サーフのヒラメ・マゴチ釣り 底潮が通ったタイミングで魚は食う!

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本日は久々に仕事が休みでした。先日台風が過ぎたこともあり、海の状況が良い方向へ向かっていることを期待して久々に静岡サーフへ。

基本的に、台風が南側を通過するときは沖からフレッシュな潮を運んでくることが多いので釣果が上向くことが多いような気がします。

少し久々の浜の釣りなので、状況がどうなのかを知ることを第一に釣行しました。

サーフヒラメ関係の釣り方や釣行期は「サーフ ヒラメ釣り」にて随時更新しています!タックルの選び方や釣り方のポイントなど、他では教えてくれないマニアックな事まで情報盛りだくさんでお届けします。




静岡サーフの最大の時合いは朝!

ヒラメやマゴチを釣る際、朝夕のマズメを狙うというのは非常によく知られたことですが、どういうわけか静岡の浜にはそれが当てはまらないような気がするんですよね。

一番実績のある時間は間違いなく朝。特に、朝日が出てくるタイミングよりも少し遅く、完全に明るくなってしばらくした時間が最も魚の活性が高い気がします。

次に時合いが来るのは夕方ではないんです。

実は昼過ぎの13~14時くらいに時合いがあって、釣り人も少ないのですが結構釣れます。

そして、どういうわけか夕マズメは安定して釣れることは少なく、アタリ外れが大きい印象。

こうなってくると、1番の狙いはやはり朝ということになりますね。

若干の濁りはあるが大きな影響はなさそう

朝日が出始める時間帯に釣り場へ到着しましたが、相変わらず釣れていない為か釣り人はまばらです。

早速ポイントへエントリーして潮の状態をチェックしていきます。

40gのジグをキャストしてみると、アクションに対するジグの反応が非常に重いです。

表層の潮は動いている様子がないので、これは2枚潮のパターンです。

底潮のみが走っている2枚潮のようなのですが、こういった時は糸ふけを出すことはルアーのコントロールを失うことになります。

ですので、どんどんリールを巻き込んでリトリーブで動かしていくように意識します。

そうすることで糸ふけの発生を減らし、狙い通りの棚を狙い通りのアクションで釣っていくことができるんです。

若干の濁りは残っていますがそこまで気になるようなものではなく、魚の活性には影響が無さそうなレベルです。

底潮は通っているが反応に乏しい

2枚潮ではあるものの底潮が通っていることは、フラットフィッシュ狙いでは悪いことではありません。

十分に期待できそうなので集中しながらジグをキャストします。出来るだけ沖へ遠投してみたり、駆け上がりを斜めに通してみたり・・・・。

ですが、1時間ほどしても1度もアタリが有りません。

魚がそこそこ差してきていればアタリくらいは十分に拾える状況のように感じるので、どうやらまだ魚自体が少ない予感が漂い始めます。

こうなると持久戦でひたすら投げ続ける覚悟をしないと釣果を上げることが苦しくなります。

暗雲が徐々に立ち込めたとき、海の状況に変化!




表層の潮も同調して流れ始めた!

何となくジグの感触に違和感を感じたので釣りをやめて海の状態を見てみると、先ほどまで2枚潮だったのですが、今度は表層の潮が動き始めています。

底の潮と同じ方向へ流れているのが確認できました。

これで2枚潮が一時的に解消されたことになります。

こうなると、少しジグを積極的に動かしたり、フリーフォールさせてもジグのコントロールを失いづらくなるので様々な食わせのパターンを試すことができるようになります。

ジグの種類もガン吉からギャロップフォールに変え、よりスローに誘いを掛けます。、

しばらくすると、水面で何やらモゾモゾと反応が出ていたのでジグを投げてみると、着水と同時にHit!

元気よく泳ぎまわりますが、重さは非常に軽いです。それでも元気に引いてくれたので楽しめました!

かわいらしいワカナゴでした!

その後すぐにもう1匹、1周り大きなワカナゴを追加しました。

青物がいるということは、どうやらイワシの回遊がありそうなので期待も膨らみます。

反応のない時間が続き、移動すると・・・

ワカナゴが釣れたことで、とりあえずボウズは逃れることができました。

その後しばらく同じ場所で粘ってみたのですが、潮の流れが止まってしまい状況は厳しくなってしまいました。

そこで、少し大きくポイントを移動することに。

次のポイントへ到着すると、どうやら潮は動いている様子!

潮さえ動いていれば可能性は見えてくるので集中力を再び高めて釣りを開始します。

すると、開始数投目の足元付近でガツガツと良いアタリ!

すかさず合わせを入れると、

軽い・・・・。

何と、PEラインごと切られてしまいました。

そうやらトラフグかサバフグにPEラインを嚙まれてしまったようです。

大型のフグは厄介で、色の付いたラインを餌だと思って食いついてきます。船でタチウオジギングなんかをしていると、フグの多い年はPEラインごと持っていかれることが多発します。

酷い時は水深200mでジギングをしていて、水面直下の部分を噛みつかれたことがあります。そうなると1度で200mのラインを失いことになるのでショックも甚大でした(笑)

仕方がないのでノットを組みなおして釣りを再開します。

すると、沖合90m付近で気持ちの良いアタリ。

アワセを入れると元気よく引き込むので、マゴチだと確信!

しかし、途中で違和感に気づき、

まずまずなサイズのニベでした。

本命ではありませんが、結構引くので面白いです。

すぐにリリースをして釣りを再開するも、後が続きません・・・。

日もどんどん高くなってきて気温もぐんぐん上昇してきます。暑くてそろそろ体力的にもきつくなってきたのでそろそろやめようかと考え始めます。

しかし、本命を釣らずに帰るのも嫌なので少し粘っていると、100m程遠投して着水した瞬間にHit!

完全に運が良かっただけのパターンですね(笑)

しっかりとアワセも決まり、今度こそ力強い首振りが伝わってきたのでマゴチだと予想!

無事にようやく本命が

今にも外れそうな喰い方だったのでヒヤヒヤしましたが無事釣れてよかったです。

結局2時間半ほどの釣りでしたが、さすがに気温も高くなってきているので長時間の釣行は厳しい時期になりましたね。

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