【基礎から解説!】芦ノ湖ムーチング(泳がせ)トラウトの釣り方!

先日は芦ノ湖の夏~秋にかけて楽しめるワカサギ釣りを紹介させていただきました。

徹底解説! 芦ノ湖ワカサギ釣りに挑戦しよう!

2017.09.22

ワカサギ釣りも手軽に楽しめて非常に奥が深く、とても面白い釣りなのですが、せっかく芦ノ湖に来たのであれば同時に挑戦していただきたい釣りがあります。

それがワカサギ餌で狙う、泳がせトラウトゲームです!

ワカサギが回遊しているということは、当然それを狙って肉食魚も回遊してきます。夏場のワカサギの釣れる水深が15mくらいまでの比較的浅い時は、若干深いポイントに移動してトラウトを狙う必要があることが多いです。

しかし、段々水温が下がってきてトラウトの回遊する水深が徐々に浅くなってくると、ワカサギを釣る一方で同時にトラウトを狙うことができるんですね!

芦ノ湖で釣ることができるトラウトは、レインボートラウト、イワナ、ブラウントラウト、コーホサーモン、ヒメマス、サクラマスなど、多種多彩です。

普段は管理釣り場で見かけることの多いトラウト達が、自然のフィールドで狙えるんですね。

更に、サイズも大型のものまで狙うことができ、大きなものは60cmを超えてきます。

広い湖の中を回遊して生活しているので、完全に野生化していること体も多く、魚によっては3号ほどのラインならば簡単にぶっちぎっていく個体もいます!

そんなエキサイティングで楽しいトラウトゲームを、必要な道具から釣り方までを紹介していきたいと思います。



ムーチングトラウトゲームに必要な道具と仕掛け

まずはムーチング(泳がせ)トラウトゲームに必要な道具から順番に見ていきましょう!

ロッドは穂先が柔らかく、食い込みが良いものを!

ワカサギやキビナゴを中心に、イクラやミミズなどを使って狙う釣りになりますが、まず重要なのが穂先の食い込みの良さになります。

レインボートラウトなどは比較的一気に餌を呑み込むことも多いのですが、ヒメマスなどの魚種によっては餌を咥えてもなかなか食い込まなかったり、違和感を感じると餌を放してしまうこともあります。

食いが悪いとアタリが有っても餌に傷がついているだけであったり、気づかないうちに餌だけ取られていたり・・・。

そういったことを防ぐため、違和感なく魚に餌を食いこませて、視覚的にもアタリが分かりやすいロッドが必要になります。

私がこのトラウトゲームに使用しているのは2本のロッドになります。

1本目が、船のタイラバゲーム用のものです。

ソリッドティップのシマノ製タイラバロッドに小型ベイトリールをセットしてあります。

スピニングタックルでも問題なく使用できますが、やり取りの安定性やタナ取りがベイトタックルの方がスムーズにできるので、私はベイトタックルを使用しています。

2本目がしなやかなタチウオジギング用ロッドの穂先を改造して、より食い込みを重視させたものです。

こちらもベイトタックルですが、リールのハンドルがダブルハンドルではなく、シングルの力が入りやすいパワーハンドルになっています。

どちらでも問題なく使えますので、このあたりはそこまでこだわる必要はないと思います。

先程解説させていただいた通り、穂先の柔軟さが重要になってきます。

どちらの竿も非常にしなやかなので、多少の波などがあっても餌を安定させる効果と、餌を咥えた時の違和感を消すことができます。

穂先も非常にしなやかです。泳がせ釣りで使用するロッドは、このように柔軟性を持ち合わせているものがおすすめですよ!

他にも、船の餌釣りで使用するライトゲーム用ロッドやトラウトロッド、柔らかめのバスロッドなども使用できます。まずは一度手持ちの道具があればそれで挑戦してみて、楽しければより使いやすいものを購入すれば十分だと思います!

ラインは色分けされたものを使おう!

トラウトは状況によって中層を回遊したり、底べったりを回遊したりと、生息する水深が1日の中でもかなり頻繁に変化します。

トラウトを狙う際は基本的に底から○○メートル。という形で狙うことが多いので、釣り糸にマーキング(色分け)が入っていないと自分の仕掛けが今どのくらいの位置にあるのかが分かりにくくなってしまいます。

ですので、最低でも10m毎に色分けされたものを使用し、出来れば1m毎にマーキングが入っているものを使用するとタナ取りがかなり簡単になります。

おすすめはPEラインの0.8号前後です。トラウトにしか使わないなら0.6号でも良いですし、ジギングなどの他の釣りに使いたいのであれば1号でもかまいません。

しかし、太くなってくると湖流などの影響を受けやすくなったり、底を取るのが難しくなったりします。アンカーを下ろさないで流し釣りで狙う際は、糸が太くなるとかなり仕掛けが流されるので注意しましょう。

こういったことを考慮すると、出来れば1号以内が使いやすいと思います。

私はいつもこのスーパージグマンx8を使用しています。若干高価にはなりますが、一度巻いてしまえば何年か持ちますし、強度にも非常に優れています。私は先糸としてこのラインの先に3~4号前後の糸を1ヒロ程接続して使用していますが、テンビンに直結でもそこまで問題にはならないと思います。それでも、より強度を求める場合などは先糸を付けた方が安心でしょう。

テンビンは20cm前後を基準に!

今回はテンビンを使用する仕掛けを紹介します。テンビンの大きさですが、小さすぎると仕掛けが絡まったりするので注意が必要です。大きさの基準は20cm程度と考えれば良いでしょう。

このような、よく見かけるシンプルなもので問題ありません。これは25cmのテンビンですが、非常にトラブルも少なくて使いやすいです。

このタイプも使用しましたが、これも絡みが少なくて使いやすかったですね。

釣具店に行くと、何種類もの天秤が販売されていると思います。この時、注意しなければならないことがあります。

このように、テンビンの幹の部分がばねのようになっているものは注意が必要です。以前この天秤を使用していたのですが、

アタリがないなぁと思って仕掛けを上げてみると、このようにばねの部分にハリスが絡んでいたり、針が引っ掛かっていたり。この現象が1度ではなく、何度か発生したので釣りをしていてストレスが溜まりました。

ほんの小さなことかもしれませんが、こういった点に注意するとより快適に釣りができると思います!

ハリスは2号前後、針は軽量な渓流針を基準に!

テンビンの用意ができたところで、次はハリスと針が必要ですね!

泳がせ釣りのトラウトゲームは、基本的にしっかりと食い込ませて釣っていく釣り方になるので針が呑み込まれることも多いです。

また、トラウトは歯が鋭いので、傷に強いハリスが必要です。

ですので、私の場合は2号のフロロカーボンハリスをメインで使用します。

このラインを今まで使用したことがなかったので購入してみましたが、普段はグランドマックスFXを使用することが多いですね。

ハリスの長さですが、矢引(70~80cm程)~長くても1ヒロ程あれば十分です。ハリスを長くする際は若干大き目のテンビンを使うなど、ハリスの長さとテンビンの腕の長さのバランスがトラブルを防ぐうえでは重要です。

次に使用する針ですが、渓流針の7~11号ほどをいくつか揃えておくと安心です。

食いが良い時は10~11号などの大型の針で針掛かりの良さを重視することがあります。しかし、食いが悪い時は針が大きいと違和感を感じてか、アタリが出ないことがあります。

迷った時は8号ほどの針を選び、食い渋った時は7号ほどの少し軽くて小さな針があればOKだと思います。

大き目の針はそこまで使用する機会はありません。

餌はワカサギがメイン。冷凍餌でもOK!

餌はその場で釣ったワカサギがベストですが、生きていなくても十分に魚は釣れます。

また、ワカサギが手に入らない時は冷凍のキビナゴなどでも問題なく魚は釣れました。

注意するのが餌の大きさで、芦ノ湖サイズと呼ばれる焼き物などで食べることのできるようなものは少し大きすぎます。6cm前後のものが使いやすく、10cmを超えてくると大きくなってしまうので魚の食いが悪くなる時があります。

特にヒメマスなどは大きなワカサギだと食ってこないこともあります。

餌は魚体の鼻にチョン掛けすればOKです。冷凍餌であれば背中に針を刺しても良いと思いますが、活餌の場合はすぐに死んでしまうので気を付けましょう。

また、ワカサギを活かしておく時はこまめに水を替えたり、エアーポンプで酸素を供給しておかないとすぐに弱ってしまいます。

他にもワカサギなどの餌の他に、イクラやミミズなども使用することができます。特に春先などの解禁当初などは放流された魚も多く、イクラなどがかなり効果を発揮することもありますよ!

ロッドキーパーを用意しよう!

ムーチングの釣りをする際は手持ちで釣りをしても良いですが、疲れるので置き竿で狙った方が楽に楽しめます。

ですので、ロッドを船べりに固定するロッドキーパーは必須と考えて良いと思います。

安価で使いやすいものとしては、受太郎が良いと思います。

私は欲張って2本のロッドが固定できる受次郎を購入しましたが、失敗でした。

そもそもお互いの竿尻が干渉してしまって2本出せないうえ、ロッドがV字状に広がるので安定しません。

これでは使いにくいので、皆さんは購入する際は受太郎を購入しましょう!

次に少し高価にはなりますが、ガッチリと固定出来てまず外れることのないキーパーを紹介します。

まず1つ目がチビラークですね。

こちらのアイテムはロッドのグリップに固定用のパーツを取り付けるので、まず外れることが無くなります。

船の上で使用すると、このような形になります。

このように、抜群の安定感があります!今後何度も使うようであれば、こちらの方が絶対に使いやすいと思います。

また、このアイテム以外にもダイワのライトホルダーシリーズも良いですね。

こちらは金属ボディのライトホルダーメタルシリーズですが、トラウトに使用するだけであれば金属のものまでは必要ないと思います。

私はヒラメやマゴチの釣りに流用しようと思ったのでこちらにしましたが。

チビラークは第一精工、ライトホルダーはダイワ製と、メーカーが違うのですが、ちょっとした仕様に違いがあります。

それは、ロッドをキーパーから外した時に、固定用のトリガーがロッドに付いてくるか、キーパー側に残るのか?

といったことですね。

個人的にはロッドにトリガーが付いて行ってくれた方が、片手でキーパーからロッドを外しやすいと感じているので、第一精工のラークの方が使いやすいかな?

いざ実践!ムーチングでトラウトを釣ろう

道具の紹介が終わったところで、続いては釣り方に入っていきます。

春は浅棚、夏は深場。秋は徐々に浅棚を釣る!

基本的に、トラウトは水温が低いと浅い所にまで餌を求めて回遊してきます。解禁当初は水深2~3m程の場所でも釣れるため、餌釣りでなくミノーやスプーンなどのルアーのキャスティングゲームでも狙うことができます。

その後、水温が高くなってくると徐々に深い場所へと生活場所を移し、夏のワカサギ釣りが7~8月頃に開幕します。

私が芦ノ湖に通うのは、このワカサギが釣れるシーズンが多いです。7~9月中旬くらいまでの高水温期にはワカサギが浅棚、トラウトは深棚を回遊するので、同時に狙えないことも多いです。

ワカサギを釣っているとトラウトが掛かってしまうことはありますが、狙って釣るとなると少し深い場所を狙う必要があります。

この時期のトラウトは水深18~20m前後を回遊することも多いので、ワカサギが釣れる場所とは少しずれていることが多いんですね。

その後、気温が下がってくると、トラウトの泳層が徐々に浅くなってきて、ワカサギの釣れるタナが若干深くなっていきます。

10月くらいにもなると、ワカサギとトラウトの生息場所が重なることも多くなり、ワカサギを狙いつつトラウトを同時に狙えます。

9月に釣行した時の、比較的浅い場所に群れるワカサギの群れです。ワカサギの群れの上に、中型の魚らしき反応が出ていますが、食いつかせることができませんでした。トラウトやブラックバスなどではなく、コイなどだったのかもしれません。

この時トラウトが釣れたのは水深18m~23m程の少し深い場所でしたので、ワカサギのいる水深とはかなりズレていました。

棚は最低でも底からハリス分は上げる!

特にアンカーを下ろして釣りをする場合ですが、いったん底に仕掛けを付けて棚をとる時、ハリス分は仕掛けを湖底から上げることが重要です。

そうしないと、場合によっては餌が湖底に横たわってしまい、回遊するトラウトに発見されにくくなる場合がありますからね!

基本的には、餌が湖底から50cm~1m程は浮いた状態の方がアタリが有るように思えます。

魚探をお持ちであれば、反応が出た水深に合わせて仕掛けを調節したり、ゆっくり誘い揚げたり落とし込んだりすると効果的です。

特にレインボートラウトは動いているものに良く反応する傾向があるように思います。食わなくても仕掛けをいったん上げて落としなおしたりするとあっけなく食ってくることがありますよ!

また、一概には言えませんが、レインボーばかりが釣れるときは一段深い水深の場所で釣りをします。

そうすると、

ブラウントラウトや

イワナなどが釣れるようになることも多いですね!

特に、岩のゴロゴロと転がっている深い場所はイワナやブラウンが多いです。どの魚もとても引きが強く、食べても非常に美味しいですよ♪

アタリが有ったらすぐにはアワセない!

釣りをしていて穂先に微妙な変化があった時は、いきなりアワセを入れずにまずは様子を見てみましょう。レインボーなどの場合は一気に引き込むこともありますが、なかなか食い込まない時も多いです。

すぐにアワセを入れてしまうと、餌だけ取られてしまったり、バラしやすくなるので注意が必要です。

まずは様子を見て、ロッドキーパーからロッドを外して手持ちで魚の感触を確かめます。ゴツゴツという感触があれば、ゆっくりと糸を張っていってタイミングをはかります。

糸にテンションを掛けることで、魚がしっかり食いなおすことも多いですよ!

そのまま重さが乗ってきたら大きく合わせを入れてやり取り開始です。大型のレインボートラウトなどはかなり引きが強く、場合によってはアンカーロープに糸が絡まってしまったり、同行者の仕掛けに魚が絡むので注意しましょう。

基本的には根に突っ込むようなことはないので、ゆっくりとやり取りすれば大丈夫です。

最後はネットを使ってキャッチし、持ち帰る際は血抜きをしておくとより美味しいと思います。

この日は少し厳しめでしたが、それでもボチボチとトラウトの反応があって楽しめました。餌だけ取られることなどもかなりあったので、アタリ自体はとても多くてテクニカルな釣りでした。

良い時は10匹以上釣れることも十分にありますので、クーラーボックスは少し大きめを用意した方が良いでしょう。また今回出会うことはできませんでしたが、状況次第では全身がトロサーモンのヒメマスや、サクラマスなども一緒に釣れますよ!

是非皆さんも芦ノ湖でトラウトのムーチングゲームに挑戦してみてはいかがでしょうか?

ワカサギ釣りと合わせて楽しめば、最高の休日が過ごせますよ。

 

 

 

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