メバリング 春パターンのメバル攻略の基礎!

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さて、今回はメバリングシーズン本番と言っても過言ではない

春の時期のメバリングの楽しみ方、釣り方についてですね(*^^*)

春の時期のメバル釣りは数・型共に狙うことができておすすめですし、釣り方もワームを使ったものだけではなくプラグルアー等も効果的に使っていくことでより釣果がアップしていくシーズンになります。

ちなみにこの記事を書いている2月下旬の時期ですが、既に水中のメバル達は春パターンが徐々に始まってきていて活性が上がってきていますよ!

それでは前置きはこれくらいにしておいて、春の時期のメバリングの攻略法や釣り方の基本となる部分の紹介をしていきます。



メバリング 春パターンの釣り方の基本!

早速本題である、春の時期のメバリングについてですが、ますは春のパターンがいつ頃から始まるのか?ここから始めていきたいと思います。

なお、メバリングの時期・シーズンの流れについては「メバリング メバルの釣れる時期・シーズンと特徴の基本」に記載があります。

メバリング 春パターン開幕の時期

基本的に、メバリングにおける春の好活性の時期の到来は

産卵終了による体力の回復+ベイトフィッシュの回遊の活性化。

これが一番のキーポイントになってくるように感じています。

まずメバルの産卵時期についてですが

地域によって多少の前後はあると思いますが、大体12月~1月下旬くらいが中心になることが多いと思います。

お住まいの地域のメバルの産卵時期を知る1番良い方法は、何と言っても釣れてくるメバルのコンディションをチェックすることだと思います。

メバルの場合、釣れてくる個体のコンディションの変化は結構明確に表れるもので、

季節が進んでいくにつれて抱卵した丸々としているメバルが減っていき、お腹がしぼんだメバルが増えていくのが分かると思います。

私の住む静岡の場合、2月くらいになると多くのメバルが産卵を終え始めている状況になり、今この記事を書いている2月下旬の段階では釣れてくるメバルの9割方が産卵を終えた個体になっていますね!

春パターンのメバリングは、この産卵を終えた個体が増えてきたタイミングから!

静岡の場合であれば、例年2月中旬くらいからかな。地域差はあると思いますが、そこまで大きくずれ込むことは無いと思います。

これをまずはチェックしてみてくださいね(*^^*)

次にキモとなるのが、ベイトフィッシュの回遊ですね!

大体年末~2月初頭位までの時期はベイトフィッシュの数も少なくて、水中の生命感も乏しいことが多いです。

しかし、2月になって徐々に夕暮れが遅くなり始めてくると、水中は徐々に春の兆候が出てきます。

例えばバチ抜けであったり、ボラッコやナミノハナ、チアユの回遊などが有名です。

これらのベイトフィッシュの存在はシーバス釣りなどではメジャーですが、メバリングにおいてもかなり大きな影響を受けます。

春のシーバスの釣果が伸びてきたころ、メバルも同じように春の釣りやすいシーズンに突入してきます。

これらのベイトフィッシュの姿が港湾部などに見られるようになったら、産卵後の個体を狙ったメバリングの春パターンも本格的に突入してきます。

つまり、産卵終了+春のベイトフィッシュの存在。この2つが重なった時に春のメバリングパターンが本格開幕するというわけですね!

そして、それが私の住む静岡周辺ですと大体2月中旬前後になることが多いということ。

メバリング 春パターンの特徴!

①メバルのライズが発生しやすい

春の時期のメバリングの特徴としては、厳寒期のメバリングと比較するとライズなどの反応が出やすく、高活性な個体や水面を意識した個体が多くなる傾向がある。

このような釣り場でライズする個体をいかに攻略していくのかが、春のメバリングでは結構重要になってくることも多い。

ですのでこの春の時期にメバルを狙って釣行する際は、ワームだけではなくてライズを攻略するのに必要なルアーも1つ2つ揃えておくと釣りの幅が広がるのでおすすめかな。

ワームで狙っても食ってこない個体をトップウォータープラグなどを使って攻略したりすることもできるので、水面系のプラグを持っておくと役立つ時がありますよ(*^^*)

ライズするメバルの攻略法については「メバリング ライズするメバルの攻略法」や、「メバリング トップウォーターゲームの基本」などに少し詳しい記載がありますから、暇なときなんかに読んでもらっても良いかな!

②港湾でも大型の個体が狙いやすい

メバリングを楽しむ際、身近な港湾部においても25cm以上の良型のメバルと出会う確率が高くなりやすいのが春の時期。

特に2月下旬くらいから4月くらいまでの時期は産卵を終えたメバルが体力を回復させる時期に当たりやすい。

普段は警戒心が強くて釣り人の少ない場所でひっそりと暮らしている良型メバルも、この時期は意外と狙いやすい場所にいたりする。

もちろん、警戒心が強いので大型メバルがいても釣れないことも多いですが、状況次第ではプラグルアー等をうまく使うことで攻略できたりする。

また、真っ暗なポイントなどでも海底に根のある場所や駆け上がりのある場所はメバルが付く。こういった場所には大型の個体も潜んでいることが多いのでチェックしておくと良いかな。

③回遊する範囲が広くなり、釣果のムラが出やすい

ベイトフィッシュの姿も多くなってくる早春~の時期のメバリング。

この頃になると、ベイトフィッシュの動きに合わせて移動するメバルも多くなる傾向があり、日のよって釣れる場所がコロコロ変わったりすることが多くなってくる。

ですので、冬の時期のメバリングよりもポイントの見切りを早くし、魚のたまっている場所を探し当てることに集中した方が良いように思う。

逆に言うと、魚の群れている場所を発見してパターンのさえはめてしまえば大型のメバルばかりが1か所から連発して釣れたりすることも多いのが春パターンのメバリング。

港湾の船溜まりなど、奥まった場所でも春のメバリングは楽しめますし外洋に面した場所のワンドなど、チアユなどのベイトフィッシュが溜まりやすい場所も春パターンのメバリングでは好ポイントになることもあります。



春パターンのメバリング 釣り方・ポイント

①プラグが活躍する

メバリングを楽しむ際、ついついワームばかり使ってしまう方もいると思います。

しかし、春の時期にもなってくると晩秋から港湾部などに接岸してきているメバルの中には既にルアーを見切ってくるスレている個体なども増えてきますね。

また、ベイトフィッシュを積極的の追う個体も多くなってきますからプラグルアーが強い効果を発揮するシーズンでもあります。

ワームで釣りを始めてみてももちろんいいですが、軽く触るようなバイトがあってフッキングに至らないような時はワームで深追いせず、プラグに交換して探ってみると一発で食ってくること等も春の時期は多い。

春パターンのメバリングでは、プラグを使った釣りを一度見直してみましょう(*^^*)

おすすめはペンシルベイト、シンキングペンシル、ミノープラグがあればなんとかなることが殆どだと思います。

メタルジグやバイブレーションは深い場所を探るのには効果的です。しかし、重たいジグヘッドリグ+ワームで同じようなことができるので私の場合はほとんど使用することは無いですね。

メバルのプラッキングについては、「メバル プラッキングゲームの基礎基本」にタックル選びやおすすめプラグの種類など、基本的なものの紹介があります。

②河口・排水の流れ込みは要チェック

河口周辺や排水の流れ込みのある場所。

こういったポイントはバチが抜けたりチアユなんかが溜まりやすいポイントになります。シーバスなんかもこの時期は同じポイントで狙うことができますが、シーバスとは若干時合いがズレていたり、レンジが異なったりすることが多いので注意します。

ポイントでシーバスが豪快にボイルしているような時、メバルはタイミングをズラして捕食を開始したり、少し離れた場所や一段深いレンジで餌を食っている事なんかがあります。魚達にも力関係があるのでこのあたりは当然と言えば当然なのかもしれませんが、頭の片隅に入れておくと良いかな。

③ワンド・船溜まりなどベイトフィッシュのたまりやすい場所は好ポイント

春パターンのメバリングでは、特にベイトフィッシュが溜まりやすい地形。

これがメバルの釣果を上げていく上ではキーになることもあります。

岬や堤防の先端など、ベイトフィッシュの通り道になるような場所はもちろんですが、ワンドや船溜まり、スロープなどといった

回遊してきたベイトフィッシュが溜まりやすいような場所。

こういったポイントは実績が出やすいように思います。特に少し向かい風が吹いているような時は岸近くにベイトがより密集しやすくなったり、川の河口が隣接しているような場所もバチやチアユなどが流されてきたり溜まりやすい場所になるので見逃さないようにしたい。

港湾だけでなく、サーフのちょっとしたワンドなどにも春になるとチアユなどが集まる。

こういった外洋に面しているようなポイントであっても条件さえそろえばメバルが集まるし、タイミングが合えばライズしている姿なども確認できたりしますよ!

④水温の変動に要注意

春先~4月くらいまでの時期は徐々に水温ががっていくタイミングではありますが、冷たい雨が降ったり海流が変化したりするとかなり水温がガクンと落ち込んだりすることがあります。

こういった状況になると一時的にメバルの活性がかなり低い状態になったりすることがあるので注意します。

出来れば数日間の水温の変化なんかを把握しておくと良いかもしれませんね。

逆に水温が1度でも上昇し、2~3日高い状態が続いたような時は高活性な状態になったりすることも多いですからね!

今まで沈黙していた釣り場であっても、少し水温が上昇しただけで急にメバルのライズが盛んに見られるようになったり、ベイトフィッシュが多く回遊するようになったり。春の状況変化は結構急に起こりますから侮れませんよ!

後は水温上昇が本格的になってくると、赤潮や夜光虫などが大量に発生することがあります。ひどい状態でなければ全くメバルが釣れなくなるというようなことはそこまで多くはありませんが、少し活性が低くなってしまってレンジが深い位置になったり、夜光虫が発生すると魚の警戒心が強くなって釣りにくくなることがあります。

⑤タックルバランスに注意

産卵を終えて身軽になったメバルはヒットすると予想以上に強く引き込んだりするので、ライトすぎるタックルを使うとラインブレイクなどに繋がることがあります。

これが抱卵中のメバル。一瞬引き込んだりはするが、いったん引かなくなるとただ重たいだけのような引きになりやすい。

一方、スリムになった産卵後のメバルは重量感こそ劣りますが、引きの強さはかなり強力になります。

この産卵後のメバルですが、抱卵中のメバルの引き方とは結構違っていて、抱卵中の個体が重たいだけなのに対してかなり元気にファイトします。

可能ならばPEライン+6~7ポンドほどのショックリーダーを使ってメバリングを楽しむなど、ヒットさせたメバルが大型であってもしっかりキャッチできる強さを持ったものを使用した方が賢明です。

尺クラスの産卵後のメバルがヒットしたりすると、7ポンドのラインでも結構引き出されることもあったりしますからね。

成長の遅い場荒れしやすい根魚釣りをいつまでも楽しめるように、タックルにも気を使っていただいて釣りをしていただければ幸いです。

★まるなか大衆鮮魚では、他にもメバリングに関するタックルセレクトや釣り方、釣行記などの多数のコンテンツを用意してあります。時間のある時にでも「メバリング」のページに目を通してみると、何か役立つ情報が見つかるかもしれません。

メバリング入門に最適な、メバルの釣り方や道具選びの基本については「メバリング入門 釣り方、タックル選びの基本!」をご覧ください。

それでは、また明日会いましょう。

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