シマノ ステラ4000XGインプレッション シマノ14ステラを酷使するとこうなる

シマノ14ステラを使い込むとこうなる

今日は釣りに行く時間がなかったので、リールのインプレッションをしてみたいと思います。私が普段サーフなどで使っている14ステラ4000XGについてです。

このリールは発売と同時に手にしたので、すでに3年ほど経過していると思います。

この間、使った回数は数知れず、何百回と使ったと思います。

主にサーフのルアーゲームのほか、琵琶湖のブラックバス釣りやボートのライトジギングなどにも使ってきました。私は04ステラから使い続けているのでこれで4代目になると思います。

それではさっそく見ていきましょう！

まずは巻き心地ですが、これはさすがシマノというべきでしょうか。

全くガタもなく滑らかな巻き心地を維持しています。

私は傷などには細心の注意を払いますが、使う時はとことん力をかけて使うので、弱いリールだとすぐ壊れます。

ドラグなども基本的には使わないので負担がモロにリールに来ます。しかし、一度も分解メンテナンスはしていませんが問題なく、巻き心地も快適です。

これは今までのステラとは大きく違い、進化しているなぁと実感しています！

巻き心地は合格。しかし・・・

巻き心地やライントラブルに関しては全く不満はありません。

ここまでは満足している部分なのですが、長く使ってみると欠点も非常に見えてきます。

それは、まずボディーの素材の問題。

ちょっとこれはひどいかなぁと思います。こちらも同様に1年ほど使っていると、プツプツと気泡が発生したような状態になりだんだんと酷くなっていきました。私は釣り道具は公平な目で見たいのでイグジストも所有していますが、ザイオンボディーの為かこのような腐食を起こす様子は全く見られません。

そして、なぜか夢屋スプールにのみ起こる症状なのですが、ラインを挟む周囲の部分が腐食して欠けてきます。

ラインストッパーがそもそも挟みにくいことは有名ですが、以前一度クレームで新品に交換させていただいたのですがやはり同じ症状になりました。

交換する前のスプールはこの欠けた部分がどんどん広がっていき、腐食の範囲はこの3倍以上にはなったと思います。

最後に、問題のラインローラーです。挟みにくいラインストッパーとともに、どうしてこういう風になったのかわかりませんが、明らかに改悪です(笑)

純正のメンテナンスフリーのラインローラーはきちんと水洗いしても10回も使えばすぐ潮ガミしてしまい使い物になりませんでした。

1週間毎日使うと、2週間もするともう駄目になっていました。

結局3回ほどパーツを取り寄せて修理しましたが、毎回高いお金を払うのも無駄に思えたため、10ステラのラインローラーのパーツを取り寄せ、ベアリングは工業用のステンレスベアリングを使用し、シマノの純正特殊防水グリスを使って使用しています。

こちらにしてからは潮ガミも減少し、万が一錆びてしまっても1個200円もしない価格のベアリングなのでどんどん新品に交換していけます。

14ステラインプレまとめ

ギアを中心とした巻き心地や負荷をかけても巻きが重たくならないボディーの剛性に関して言えば非常に満足しています。これだけ使ってもガタが全くないのは正直驚きました。

以前のステラはギアの高度を上げたため巻き心地が犠牲になったりすることもあったので、そういった点を考慮すると非常に完成度が高まっていると思います。

一方、潮に対する性能面は満足できるものではないと思います。

ひどく腐食をしている部分も見受けられますし、スプールが腐食して欠けが発生するなどハイエンドとしてはあってはならないような事も起きています。

正直、私の使う回数が多すぎるというのもあると思いますが、私はそれを考慮したうえで信頼できるものをそれなりの対価を支払って使っているわけですので今後改善してくれたらうれしいなぁと思います！