釣行ではそれを痛感しました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です