アシストフックの自作 必要な道具を徹底解説!

さてさて、今回紹介するのは

ジギングなどに使用する、アシストフックを作る際に必要な道具の選び方について。

メタルジグのアシストフックの自作に関する質問などはポツポツ頂くのですが、

その際に使う道具はどうやって選んだらいいのか、使いやすい道具はあるのか?

といった内容も結構多いので、今回は私なりに色々使い比べてきて良かった自作に必要な道具をちょっと詳しく紹介していきますね(*^^*)

それと合わせ、どんな基準で道具を選ぶと失敗しないのかといったチェックポイントも混ぜながら進めていきますからね!

アシストフックを自作することで、手持ちのメタルジグにピッタリマッチしたものが作れますし、フックの種類やサイズも自由自在に決められるわけですから

完成品には無い使いやすさや性能を持ったフックが作れるわけですから、フッキング率を高めたりバラシを減らしたりと、色んなメリットがありますね!

自分で作ったフックで魚が釣れればそれも1つの楽しみや喜びにもなりますから、今まで完成品を使って釣りをしていたという方もこの機会にアシストフックの自作にチャレンジしてみてください。

なお、今回紹介するのは「アシストフックの自作に必要な道具」になります。

アシストフックの作り方の手順については「アシストフックの作り方を徹底解説」をご覧ください。シンプルで使いやすいアシストフックの作り方を紹介してあります。

それでは早速本題へと進んでいきましょう!



アシストフックの自作 必要な道具を徹底解説!

まず、アシストフックの自作に必要となる道具をざっくり紹介していきますね。

  1. バイス(必須ではない):フックを固定するのに使う
  2. アシストライン:素材によってアシストフックの強度や張りの強さが変わる
  3. フック
  4. セキ糸:アシストラインとフックの固定に使う。素材によって強度が異なる
  5. ボビンホルダー:セキ糸をセットしてフックに巻き付けるのを容易にする
  6. ハサミ:切れ味の良いものでないとアシストラインのカットが困難
  7. 瞬間接着剤:液状の低粘度タイプを使用する
  8. 硬化促進剤(必須ではない):接着剤の硬化を早め、作業効率を上げる

ざっと必要なアイテムはこんな感じかな!

バイスと硬化促進剤は無くても何とかなるが、あった方が簡単に素早くアシストフックの作成を行うことができる。ちなみに私は小型のアシストフックを作る時はバイスを使いませんが、硬化促進剤は欠かさず使用していますよ!

続いて、各道具の選び方を少し詳しく見ていこう。

バイス

フライの自作やアシストフックの自作などに使用する、フックを固定して糸やマテリアルを巻き付けやすくするアイテムがバイス。

基本的に高価なバイスほど、「ジョー」と呼ばれる先端のフックを固定するパーツの精度が高く、ガッチリ確実かつソフトに固定することができる。

安価なものは使い続けていくとジョーが摩耗してしまってフックのホールド力が低下したり、滑ってしまって固定出来なくなったりする。

また、高価なバイスは小さなフックでも確実にホールドしやすく、フライを巻く時などは安いバイスは使い物にならなかったりするかな。

アシストフックの自作に使用するだけであれば、初めはエントリーモデルのバイスでも構わないが、やっぱり使い続けていくと壊れやすいし、実際壊れているのを何度も見ている。

長く使うのであれば1万円前後のものを選んでおくと、とても長く使えるし使い心地も非常に良い。

おすすめバイス

まずは私が普段フライを巻くときなんかにも使っているバイスがコレ。

フライを結構やっていた時はかなり高価な数万円程するバイスも使ったが、そこまで必要性を感じなかったので今はこれに落ち着いている。1万円台のバイスということで、決して安いものではないが1度買えば基本的に長く使えるので高いものではない。

このバイスはホールド力も価格以上のものが有り、ジョーの精度も高い。このバイス1つでかなり色々な大きさのフライやアシストフックを快適に巻くことができる。

ちなみに1番左が渓流用に使用する#30のミッジと呼ばれるもの。渓流で使用するフライの中でもかなり小さなものになるけど、このバイスなら十分快適にフックを挟める。

こういった小さいフックや細いフックを挟む時、ジョーの性能が特に重要ってわけ!

こんな小さなフックでもしっかり固定できるのであれば、アシストフックに使用する大きさのフックであれば何ら問題なく快適に作業ができますね(*^^*)

アシストフックに使うようなある程度大きさのあるフックを挟む時でも、そのホールド性能の違いで挟み心地はかなり変わってきます。

しっかりしたバイスを購入すると、力を込めてセキ糸を巻いても簡単にはフックがズレない。

ですから快適にアシストフックの作成ができるはずです。

価格以上に使いやすく、長く使えるバイスが欲しいということであればこのAPバイスがおすすめですね!

 

そして、まずはお試しでバイスが欲しいということであればこんなところが良いかな。

このバイスは借りて使ったことが有りますが、太軸の大型のフックでなければまぁ問題なく使える。ただしずっと使っていると締め込む部分がバカになってしまい、フックのホールド力が低下してしまった。

良いバイスを1度でも使ってしまったら正直言って安いバイスは使う気になれないですが(笑)、とりあえずバイスがどんなものなのか使ってみようという方にはおすすめできますね。

なんたって1000円台ですから、これで文句を言うなら良いバイスを使いましょう!

アシストライン

アシストラインは、アシストフックの性能を大きく左右するアイテムと言っても過言ではない重要アイテムになる。

ついつい適当にチョイスしてしまいがちですが、アイテムによってかなり使いやすさなどに差が出てくるのでしっかり選んでいこう。

まず、アシストラインごとの強度の強さをまとめてみると

  1. ザイロン:引張強度、耐摩耗性は非常に強い。ただし紫外線でかなり劣化する
  2. ケブラー:ザイロンに次ぐ強度や耐摩耗性を持つ。紫外線劣化を起こす
  3. PE:耐摩耗性はザイロンやケブラーに劣るが、強度はそこそこあって紫外線劣化にも強い
  4. シーハンター:強度は劣るが素材自体にコシが有る。ただし使っていくうちにコシは無くなる

ざっとまとめてみるとこんな感じになる。

ザイロン製のアシストラインを使う時は、特に紫外線に弱いので基本的に使い捨てのフックとしてみた方が良い。直線強度や魚の歯などに対するスレにも非常に強いが、一度使用するとどんどん劣化していくので注意。ですので私の場合はザイロン製のアシストラインは使わないし、同じようにケブラー製のものもめったに使用しない。

ちなみに補足ですが、アシストフックのラインにはフロロカーボン製の芯が入ったものが有り、芯入りのものの方が張りが出てメタルジグに絡みにくくなる。芯の素材はフロロカーボンが一般的だが、より張りとコシが強いエステル芯が入ったアイテム、タチウオやサワラに対応したメタル素材が入ったアシストラインなどもある。

また○○ノットと書かれたアイテムは中が中空構造になっており、ニードルを使って折り返してアシストフックを作ったり、芯を自分で入れて張りの強さを調整できる。

この中で最もオールラウンドに使えるのはPE素材を使用し、中にフロロカーボンの芯が入ったタイプかな!

号数はショアジギング~2号前後のPEラインを使ったオフショアのジギング位までであれば15号前後が基準。細いアシストライン程コシが弱くなるので、ジグを激しく操作した際などに絡みやすくなる。その分魚の口に違和感なく吸い込まれやすくなるというメリットがある。太いアシストラインはその逆ですね。

おすすめアシストライン

私がおすすめする、使いやすいと感じるアシストラインがコレ。

独特なザラッとした感触をしていて絶妙なコシが有り、非常に使いやすいアシストライン。長時間使い続けても初期のコシが長続きするし、変な曲がり癖も付きにくい。

15号で140LBの強度が有るので、大型の魚が相手でもそう簡単にはブレイクしませんね。

そして、やっぱり定番のシーハンター。

15号で80LBと、強度の面ではPE素材のアシストラインには劣るがコストパフォーマンスは良い。変な癖が付きにくく、魚の吸い込みが非常に良いのがポイント。

ただし何時間か使い続けると表面のコーティングが剥がれてきてコシが無くなるので注意したい。オフショアで使う大きいジグに使うより、ショアジギングで使用するような小型のメタルジグに使った方がトラブルが少なくて良いかな。

フック

餌釣り用のフックを流用したり、アシストフック用に作られたフックを使ったり。様々なフックを使ってアシストフックを自作することができる。

基本的に価格の安い餌釣り用のフックなどは使われている素材のグレードが低くなっていることが多い。

安価なフックは海底の根や魚の歯などにヒットした際に摩耗しやすかったりするので、私の場合は出来るだけアシストフック用に作られた長持ちするフックを使うようにしている。

ソリッドリング

切れ目のあるスプリットリングも使えないことは無いが、無駄なトラブルを減らすという意味でもソリッドリングにアシストフックを固定した方が絶対に良い。

ソリッドリングは必要な強度を備えているのであれば、出来るだけ系の小さいものを選ぶのがポイント!

直径の大きいソリッドリングを取り付けた場合、ジグをアクションさせた時などにソリッドリングの輪の中にフックが入ってしまったりしてストレスになる。

無駄なトラブルを減らしつつ、出来るだけ軽量なパーツを使うことでジグのアクションを阻害せず、本来持っているジグのポテンシャルを引き出すことにも繋がりますからね。

おすすめソリッドリング

ちなみに、ソリッドリングは結構消耗するものなのでできるだけたくさん入っているものを買った方が良い。

よく使うのが、ゼスタやWAOのリングかな。小さいショアジギング用のものはオーナーのマイクロソリッドリングなんかも使いますね!

セキ糸

セキ糸の素材にもいくつかあり、最もベーシックなのがナイロン。そして強度に優れているのがダイニーマやケブラーになる。

ケブラーの方がダイニーマよりも強度や耐摩耗性には優れているが、接着剤の染み込みが悪いと言われている。

ナイロン製のセキ糸は価格もお手頃で使いやすいし、しっかり接着剤が浸透する。今までナイロン製だからと言って強度不足などは感じたことも無いかな。

ですので普段はナイロン製のセキ糸を使い、アシストフックを巻いていますね。

そしてセキ糸の号数ですが、基準は1号程を目安にしておくと太すぎず細すぎずで使い勝手が良いですね。力を込めて巻くような時は1ランク太いものにしたり、ダイニーマやケブラーなどのより強度の優れた素材のセキ糸を使えばいいかな。

セキ糸には使い古したPEラインなども使うことができますが、コーティングの種類などによっては接着剤が浸透しにくいものが有るので気を付けてくださいね。

接着剤がしっかり浸透すると、タチウオなどの歯が鋭い魚がヒットした際でもそう簡単にはセキ糸が切れることも無いし、すっぽ抜け等のつまらないトラブルも防げる。

特に、フッ素コートのフックなどはしっかり接着剤を染み込ませてあげないとすっぽ抜けやすくなるので注意!

セキ糸はよつあみ製の無難なこれかな!



ボビンホルダー

アシストフックを作る際、時々ボビンホルダーを使わずに作る方もいますが

どう考えてもボビンホルダーは使った方が作業が楽!

セキ糸とセットで買うようにしてくださいね!

で、このボビンホルダーなんですが、安価なものは口の部分が金属製。そしてちょっと高いボビンホルダーは口の部分がセラミック製になる。

この口の素材の違いですが、ほんのちょっとした差になりますが

実際に使ってみるとその差はかなり大きいので甘く見ない事。

アシストフックを作るために、セキ糸をフックに巻き付けていく最中やハーフヒッチを行ったりして締め込む時などに差が出る。

こういった際にセキ糸とボビンホルダーの口の部分が擦れてしまい、摩擦によってセキ糸が毛羽立ったりして切れやすくなってしまう。

セラミック製の口のボビンホルダーはセキ糸にやさしく、毛羽立ちにくいという特徴があるわけですね。

ボビンホルダーもバイスなどと同様、1度買えばそう簡単に壊れるものではない。ですので、これから道具を揃えてアシストフックを自作したいという方は

セラミック製のボビンホルダーの方がおすすめかな!

おすすめボビンホルダー

まず、普段私が使っているセラミック製のボビンホルダーがコレ。

もともとは鮎の仕掛けを作るためのボビンホルダーだと思いますが、アシストフック自作の際にも人気が有ってポピュラーなタイプ。

そして、口の部分が金属製のスタンダードなボビンホルダーがコレ。

ちょっと高くても良いものを買うか、それともベーシックなものを選ぶか。最後は個人の好みですね!

ハサミ

家にあるハサミで良いでしょ?

なんて考えていると、いざアシストフックを作った際に非常にめんどくさくなるので

良く切れるハサミは必ずあった方が良い。

アシストラインは10号や15号、20号以上のものも使うことが有るので、切れ味の悪いハサミを使うと余計に時間が掛かる。さらに、切り口がボロボロになってしまうとセキ糸を巻いた時に端の部分がケバケバになったりしてかっこ悪い。

ただし、ケブラーやザイロンなどのアシストラインを使う際は、PEライン用のハサミだと摩耗が早くなることが有るので注意。そういった時はケブラー対応などのハサミを使った方が道具が長持ちする。

おすすめなハサミ

一般的なPE素材のアシストラインを使うのであれば、普段私が使っているハサミは2種類かな。

オーソドックスな形ですがPEラインがスパッと切れるスミスのフィッシングシザース。

もう1つが、ちょっと高級になるけどめっちゃ切れて太いラインも余裕でカットできるコレ。

シマノのスパシザーは握り手が大きく、アシストフック作成のみならず仕掛けを作ったりするのもかなり快適にできる。

価格だけの性能はあるハサミですね!

接着剤・アルテコプライマー(硬化促進剤)

接着剤を選ぶときは、

液体タイプの低粘度の瞬間接着剤を選ぶこと!

ゼリータイプのものはセキ糸の内部にまでしっかりと浸透しない為、

ちょっとした衝撃でフックがすっぽ抜けてしまったり、魚の歯に当たった時などに強度が一気に低下しやすい。

また、100円ショップの瞬間接着剤でも使えないことは無いが、

キャップの部分が硬化してしまってすぐに使用不能になってしまったり、ものによっては白く濁りやすかったりするので注意したい。

アロンアルファのシリーズやロックタイトなど、ちゃんとしたメーカー品の方が硬化後の強度も安心かな?

そして接着剤と合わせて使うと便利なのが、アルテコプライマーと呼ばれる硬化促進剤。

湿度が高い日にアシストフックを作ったりすると白化を起こしたり、厚めに接着剤を塗った時は意外と硬化するのに時間が掛かる。

こうなってしまうと作業効率が悪いし、場合によっては関係ない所とアシストフックが接着されてしまって面倒なことになったり(笑)

そういった事を防ぐ為にも、プライマーを買っておくとかなり便利ですね(*^^*)

まとめ

アシストフックの自作に必要な道具をまとめてみると、ざっとこんな感じかな!

使いやすい道具をしっかり揃えて、快適にアシストフックを量産してくださいね(*^^*)

パーツ1つの選び方を変えるだけでも結構作りやすさや実釣での使い勝手は変わってきますから、自作したフックを使っていく中で色々研究してみるのも面白いですよ。

アシストフックのの自作の手順については「アシストフックの作り方」を参考にしてみてください。

では、今回はこの辺で。

ではまた明日会いましょう!

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