メバリングの釣り方、タックル選びから始めるメバル釣り入門講座

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メバリング用ルアーの選び方

さて、ここからはメバリングに使用するルアー選びについてだ。

簡単にまとめてみると、

  • ベーシックなのは1.5~2インチ程のワーム+ジグヘッド
  • ジグヘッドの重さを複数用意
  • プラグは初めは無くてもいいが、ミノーやペンシルベイトが使いやすい。

とまぁざっと過ぎるまとめ方ですがこんな感じだ。

メバリング用おすすめワーム

メバリング用のルアーは色んな種類が有るけど、

最もベーシックで色んな状況で使え、初心者からベテランまでに人気があるのがワーム。

正直、メバリングを楽しむのであれば

このワームを数種類と合わせて使うジグヘッドを重さ違いでいくつか揃えておけばメバリングは成立すると言っても良い。

実際にプラスチックのルアーを使ったプラッキングでメバルを釣ったことが無いという方は大勢いるし、

それくらいワームは絶大なパワーと実績がある。

1本あたりの価格も安いし、まずはワームとジグヘッドを使ってメバリングを始めてみよう!

で、まずはワームの選び方なんですが

ワームの大きさは1.5~2インチ程のワームを選ぶのが最も基本かな!

形は本当に色々あるから何とも言えないですが、私が普段良く使うのは

ジャッカルのアミアミとか

レインズのチビキャロスワンプとか

アジとニオイが強烈で扱い注意(後述)なガルプベビーサーディンとかかな。

雑誌なんかを見ると、色んな事が紹介されていてよくわからなくなってしまいがちですが

実際はこれくらい、2~3種類くらいのワームでも十分にメバリングは成立するから大丈夫!ルアーの種類やカラーよりも、しっかりメバルが潜む場所や時間を見つけて釣り方に注意していく方が何倍も大切だからね。

あまり難しく考えないように、シンプルに釣りをしていきましょう(*^^*)

ワームカラーを選ぶ

続いて、ワームカラーの選び方について。

正直言うと、ルアーのカラーって好みが人によって全然違うから色んなことを言われると思います。

私の場合は

  • クリア系→常夜灯周辺などの基本カラー
  • グロー(夜光)系→暗い場所や、他のカラーで食ってこない時のスパイス的に
  • ピンク系→クリア系のカラーで反応が無い時や薄暗い場所に
  • オキアミ、オレンジ系→オレンジや黄色っぽい常夜灯の周辺の鉄板カラー
  • 赤ラメ→小型のプランクトンやアミと呼ばれる小さいエビみたいなのを食っている時に

こんな感じでカラーを選ぶようにしていますが、

メバリングの場合は正直言ってカラーの差が殆どない時の方が多いくらいかな。あれこれカラーを変えて同じ場所で釣りをするというよりは、どんどん歩き回って新しい場所で釣りをしていった方が魚は釣れるしテンポが良くて無駄も無いですからね!

初めのうちは、1種類のワームを2~3色くらい揃えるようにして、ワームの種類も自体も2~3種類くらい用意する。これくらいだと荷物がかさばらないし、変に選択肢が多くなってしまって悩むことも少なくすることができるかな。

ワーム保管時の注意点

この時、最近メバリングで使われるワームには大きく分けて2種類がある。

1つ目が、一般的な柔らかいプラスチック素材を使用したワーム。

こういうやつね。これらはパッケージから出してケースに保存しても良いし、そのままパッケージに入ったままでも持ち運びが容易。

一方、ガルプやエコギアアクアなどと呼ばれるような

生分解性の素材+生餌に近いニオイとアジを発する液体に使ったタイプのワームが有る。

これらは一般的なワームと混ぜて保管したりすると溶けてしまったり、

液が無くなってしまうとカピカピになってしまって干物になるので、必ず専用のケースに液と一緒に入れて保管しておくこと。

液が漏れたりすると、バッグの中がバイオハザードするぞっ!



メバリング用ジグヘッドの選び方

ワームの選び方はこんな感じだけど、続いてワームと合わせて使うジグヘッドについて。

ジグヘッドを選ぶ際のポイントとしては以下の通り。

  • ジグヘッドには縦方向に上げたり落としたりするのに向いているものと、横方向に引くのに適したジグヘッドが有る
  • ジグヘッドの形状は砲弾型がベーシック
  • フックはストレートポイントを基準に、若干内向きや弱いオープンタイプも可
  • 重さは1.5g程を基準に、1g~2.5g位を選ぶ

こんな感じで、メバリングに適した釣り方に向いているジグヘッドを選び、後は重さを決めていくということになるかな。

メバリングに適したジグヘッド選び

釣具店に行くと、アジング用のジグヘッドとメバリング用のジグヘッドが同じ場所に売られていて、どれを選んでいいのかわからなくなると思う。

基本的に、メバリングでただ巻きやテンションフォールを言って糸を張りつつ斜めにワームを落とし込んでいく釣り方が基本スタイル。

アジングの場合、ロッドをチョンチョンと煽ってルアーを持ち上げ、フォールさせて食わせたりする釣り方がベーシック。

となると、ジグヘッドの選び方もある程度決まって来るぞ。

まず、ジグヘッドの形については

真ん丸のラウンド形状よりも、弾丸のように若干前後に長いタイプの方がルアーを巻いた時にブレが少なく、綺麗にただ巻きしやすい特徴がある。

こんな感じのやつね。

そして、針の形もしっかり選んだ方が良くて、

丸っこくて短いフック形状のものはどちらかというとアジング向きに作られているものが多く、メバリングに適しているのは細長くて針先が真っすぐ正面を向いているものになる。

こういうジグヘッドはフォールでアジに口を使わせ、吐き出されないうちにどんどんアワセを入れていくスタイルのアジング向きだ。

メバリング用ジグヘッドの重さ

ジグヘッドの重さですが、基本的にはアジングよりも若干重めのウエイトを使う傾向が有り、1g未満のものはまずは使わなくていいと思う。軽すぎるジグヘッドはライントラブルの元になるしね。

  • 1g~1.5g→比較的浅い場所、近距離戦向き
  • 1.5g~1.8g→オールラウンドに使えて初心者にも使いやすい
  • 2g以上→沖合に遠投したり、海底ギリギリに潜むメバルを攻略する

こんな風な目安でジグヘッドを選んでみると良いかな。こういったジグヘッドの重さなどは、

メバリングを楽しんでいくうえで場数を踏み、釣りのスタイルが決まってくるようになると、使う重さも限られてきてシンプルに道具が選べるようになってくるはず。

私の場合は他の釣り人がやらない沖合いや深い場所に潜むメバルを釣るのが好み。ですので使うジグヘッドは基本2g以上になって1gや1.5gは今となっては使わない。ですので、まずは満遍なくパラパラっと重さを揃えてみて、自分に合った釣り方を探すところからスタートしてみると良いんじゃないかな。

それぞれの土地や時期に合ったパターンが存在しているはずですから、それに合わせて得意なメバリングのスタイルを見つけて行くのが一番。

で、初めてメバリングに挑戦するのであれば、ジグヘッドの重さは1g、1.5g、1.8または2g、2.5g。

こんな感じで、3~4パターンの重さを1つのジグヘッドで揃えるところから始めてみるのがおすすめ。

ジグヘッドの種類を変えてしまうと、アイテムによって引き抵抗が違ったり、同じ重さでも沈むスピードが違ったりして釣りの感覚がつかめないと思う。

まずは同じジグヘッドで重さ違いを揃えて、メバリングに挑戦してみよう。

メバリング用おすすめジグヘッド

今までさんざんメバリングを楽しんできた私ですが、メバリングに使用するジグヘッドはかなり絞って使うようにしています。ですのでここでおすすめジグヘッドとして紹介しておきますから、参考にしてみてね。

まずはとてもオーソドックスでフックが強い、引き抵抗も程々に有って一定層を引くのも容易な使いやすいジグヘッド、それがジャズの尺HEADのRタイプですね。

このジグヘッドにはお徳用の漁師パックも発売されていますから、気に入った時は漁師パックを購入しても良いかな。

とりあえずメバリングを始めてみようということでしたら、このジグヘッドからスタートしてもいいんじゃないかな。基本的なスタンダードなジグヘッドで、ただ巻きやテンションを掛けたフォールの釣りにバッチリ。

続いてのおすすめジグヘッドがこちら

ティクトから発売されている、メバスタ!ですね。フックサイズはLよりもMサイズの方が良いかな。

このジグヘッドは、ヘッドの上部が削り取られたような形をしていて浮き上がりにくいのが最大の特徴。メバリングにおいて、足元まで一定層を丁寧に引くのは基本であり重要なテクニック。

巻くスピードが速くなってしまってジグヘッドが浮き上がってしまうと、釣れる魚も釣れなくなったりする。こういった時にこのメバスタ!はとても使いやすく、同じ重さの他のジグヘッドよりも1段深い場所を引きやすいように作られている。

若干開き気味の針先で掛かりが早く、メバリングのみならずアジングなどにもバッチリ対応できますよ!

で、最後の3つ目がこちら

メバル弾丸ですね。上の2つのジグヘッドと比較すると、若干細軸でフックの強度は落ちる。しかし、非常に細長くて吸い込みの良いフック形状をしていて

メバルのアタリが有るけど掛からないような時や、小型のメバルの数釣りに効果を発揮するジグヘッド。

引き抵抗もそこそこあり、風が吹いているような状況下でも使いやすいのでメバリング入門にも良いんじゃないかな。

メバリング用プラグの選び方

メバリングを楽しむ際、基本はワーム+ジグヘッドの組み合わせがシンプルで使いやすく、よく釣れるので最もおすすめです。

しかし、状況によってはプラグルアーを使った方がワームよりも釣れる状況というのも存在している。

ですから必要最低限のプラグは持っておいても損はないかな。

余裕が有ったり、2~3個でも良いのでプラグも持っておくと役立つかもしれない。

メバリングに使用するプラグの種類は色々ありますが、ワームと使い分けがしやすくて入門にも最適なのが

  • ペンシルベイト→水面でライズする食わないメバルに使う
  • ミノープラグ→水中でキラキラっと泳がせてワームを嫌うメバルを誘う

このペンシルベイトとミノーを1つずつでもいいから、持っておいても良いかなと思う。

逆に言うと、沢山の種類をずらーっとそろえる必要は無いし、カラーもワーム程揃えなくていい。

初めはワームをメインに使い、それで食わないような時にプラグルアーを使うという意識で十分ですよ!

使用するプラグの選び方の基本ですが、

基本的には4~5cm前後のものを選び、カラーはクリア系やシルバー系が無難。

メバリング用おすすめプラグ

あくまでもワームの補助である事を前提に、最低限の紹介をさせていただきますね。

より詳しいメバルのプラッキングのコツや釣り方は

メバリング プラッキングゲームの基本」をご覧ください。

まずメバリング入門におすすめなのが、このジャクソンPYペンシル。

安くてしっかり泳ぐ、そして普通に釣れるペンシルベイトですね。フックも価格の割に良いものが付いていて、そのままパッケージから出して使うことができる。垂直に近い姿勢で浮き、チョンチョンとアクションさせると軽いしぶきと波紋を出して水面下にダイブしたり、スライドしたりしてアピールするタイプのペンシル。

2~5回くらいテンポよく動かし、その後の止めたタイミングや動き出しでバシャッとアタックしてきますよ!

ワームを見切ってくる表層に浮いたメバルに効果的ですね。

そして、もう1つのペンシルベイトがこれ。

時々このHPでも紹介している、PYペンシルとは違って水平姿勢で水面に張り付くように浮くタイプのペンシルベイトがスミスメバペンメバル

このペンシルベイトはテンポのいいアクションで食わせていくというより

ルアーをキャストして放置し、風や波などにドンブラコと流す。その後のちょこっとワンアクション加えたり、ロッドをシェイクして水面に微波動を出したりして誘うのが得意なタイプ。

結構重量もあって飛距離も出せるし、浮力が低いのでメバルの吸い込みも良い。

必要以上に動かさずに使う静の釣りが得意なルアーですが、結構スライド幅の大きい綺麗なアクションで誘うこともできるぞ。

続いて、ミノープラグでおすすめなのがこちら

小粒でありながら非常に気持ちよく飛び、アクションも軽快でブリブリ元気に泳ぐミノー。ジップベイツのリッジ35ですね!

水面に浮くフローティングモデルのFと、沈むタイプのSが有りますが、個人的にはよりアクションがしっかりしていて立ち上がりのはやい35Fが好みかな。

このルアーはミノープラグでありながら、非常に大きなアクションで泳ぐ。ロッドに泳いでいる感触も伝わってきやすいので初心者の方にもルアーの泳いでいる感覚が分かりやすいと思う。

重心移動システムでかなり飛距離も出せるし、多少の向かい風なら余裕で使える。

ただ巻きで水面直下を泳がせても良いし、チョンチョンとロッドアクションを与えてイレギュラーなアクションでメバルにアピールしても、どちらでもよく釣れる。

そして、リッジと対極の特性を持ったミノーがこちら

スミスのシラスミノー48ですね。

このミノーのアクションはとにかく微波動、小魚の動き!

ロッドに伝わるプルプル感は殆どなくて若干使いにくさはあるかもしれませんが、とにかくよく釣れてワームに食わないメバルの反応も良い。

まずは目に見える位置で泳がせてみて、どのくらいの速度でリールを巻いたらどんな動きになるのかチェックしてから使った方が信じて使いやすいかな。

かなりスローに巻いても別名にルアーが震えるようにい微波動を出しているはず。

ゆっくりただ巻きで釣っても良いし、ゆっくりチョンチョンとロッドアクションを加えることで、弱って力なく泳ぐ小魚を演出することもできて効果抜群。

昔から発売されている定番のミノーですね。

メバリングにあると便利な装備

滑りにくい靴や帽子、タックルバッグなどは必需品ですが

他にも用意しておいた方が良いアイテムがいくつが有る。それらをちょっと紹介しておきましょう。



ヘッドライト・灯具

夜釣りではヘッドライトが無いと、針を結んだりヒットした魚の針を外したりするのが非常に困難。

スマホのライトなどを使っている初心者の方等も見かけるが、片手がふさがってしまっては作業効率が悪すぎるし危険を伴う場合もある。

ですのでヘッドライトは必ず用意しておくこと!

最近はかなり安価な輸入もののヘッドライトなどもあるけど、安全装備を兼ねているので

ここはケチらずに日本製の信頼できるものを購入した方が絶対に良いし、明るさもバッチリでむしろ明るすぎるくらいものもある。

最近はUSB充電ができるものもあり、非常に便利になっているので私も充電式のヘッドライトを愛用しています。

ちなみに今使っているのがこれ

私はライトはそれなりに良いものを買いたいのでちょっとだけ奮発して購入していますが、正直かなり明るくてワンランク下のものでも十分な性能だと思う。

高いものほどライトの明るさは明るくなるけど、その分電池の消耗が早くなったり重くなるのでちょっとズレ易くなったりすることが有る。

自分に合った程よいものを購入するようにしてくださいね。

針外し・ペンチ

メバリングを楽しんでいると、大きな口でフックをのまれたり、歯が鋭いフグなんかが釣れてしまった時は

素手で針を外すのは不可能になることが有る。また、自分の帽子や服を釣ってしまった場合も、手で引っ掛かった針を外そうとすると力が入らなくて無理だったりする(-_-;)

そういった時に備え、必ず針外し用のペンチなどは用意しておかないと後で困ることになる。

いわゆるラジオペンチでもいいが、私の場合はより細長くて小型の魚でもフックオフが簡単にできる

フォーセップタイプの針外しを好んで使っていますよ!

フォーセップのサイズですが、5インチか6インチくらいのある程度長さのあるものの方が使いやすいかな。ペンチよりも遥かに使いやすいので、使ったことのない方は使ってみてね。

使わない時はバッグのベルトに噛ましてロックしておくと、簡単に次に使うこともできて非常に便利です★

ルアーケース

プラグルアーやワームをコンパクトに収納する使いやすいケースはメバリングでは必須。今まで色んなケースを使ってきましたが、最近好んで使っているのがコレ。

メバリング用のワームやプラグにピッタリすぎる厚みと大きさ、そして2枚を背中合わせにして1つの両面ルアーケースとして使えるので非常にコンパクト!!

さらに、ワームがへばりつかないように天板に工夫がされていてこれまた非常に好感触♪

ワームが張り付いちゃうと、場合によっては海にワームがぽろっと落ちてしまったり、仕切りでワームを挟み込んでしまって千切れたりとストレスになりますから(-_-;)

2つ買ってドッキングすると、こんな風に薄くて使いやすい両面開きのケースになる。

これはかなり使いやすくて、おすすめ度が高いです(*^^*)

そして、ガルプやエコギアアクアなどの餌系のワームを保管しておくケースも専用のものを用意しておいた方が絶対に良い。

大きすぎてもかさばるので、この位の大きさが丁度良いかな。かれこれはつばいされてからず~っと使い続けていますが、1度も液漏れしたりせず快適に使えていますよ(*^^*)

さて、必要な道具が揃ったところでメバルの釣り方を覚えよう!

次のページに続きます。

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