ジャクソン オーシャンゲートライトゲームミックスを徹底インプレ!JOG-74L-K ST LGMIXの使用感解説

記事内に広告を含みます

ジャクソン オーシャンゲート ライトゲームMix インプレ

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回は魚種問わずに色んなターゲットをお手軽に狙うライトゲーム用ロッドを紹介します。

今日のテーマはジャクソンのオーシャンゲートライトゲームミックス、「JOG-74L-K ST LGMIX」の使用感を詳しくインプレッションしていきます。

オーシャンゲートライトゲームミックスシリーズの特徴としては、

  • 1万円台中盤の優れたコストパフォーマンス
  • 一般的なアジングやメバリングロッドよりも強めのパワー設定
  • チニングや根魚釣り・ライトなエギングなど万能に対応

ざっくり紹介すると、このようなロッドになっています。

主に1本のロッドで色んな魚を釣りたい、ライトゲーム初心者~中級者の方におすすめなアイテムですね!
私の場合はこのロッドをチニング用に購入し、チヌ・ヒラメ・マゴチなどをキャッチしました。

公平な視点でインプレッションをしていくので、ロッド選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。

✔管理人の経験・実績

なお、私の経験やライトゲームにおける実績としては

  • 年間釣行数250~300以上
  • アジング・メバリングなど、ライトゲームは専用タックルが出る前から経験あり
  • 静岡中部のカマスゲーム:10月~2月まで一度もボウズ無し
  • 静岡中部のチニング:1か月間ボウズ無し
  • メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり

こんな感じで、基本的に毎日釣りをして生活している人間です。
実釣実績もそれなりに残しているので、誰の情報を信じていいか分からない時などに役立ててくださいね。

ジャクソン オーシャンゲートライトゲームミックスのラインナップ

まずはオーシャンゲートライトゲームミックスシリーズのラインナップについて、簡単に紹介しておきましょう。

JOG-74L-K ST LGMIX

  • 長さ:7フィート4インチ
  • 調子:エクストラファスト
  • 重量:93g
  • 適合ライン:PEライン0.2号~0.6号
  • 適合ルアーウェイト:1.8g~19g

まずは私が購入した7フィート4インチのソリッドティップモデルですね。
今回詳しくインプレッションするモデルになります。

特徴としては、

  • 先調子のソリッドティップ仕様
  • バット~ベリーは反発力強め
  • 主にロッド操作を使う釣りに最適

簡単に紹介すると、こんな感じになります。

ライトワインドやチニングなど、小刻みなロッドアクションを使う釣りで使いやすいロッドですね。

JOG-76L-K LGMIX

  • 長さ:7フィート6インチ
  • 調子:ファスト
  • 重量:91g
  • 適合ライン:PEライン0.2号~0.6号
  • 適合ルアーウェイト:1.5g~17g

もう1つが、チューブラーティップ搭載の7フィート6インチのモデルになります。

お店で振った感触としては、

  • ややマイルドな先調子寄りの設定
  • ベリーの反発力は抑えめ
  • ただ巻き系の釣りや、プラグを使った釣りに最適

このような印象があります。

私が購入したソリッドティップのモデルと比較すると、調子はややマイルドに感じますね。
ジグヘッドリグを巻く釣りや、ミノー・シンペン・トッププラグなどの扱いが得意なロッドに感じました。

オーシャンゲートライトゲームミックス 74L-K STを「サクッと」インプレ

オーシャンゲート チニング 釣果

ここから先はオーシャンゲートライトゲームミックス74L-K STの使用感を詳しくインプレッションしていきます。

まずはロッドの使用感をざっくりとまとめておきましょう。

  • 飛距離・トラブルレス性:飛びは平均レベルだが、特に不満は無し
  • 重量感:上級機種と比較すると、やや持ち重り感はある。ただし気になるレベルではない
  • 感度・反発力:やや弾性を落とした厚巻きブランクスな印象。チニングに必要な感度は十分
  • パワー:バット~ベリーを中心に、しっかり強い。剛性感に優れている
  • 適合ルアー:主に7g~15gくらいまでのルアーが扱いやすい。最低でも5g以上がおすすめ
  • シチュエーション:メッキ・カマス・チヌ・カサゴ・ソイなどを狙ったライトゲーム全般に使える

私なりの使用感を簡単に紹介すると、こんな感じですね。

常夜灯周りで軽いルアーを使うロッドではなく、少し重量のあるルアーを使いたい場面におすすめです。

飛距離・ライントラブルの有無

飛距離は平均クラス

実際に私がオーシャンゲートライトゲームミックス 74L-K STをキャストした感覚としては、飛びの面では平均的な印象ですね。

普段はハイエンドタックルまで色々使い比べていますが、よく飛ぶ印象は無く、逆に飛距離が伸びない印象もありません。
高級なロッドと比較すると、振り抜き感がやや重たくなり、微妙に飛距離が落ちるような感覚はあります。

しかし価格を考えれば実釣に必要な性能は十分あり、ライトゲーム初心者~中級者の方であれば、十分使いやすいロッドだと思います。

アルコナイトガイド仕様

オーシャンゲートライトゲームミックスに使用されているガイドですが、コスパに優れたアルコナイトリングのガイドが採用されています。

オーシャンゲート ガイド

ガイドセッティングはバット側を中心にやや密な印象がありますが、PEラインを使っても穂先にラインが絡んだりすることは一度もありません。

まるなか

PEライン対応のガイドセッティングになっていて、ライントラブルは全く発生してないよ!

ロッドの重さ

やや重ため

ライトゲームLGMIXシリーズは、若干パワーを持たせたライトゲームロッドになっています。

私が購入した74Lのモデルは、93gの重量になっています。

使用感としては、一般的なアジング・メバリングロッドと比較すると、やはり重たいロッドになります。
ブランクス自体が軽さを重視したものではなく、粘り・剛性を重視した設計に感じるので、ある程度は仕方ないでしょう。

これよりも更に重たくなると重量感が気になりやすくなりますが、チニングや根魚などを狙うのであれば、十分使える範囲内ですね。
後は合わせるリールとのバランスが重要なので、軽快さを重視するなら軽いリールの方が良いと思います。

この辺りは、使用されているブランクス素材のグレードや、ガイドの違いが微妙に出てきますね。

まるなか

軽いルアーの扱いに特化しているアジングやメバリングロッドと比べると、やや重さが目立つかな

感度・反発力など

ソリッドティップによる操作感度

私が購入した74Lのモデルは、穂先の部分だけがしなやかなソリッドティップになっています。

オーシャンゲート ティップ

これにより、ルアーの着底や操作感・アタリなどを穂先の微妙な曲がり具合や重さで察知するのが得意です。

小刻みなロッドアクションでワームを小さく動かしたり、ズル引きした時にも、抵抗感を把握しやすいのはメリットですね。
PEラインと組み合わせて使用すれば、実釣に必要な感度は十分確保できる印象です。

手のひらサイズの小さなチヌのアタリでも余裕で分かりますし、特に不満は感じていません。

なお、ソリッド部分はかなり短く設計されているので、ペニャペニャ感は全くありません。
ライトワインドなど、ロッド操作でルアーをキビキビ動かす釣りにも使いやすいテーパーになっていますね!

まるなか

穂先だけがしなやかで、バット~ベリーはかなり強めの設計になっているね。ロッド操作でルアーを動かしたり、小さなアタリをバシバシ掛けていくのが快適にできるよ!

魚を掛けてからのパワー・粘り

穂先は繊細に作れているロッドですが、バット~ベリーに掛けてはしっかりとした粘り・剛性感があります。

高級なロッドは高弾性素材の薄巻きブランクスが多いですが、オーシャンゲートの場合は中弾性素材が使われている印象です。

ロッドに使用されている素材により、重量感や金属的な強い反発力など面では、やや劣ってしまうのは確かです。

しかし、その分多少荒く使ったり、強めに負荷を掛けても破損しにくいような仕上がりになっていて、ロッドの粘りはかなり強いです。

オーシャンゲート LGMIX 釣果

実際に良型のキビレを掛けてドラグを締めたやり取りもしましたが、ロッドが負ける様子は全くありません。

アジやメバルよりも少し大きめの魚を釣ったり、障害物周りを攻める時に役立つロッドになっています。
高級なロッドほど扱いが大変になる印象は無いので、ライトゲーム初心者~中級者の方には使いやすいロッドですね!

スペック的には、適合ラインの上限がPEライン0.6号になっています。
しかし、私が使った感覚では、ワンランク太い0.8号程度でも十分対応できる粘りがありますね。

まるなか

ロッドのパワーはかなり強く、粘りもあって安心して使えるよ!

適合ルアーやおすすめなシチュエーションなど

ベストは7g~15g前後

私が購入したオーシャンゲートライトゲームMIXの74Lのソリッドティップモデルですが、スペック的には1.8g~19gになっています。

しかし、実際に使った感触では、2gや3gのルアーになると、ロッドが強くて操作感がかなり分かりにくいですね。
特にPEラインを使った場合は、ラインの浮力が影響するので、よりフワフワした感触になりやすいでしょう。

チニング 釣果

私としては、ワームを使うならジグヘッドは5g以上が使いやすく、7g~10gくらいになると、かなり快適に使いやすいですね。

ちょうど防波堤からカマス等の小型回遊魚を狙ったり、チニングにマッチしたロッドの強さになっています。

ライトゲーム 釣果

一方で15gクラスなど、少し重ためのメタルジグも十分使えるので、小場所でのスーパーライトショアジギングなんかにも対応できますね。

まるなか

2gや3gといった軽いルアーを使うのであれば、もう少し柔らかいロッドの方が使いやすいよ!5gくらいからが使いやすい印象だね

おすすめな魚種・使い方など

オーシャンゲート LGミックス 釣果 マゴチ

オーシャンゲートライトゲームMIX74Lですが、私が使った感触としては

  • キャロやフロートリグ・メタルジグを使ったメバリングやアジング
  • 防波堤など、大場所狙いのカマス・メッキゲーム(ワーム・バイブレーション・ジグなど使用)
  • カサゴ・ソイ・小型のハタなど、アベレージ30cm程度までの根魚釣り
  • やや重ためのライトワインド(5g~)
  • チニング
  • ライトなエギング

このような釣りに使うのであれば、ちょうど使いやすいパワー感になっています。

穂先の繊細さ+バット~ベリーの強めの反発力により、ロッド操作でルアーを小刻みに操作したり、小さなアタリを掛けていくのが得意ですね。

一方、常夜灯周りなど、1g~3g程度までの軽いルアーをメインに使うのであれば、Lクラス程度までの一般的なアジング・メバリングロッドと使い分けるのがおすすめです。
強めのロッドになっているので、軽いルアーの操作感はどうしても劣りますからね。

オーシャンゲートライトゲームMIXインプレまとめ!

今回は、コスパ系ライトゲームロッド、ジャクソンのオーシャンゲートライトゲームMix74Lのインプレッションをしてきました。

やや強めのロッドを使った、ライトゲーム全般で使える汎用性が高いロッドを探している方に、おすすめなシリーズですね!

  • ルアーの操作感を把握したい・ロッドアクションでルアーを操作したい:ソリッドティップの74L
  • ただ巻き系の釣りや、マイルドな調子のロッドが好み:チューブラーティップの76L

こんな風に選び分けると、シンプルで分かりやすいと思います。
今回のインプレッションを参考にしてもらえたら嬉しいですね!

汎用性があるチニングロッドを探している方は、【チニングロッドの選び方・万能に使えるアイテムチョイスのコツ徹底解説】を参考にしてみて下さい。
チニングを含めたライトゲーム五目釣りに使えるロッド選び方を詳しく紹介します。

2 COMMENTS

オオムラ

こちらの記事を読んで今日solidタイプを購入してきました^_^
初心者にもわかりやすいインプレをありがとうございました!

返信する
まるなか

やや強めのライトゲーム全般に使いやすいオールラウンドロッドになっているので、コスパを考えたら十分使いやすいと思いますよ!

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です