ジャッカル エッグアーム・エッグショットを実釣インプレッション!

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さてさて、今回は人気のジャッカルから発売されている根魚の穴釣りロッド&ブラクリのインプレ!

エッグアームとエッグショット、どちらもかなり人気があるらしく発売後売り切れになっている事も多かったアイテムですな。

ちょうど釣具屋さんに行ったときに少しだけ在庫があるのを発見し、ササっと購入しちゃいました♪

その後早速穴釣りに釣行し、カサゴをバシバシ釣って竿と仕掛けの使用感をチェックしてきました。

1年中身近なフィールドで遊べる根魚釣り。やってみるとかなり面白いので、興味がある方はぜひ挑戦してみて欲しい。



ジャッカルの穴釣りロッド エッグアームをインプレ!

ジャッカル エッグアーム

まずは竿の方からインプレッションしていこう。

その名もエッグアーム。

カラフルな色が可愛らしい竿に仕上がっていて、カラーラインナップは青、赤、黄色(オレンジ)の3色。

価格は穴釣り用のアイテムとしては激安というわけではないけど、

短い方で3600円、長い方で4600円(それぞれ税別)となっていてジャッカルの竿にしては良心的な価格設定。

最近は穴釣りがかなり人気になっているらしく、発売後しばらくすると釣具店から姿を消してしまった。

私の場合は在庫がギリギリで残っているお店を発見でき、運良く買うことができたけど。

まずはこの竿を実際に使ってみて感じた事を簡単にまとめておこう。

ジャッカル エッグアームをサクッとインプレ!
  • ロッドの長さ:ショートとロングがあるが、オールラウンドに使うならロングがおすすめ!
  • 調子:かなり極端な先調子。グラス素材なので非常にしなやかだが、折れるような感じではない
  • パワー:バット(胴)はかなり強く、大型の根魚でも余裕で対応できるレベル
  • グリップ回り:スピニング・両軸のどちらも装着可能。汚れても簡単に洗える

◎総評:根魚のアタリを楽しみつつ、一気に根から引きはがす強さも持っている。1本で根魚釣りが堪能できる

簡単にエッグアームを紹介すると、大体こんな感じかなぁ。

各項目について、もう少し詳しく見ていくことにしよう。

エッグアームショーティーとロンガー。迷ったらロンガーがおすすめ!

エッグアームはショーティーとロンガーの2種類が発売されている。

竿の長さはそれぞれ

  • エッグアームショーティー:55cm
  • エッグアームロンガー:120cm

という具合だ。

実際に見てみると、ショーティーの55cmは超短いのが印象的だ。

私は長い方、ロンガーを購入して使ってみたけど長い方を買って正解だったと思っている。

初めは超ショートロッドで魚の引きを味わうのも面白そうに感じたんだけど、実際に釣り場に立って使ってみると

「お店で見るよりも短く感じるな」

というのがファーストインプレッション。

実際に根魚をテトラ周りの穴釣りや岸壁沿いで釣ってみれば分かると思うが、

必ずしも真下に仕掛けを落とせる状況ばかりではないのが現実。

テトラとテトラの隙間を釣っていく時だって、穴の真上に立てないこともよくあるよね。

特に釣り場のテトラが大きい時は、そんな状況になりやすいかな。

また、釣り人が多い場所の場合はテトラの沖側へ仕掛けを軽く投げて探ったりした方がよく釣れる場面も多い。

こういう時は、短すぎる竿だと糸がスレてしまって切れたりすることも多いんだよね。

また、魚を障害物の隙間から引っ張り出して抜き上げる時など、竿はある程度長い方が快適だからね!

超先調子で感度良好!

エッグアームはかなり先調子(穂先が柔らかく、胴が強めで竿先を中心にして曲がりやすい)になっている。

糸を通して曲げてみるとこんな感じで、穂先付近がかなりしなやかに曲がり込むように作られている。

実際にブラクリなどを使って釣りをしてみると、オモリの重さを穂先で感じ取るのが非常に容易!

餌が海底に届いた時の感触などが穂先の曲がり方で判断しやすく、楽しく釣りが出来る。

また、根魚のアタリが出た時も穂先がピコピコと柔軟に動いてくれて面白い。

実際に釣り場では根魚の活性が少し低く、ピンと仕掛けを張っているとアタリが出にくいことがある。

こういう時に糸を少し緩めてアタリ待っていると、どうしても手元に来る感触ではアタリが分かりにくい事も結構あるんだよね。

そんな状況下でも穂先がかなり繊細に動いてくれるので、目で見てアタリを判断するのが容易な感じ!

実際に使ってみれば、この繊細な穂先でアタリを取るのがかなり楽しいと分かるはず( ̄ー ̄)

バットは非常に強い!

繊細な穂先とは対照的に、バット(胴)の部分はかなり強く出来ている。

エッグアーの曲がり

実際にかなり強めに負荷を掛けてみてもこんな感じで、バットの部分はまだまだ曲がり方に余裕があるのが分かる。

根魚を実際にヒットさせて強引に根から剥がしてみたけど、30cm程度のカサゴなどではバットまで曲げるのはまぁ無理な感じだね(笑)

その位バットが強く、先調子の設定になっているのが印象的だ。

だからといって竿が硬くて魚の引きが楽しめないわけではなく、しなやかなグラスロッドなので魚の引きに合わせて竿が曲がってくれるから十分根魚の引きは楽しめる。

竿も短いので、魚の引きがダイレクトに手元まで伝わってくるしね。

魚の引きを楽しみつつ、強引なやりとりにも耐えてくれるのでバランスが良く出来ていると思う。

スピニング・ベイト両方に対応するグリップ回り

エッグアームはスピニングリール、両軸リールのどちらにも対応できるグリップになっている。

だから好みで色んなリールを取り付ける事が出来るし、バスやエギングなどに使っているリールを取り付けてお手軽に穴釣りも出来ちゃう。

リールのサイズとしては、スピニングリールの場合は大体2500番位までがバランスが良い感じ。

バットガイド(一番手前の糸を通す輪)が比較的小さめに出来ているので、大きいスピニングリールを付けると糸がバタバタと暴れやすいように思う。

両軸リールの場合は穴釣りなどに使う超小型の物でも良いし、バス用などのベイトリールでも全く問題ない。

でね、個人的に良かったのがグリップの素材。

エッグアームはツルッとしたグリップになっていて、餌や魚のヌメリなどが落としやすく出来ているんだよね。

根魚釣りで使う餌は結構匂いが強いものが多く、グリップがかなり臭くなる(-_-;)

エッグアームのグリップなら、軽く水洗いすれば簡単に汚れが落とせるからね!



ジャッカル エッグショットをインプレッション!

次に根魚釣り用のブラクリ、エッグショットのインプレをしていく。

エッグショットは2個入りで300円台中盤~後半というちょっと高級なブラクリ。

果たしてそれだけの価値があるのか?

ブラクリ釣りに根掛かりはつきものなので、どうしても消耗品になるからね。

早速実釣してみてのレビューを進めていこう!

エッグショットをサクッとインプレ!
  • 根掛かり回避能力:非常に高く、予想以上に根掛からない!
  • 半遊動式:個人的には無くても良いかな?
  • フックサイズ:小さめになっており、餌の大きさは小さめが◎

◎総評:根掛かり回避能力はかなり高い。フックの小ささを理解して使うと良い

根掛かりにはかなり強い!

エッグショットの特徴の1つがこのバンパー。

この構造によって根掛かりが減るらしいが、使ってみる前は半信半疑。

果たしてどれくらい根掛からないのか、牡蠣殻やフジツボが付いたテトラ帯で実釣。

結局テトラの隙間や沖に沈んだ沈みテトラなどをかなりタイトに攻めたが、

根掛かりのロストは1度も無し。

予想以上に優秀でかなり好感触♪

まぁもちろん運もあると思うけど。

ガリガリとブラクリにテトラが擦れているのが分かっている状態で誘っても根掛かり難く、丁寧に探れれば当然魚も良く釣れる!

使っているとカツカツっと軽く根掛かることは何度も有ったけど、竿を軽く煽るとポロっと外れてくれる。

仕掛けの回収中などに沈んだテトラにエッグショットが当たっても、カツンと弾いてくれるような感触があって引っ掛からないんだよね。

この根掛かり回避能力は予想以上で、すり抜けバンパーへの印象は非常に良い。

オモリの固定幅が調整できる、半遊動式

エッグショットはオモリの自由度が調整できる半遊動式のブラクリ。

オモリの上部のビーズに巻き付けられた撚り糸を緩め、位置を自由に移動できる仕組みだ。

実際に使ってみた感じとしては、

ぶっちゃけ一番下に固定しておけば良いかな?

という感じかな。

根魚ってそこまで神経質な魚ではなく、魚がいるポイントで目の前に餌が落ちてくれば食っちゃうイメージが強い。

穴釣りでは出来るだけ根掛かりを減らしたいから、基本はなるべく針の近くにオモリを固定しておいた方が良いと思う。

フワフワと餌を自然に動かしたいなら、遊動幅を調整するよりも軽いオモリに交換する方が個人的には良いんじゃないかなぁと感じる。

だからこの遊動幅を調整できるシステムは無くても有ってもどっちでもいい。

フックは小さめ

エッグショットについているフックは小さめになっており、根掛かり回避を重視したセッティングになっているようだ。

フックが小さいと、このようにブラクリの陰に針が隠れやすくなるので地球を釣り難くなる。

このフックの小ささは餌を付ける際にはちょっと注意が必要かな。

特に太めの青イソメや切り身餌をセットする時、餌が大きすぎると針先が餌に埋まってしまって針掛かりが悪くなる可能性があるからね。

イソメの場合は太すぎるものは避け、切り身餌の場合は出来るだけ薄く、細めにカットして使った方がエッグショットには良いと思う。

また、切り身餌の場合は針が小さいので縫い刺しにするのが難しい。

チョン掛けで刺すのが基本になると思うので、サンマのような皮が薄くて弱い切り身は塩を振ってしっかり締めて使った方が良いだろう。

サバのような皮目がしっかりとしている魚の切り身ならチョン掛けでも餌が落ちにくく、快適に釣りができたぞ。

そして、針が小さいのでカサゴが釣れた時に針を外すのが意外と大変だったかな。

大き目の針なら、手でしっかりつかんでそのまま針を外せるんだけど。

この辺りは根掛かり回避のためには仕方ないのかもしれない。

釣行する時は、細長いペンチやフォーセップなどは必ず用意して釣行した方が良いね!

ジャッカル エッグアーム・エッグショットで快適な穴釣りを!

今回実際にエッグアームとエッグショットを使って根魚の穴釣り釣行をしてみた。

比較的魚の反応も多く、道具の使い心地を見ながら釣行することできた。

エッグアームもエッグショットも使いやすさはかなり考えられていて、エッグショットの根掛かり難さはその中でも魅力的かな!

釣り物が少ない真冬でも、暑い真夏でも根魚は狙って釣れるターゲット。資源を守りつつ、お手軽で楽しい穴釣りに挑戦してみて欲しい。

それでは、今回はこの辺で。また明日会いましょう!

2 COMMENTS

丸本 昇

はじめまして!
私は両方とも使って、ショーティーが良かったです。
テトラを歩いていると足元の穴に入れたい時に邪魔にならず釣り易かったです!
釣りに行く時は、必ず2本持っていきますけどね〜私はスピニングよりタイコリールで使用してます。
購入は大型釣り具店で何本か置いてあって…
即、赤2本ゲットしました!ショート、ロングいずれも定価でゲットしましたが…
安物とは違いガイドもしっかりしていて良い竿です。
また、ショーティーも使ってみて下さいね〜

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まるなか大衆鮮魚

こんにちは、まるなかです。

釣り場によっては短い方が使いやすい事もありますね!

私のよくいく場所は釣り人が多く、真下に落としてもなかなか魚が釣れないんですよね・・・。なので長さのあるロッドでテトラの沖側に仕掛を投げて釣ったりする事が多いですね。
あとはテトラが大きく、短い竿だと穴の真上までいけないことなども良くあるので。

エッグアームはかなり人気らしく、売り切れでなかなか買えないのともあるようですね(^_^;)
私もタイミングがちょうど良くて、在庫がある状態で買えましたが。
作りはそれなりにしっかりしており、ガイドも大きくて使いやすいですね!!

毎日更新してますので、またお立ち寄りください★

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